いつになったらこの話がおわるのか？
さて前回の続きです。
飛行機の搭乗ゲートの待合に汗だくでたどり着いた私達。
そして自分の乗る飛行機がどうなっているのか？
沢山の人達で込み合っているのですが 急いでいるのと 少しパニクっているので
何を見ればいいのかわかりませんでした。
とりあえずまだ間に合うかもと 制服を着ているおばさんにチケットを見せてみたら
何かを教えてくれるのですが 早口の英語で意味が分からない・・・。
私の顔を見て 意味を理解してないと気づいたおばさんは
私を液晶画面で時刻表が出ている場所まで連れて行ってくれて
ゆっくりした英語で説明してくれました。
「あなたの乗る飛行機は遅れてて まだ乗れないから安心していいのよ！」と
「ここから出発するから この待合で待ってればいいから。」と
一気に力が抜けるような気分でした。
良かった～！ありがとう！あろがとう！と喜ぶと そのおばさんも顔をくしゃくしゃにして笑いながら
「良かったね～！間に合ったね～！」と言ってくれて。
この話を主人にすると 汗だくで水でも浴びたのか？という主人の顔もやっとほころびます。
二人で一安心して さていざフェニックス空港へ！
フェニックス空港からはバズでセドナまで２～３時間。
私達はちょうど帰宅ラッシュにはまり 3時間以上かかりました。
ちなみに私が利用したバスは予約制のバスで 目的地のホテルや家まで送り届けてくれるバスです。
ACE Xpress というバスです。
予約が必要ですが目的地まで送迎してくれるので便利ですよ。
私達夫婦以外はみんなアメリカ人で自分の家に帰る人達ばかりでした。
そしてびっくりしたのはアメリカ人はよくしゃべる！しゃべる！
もちろん私もよくしゃべりますが 他人でもおかまいなしに話しかけてきて
3時間ずっとしゃべっているんです！！！
日本から来た私にも色々な質問が飛んできます。
最初は楽しく話していましたが なんせ長旅で疲れているのと
英語を話す習慣がないので 長い 長～い話に徐々に疲労が・・・。
寝たふりをしてもおかまいなしに話しかけてくる・・・
とてもフレンドリー しかし空気読んでよ！
でもその中の空気読めないアメリカ人のおばさんが セドナのレストラン情報を教えてくれました。
ここは美味しいけど高くて量が少ない
ここはまずいよ～！
このお店は美味しくてコスパが良い！
私達がセドナが初めてなので 色々と教えてくれます。
その話には興味深々で聞いてました。
でも最後の方は疲れがピークで放心状態でしたが。
さて真っ暗になった頃にセドナに着きました。
ホテルに到着したのが夜8時過ぎだったかな？
ヘトヘトヘロヘロです。
予約はネットでしていたので大丈夫かな？と少しドキドキでしたが これも無事クリアーで
部屋に入ってほっと一息。
お腹は減ったけど もうどこにも行く気になれません。
こんな事なら空港でサンドイッチでも買っとけば良かったな～と
セドナは夜が早いので 8時過ぎからの食事はステーキかバーみたいなメキシカン料理しかない
車があればあるのだろうけど セドナには流しのタクシーは無く
全て予約制のタクシー 何となく日本の白タクみたいな感じかな？しかない。
歩いては評判の悪いタイ料理か こってりなステーキの店が開いているようでした。
日本からレトルト食品を持ってくれば 何とかなったのかもと思っていたら
主人が何かないか外に探しに行くと・・・
そう主人はバスの中でずっと寝ていて 少し疲れが取れたみたいです。
皆も主人は英語が出来ないと私が言ってたので だれも話しかけない・・・。
何もないとは思うけど行ってみる・・・と。
そしてしばらくすると主人が帰って来て 手に何かを持っています。
モロッコのカサブランカでもオフィス街にあるホテルで
見渡す限りお店が無い所で英語も フランス語も アラビア語も出来ない主人が
美味しく冷えたフレッシュオレンジジュースと 焼きたて熱々のピタパンサンドを
閉まりかけていたお店で買って来てくれた人だから
手ぶらでは帰らないのがすごい！と思いました。
「ケーキ屋さんの電気しか点いてなくてね・・・閉まってたけど開けてくれて・・・。
でもケーキしかなくて 仕方ないからケーキを買って来たよ。」と
ケーキでも腹ごしらえ出来る！！！と喜びながらチョコレートケーキを一口・・・・
「甘い！！！甘すぎる！！！砂糖の塊を食べるかのごとく甘い！！！」
せっかく買って来てくれた主人には申し訳ないのですが 甘さが・・・。
私は日本のケーキでも好みがうるさいのと あっさりしたケーキが好きなので。
やはりアメリカ！甘さと重さが違う！！！
こんなの食べてたら病気になるぞ！
甘党の主人も甘すぎるな～と
でもお腹が減ってるから珈琲を飲みながら流し込んでいました。
私はしかたなくきな粉を・・・
疲れたりストレスを感じると きな粉が食べたくなるので
この旅行にも小分けタイプのきな粉を持参してました。(砂糖も何も入っていないきな粉です）
そのきな粉を１０ｇ入りの袋を１袋食べて就寝。
つづく
