癒しの樹日記

身近な情報や日々感じた事を書いていきたいです。

幼児期の忘れていた記憶 2

2012-03-30 15:43:57 | 伝えたいこと

さて前回のつづきです。

 

実は今までも、観る必要があるかな?と思った時に、

何度も何度も観ようと試みました。

が、観れない・・・何も教えてくれない・・・。

父との関係については良くなったし、なにより私が父の顔を思い出しても笑顔になっていたので

もう何のわだかまりも、怒りも、恐れもないと思ったんです。

 

昔は、父の顔や名前の文字を見ただけで、ドン!と身体が重くなり

イライラしたり、急に喧嘩したくなったりと・・・。

顔も思い出すのも嫌なら、声も聞きたくなくて、電話も着信拒否をしたりしていたくらいです。

嫌いを通り越して、気持ち悪い人であり、

敵!でした。

悪魔=父 邪悪な鬼=父 ゴキブリ=父 でした。

まあ えらい言われような感じですが、数年前までそう思っていました。

もちろん私は、賢く行動し、本人にはそれを悟られないように、最新の注意はしていました。

 

それがある事をキッカケに、その思いが無くなったんです。

 

癌かもしれない・・・いや!これは癌ですね!と医師に宣告されてから

色々な事が出てきて、そして結局は癌ではなかったのですが。

ちなみに癌ですね!と言われたのは、父では無くて私です。

さすがにその時は、言葉が出てこなかった事を思い出します。

須磨の病院で検査してもらったので、そのまま須磨海岸で う~ん!と深刻に考えだしたら

急に、海岸中の鳩達が、私の所に来て、

私を囲んで

私の方を観て

いっせいに鳴きだした風景は

今でも忘れません。

 

鳩の数の多さや、近さ、そしていっせいに何かを訴えてくる鳴き方に

ビックリしてどうしたらいいのか分かりませんでした。

最初は餌なんか無いから、どうしようか???と 鞄を開けて「ごめん 何も持ってないの」と。

餌目当てかな?と思っていたら、急にいっせいに飛び立って・・・

何だ???と思いながら、気を取り直して・・・

私が癌か・・・と、また深く悩もうとしたら・・・

鳩が!いっせいに飛んで来た!  

と思ったら、同じように私の周りに輪になって、こちらを向いて鳴きだします。

 

「わ~!!!だから何???」とあまりの数の多さに、ビックリ!!!

そして、何も考えられない状態になると・・・また塵じりに、色んな方向に飛び去ります。

・・・こんなの初めてだ・・・と!気を取り直して・・・私が癌か~!と思った瞬間・・・。

同じような事が起きます。

さすがに同じ事が、数分間の間で3回もあると、鳩はメッセンジャーだと気づきます。

「その事を深く悩むな!大丈夫だから!」と言われているのが分かりました。

大丈夫なの?と鳩に聞くと・・・沢山の中のたった1羽だけいた、真っ白い鳩が鳴きながら

私のすぐ横まで近づいて来ます。

私の顔を見ながら・・・。

それでとりあえず、癌なら全摘すればいいだけか・・・。

悩むのはよすね。

と言うと、またいっせいに飛び立って行きました。

 

鳩に教えられる私って・・・

何か嬉しいな~ と 気分が明るくなったのを思い出します。

鳩さん達ありがとう!

 

何事もとらえ方なんだな~と その時、深く気づきました。

病気が見つかって、悩んで、苦しんでも何も始まらない。

それを鳩達は教えてくれたんです。

 

そしてその日に母に報告したら・・・母パニック!

父に秘密にして!と頼んだのに・・・数十分後父に話して大騒ぎ。

その後、色々なスッタモンダがありまして、父のおかげで誤診だと分かり、

その後、癌ではないけれど、筋腫と卵巣脳腫を取り、入院→退院しました。

それは話せば長くなるので、また必要があるな・・・と思えばブログで書きますね。

 

そして筋腫が摘出されて、まだ麻酔が覚め切らぬ時に、父の顔を観た瞬間

不思議な事に気づきました。

ムカつかない!

可愛く観える・・・。

え???可愛いだれが???父が・・・。

何で~!!!!!!!

 

と、もうろうとしながら、自分の思考にビックリしていました。

色々と手配してくれたからやね~!と思ったあなた!私の恨みはそんな事くらいじゃ消えません!

たぶん土下座されて、あやまられても許したいと、思えなかったと思います。

全財産貰っても、どんなに私の為に何かをしてくれたとしても同じだと思います。

 

でもその時から、父は嫌いな人では無くなりました。

でも大好きではなくて、まあどうしようもない性格だけど、親だから好きかな

くらいになったんです。

それはすごい進歩でした。

 

だってね!ゴキブリが可愛いと思えますか?

やっぱり汚いと思うでしょう?

それと同じレベルだったのに(ごめん父!)

実は、手術前に父と母との因縁がある前世を観ていました。

そしてその想いを手放した後に、すぐ手術だったんです。

これも話せば長くなるので、はしょりらせてもらいます。

 

それ以後、父の話は苦手な私だったのですが、好きになったからか?

時々食卓でも、遊びの時でも父の話題を自ら出すようになりました。

以前は、父に似てると言われると内心「てめえ!話せなくしてやろうか!え!」 とか思う暴力的な私でしたが、

今では、嬉しく思えるんです。

この変化に一番自分が驚いていたんですよ!!!

 

なのに・・・なのに・・・まだ あるの・・・

と 思っていたんです。

 

今日は疲れたので 次回につづく