らん・らん・ランニング

かなり適当で軽ーいランニング日記
ただいま、ランナー復帰に向けて始動中!!

大会ドキュメント:第26回つくばマラソン(前編)

2006-12-03 01:45:10 | 大会ドキュメント
4時過ぎに起床。眠い、眠い。今日はつくばマラソン。満を持して出陣です。昨年より、スタート時間が1時間繰り上がり、9時半となったことから、早起きを強いられることとなりました。昨日の残り物のカレーを食べながらテレビを見ると、フジテレビで目が不自由なランナーのドキュメンタリーをやっていました。大会の朝でもあり、力が入って見入ってしまい、あわや予定の電車に乗り遅れるところでしたが、無事出発できました。

久々のフルマラソン。目標時間は3時間45分。キロ5:20ペースです。レース前2週間、カゼで思うように練習ができなかったこともあり、ギリギリの目標との認識です。緊張感が高まります。しかも、サブフォー狙いで3月に参加した荒川マラソンで、強風との戦いに敗れ、苦節数ヶ月。今度はどんな失敗レースであったとしてもサブフォーだけは到達しなければなりません。そんな思いが、否応無く緊張感を高めます。思えば、走り始めて1年8ヶ月。昨年のつくばが、初マラソン。3回目のフルマラソン。少しはまともにランナーらしくなってきたなーと。それゆえ、結果を出すことを強く意識しだしているのかもしれません。

秋葉原で、つくばエクスプレスに乗り換え、会場に向かいます。電車内はランナー達の高揚感やら緊張感やらで異様な空気。友人たちとのおしゃべりでさらにテンションが上がっています。ラッキーなことに座れたので、この空気から逃れるために、ひと眠り。このおかげで、少しすっきりし、緊張感も和らいできました。いつも一緒に大会に出ている友人は、カゼのためダウンで不参加となりましたが、会場で、会社の同僚ランナーMariさんと待ち合わせです。シャトルバスに乗り換えると、一足早く会場入りしたMariさんから「寒いです!」とのメールをいただきました。。。今日は寒いレースのようです。。。

レース2時間前の7時半、会場に降り立つと、確かに寒い!!昨年のつくばはあったかかったこともあり、Tシャツにトレーニング用の薄手のジャージに薄手のウインドブレーカーの井出達で会場入り。この格好では、寒くてたまりません。防寒を考えてくれば良かったと、後悔です。せめてカイロでも途中で調達すべきでした。Mariさんとは難なく落ち合うことができたものの、あまりの寒さに、すく更衣室に逃げ込むことにしました。
更衣室は、もうすでに8割埋まっている状態。私も場所を見つけて、まずはおにぎりとバナナを食べ、エネルギー補給です。今朝は朝食が早かったですからね。それからは、いつものように着替えです。しかし、更衣室も寒い寒い。身体がどんどん冷たくなっていきます。散々悩んだ挙句、長袖シャツ、短パンで走ることをチョイス。念のため手袋を持ってきていたので、今日は手袋をして出走です。これで、レース中の防寒はOKです。しかし、今現在の防寒はNGです。あまりに寒くて、レース前、トイレに2回も行ってしまいました。ストレッチをしても何をしても、身体は温まりません。。。少し走ってアップをすればよかったのでしょうが、小とはいえマンモス大会のトイレは大行列。思いのほか時間をとられ、走って身体を温めるアップをする時間がなくなってしまいました。まったく、悪循環です。Mariさんもトイレの大行列にはまってしまったようで、結局レース前にゆっくり話をする時間がなくなってしまいました。
今回のつくばは、荷持預けも大渋滞。昨年の男子更衣室に使っていた体育館を荷持預け場所にしたのですが、入り口出口が狭い一箇所だけで、大きな荷物をもって、入ろうとする人と、出てくる人がぶつかり合い危険な状態でした。。。来年は最低でも、入り口出口の分離はしてほしいものですね。

そんなこんなを乗り越えて、スタートラインに向かいます。4時間以内のプレートの真ん中あたりに滑り込み、時計を見るとスタート15分前です。しかし寒いです。その場でジャンプをしたり、軽く屈伸をしたりして身体を少しでも動かしてみましたが、どんどん冷えていきます。まわりにはランシャツランパンの人もいます。寒くないのかなー。スタートが待ち遠しくなります。だんだん震えが出てきました。最悪です。レース前の防寒や、アップを確りしておけばこうならなかったのかもしれません。本当にレースではいろんなことを学びます。これから始まるレースのことよりも、寒さのことで頭がいっぱいです。
そんな時間を過ごしていると、前のほうで、かすかにピストルの音がしました。スタートです。固まりかけた身体を少しずつ前に進めます。スタートまでの数分は勿論、歩きペース。スタートラインもかろうじて走っているペースで通過です。さあ始まりです。

ゆっくりではありますが、人の波がペースを刻みだします。しかし、まだ、震えが止まりません。振るえと共に、大学構内の5kmぐらいの周回コースをゆっくり、ゆっくり走ります。大勢のギャラリーが、一生懸命応援してくれています。大きな大会の凄みですね。応援の多さは。2,3キロ進んでやっと震えが止まり、ランニングっぽくなってきました。(笑)ま、震えていたおかげで、変な気負いも無く、スタートできたかもしれません。ま、これも、ありですかね?!しかし、またまた、トイレにいきたくなってきました。。。震えの次はトイレときました。諏訪湖ハーフといい、最近、トイレコントロールうまくいきません。(笑)

徐々に走りやすくなり、気がつくと5km地点。Lap27:31
トイレに目をやると、結構列ができています。まだ、そんなにひどくないので、次回に持ち越しとしました。(笑)最初の給水を終え、大通りへと進みます。昨年も思いましたが、ここが結構渋滞します。片側2車線の大通り(学園東大通り)の、1車線のみ開放します。従って、意外と狭く、歩道を走る人も多くいます。ここは我慢のランを強いられてしまいます。今回はとにかくイーブンペースで走り切りたいと思っているので、ここは無理せず、Jog気分です。
しかし、頭の中はトイレ戦略中です。(笑)トイレは10km地点あるはずですが、空いているかなー、と考えながら走っていると、左前方にガソリンスタンドが見えてきました。よく見ると、ガソリンスタンドに向かって、突っ込んでいくランナーがいます!あっ、トイレですね。私も、そのガソリンスタンドでトイレを借りることにしました。(本当は、大会のトイレ以外を借りるのは良くないのでしょうが、、、)タイミングよく、すぐにトイレを借りられ、ガソリンスタンドの皆さんに感謝感激です。ありがとうございました!
おもいのほか早く悩みから開放され、ここからはレースに集中です。身体もやっと汗をかき出しました。

大通りをはずれ10km地点、Lap26:03 (Split 53:34)で通過です。
ペースも順調で、リラックスして走れます。正直、楽にすら感じます。でも、ペースは抑えて抑えて。相変わらず、歩道を走っている人もいるぐらい、混んではいますし。
左折し、学園東大通りを離れ、混雑から開放です。エイドでバナナをゲット。結構おいしいバナナでした。見た目もむらのない黄色がきれいで、いかにもいいバナナって感じです。

15km地点。Lap26:39 (1:20:13)
予定通りのペースで来ています。いい感じです。余裕もあります。淡々とペースを刻んでいきます。
再び、左折です。この辺に来ると応援も、ほとんどいないエリア。さびしいですが、淡々と走るしかありません。周りとのペースも合ってきているので、あまりいろいろ考えることなく、走れてはいますが。給水は毎回スポーツドリンクをチョイスしつつ、寒いので飲み過ぎない程度に、2口ぐらいだけ飲みます。まだまだ、余裕感があり、30キロ走の成果かなーなどと考えるゆとりすらありました。

20km、Lap26:04 (1:46:18)
この前後で先頭集団とすれ違ったように思います。赤いウエアの女性白バイ2台がトップランナーを先導しています。当たり前ですが、速いです!ダッジュをしているとしか思えません。。。今年からコースが折り返しコースに変更になり、10km地点から20km過ぎの折り返しまで、コースが重なります。
しかし、トップランナーの力強い走りを見ていると自分の走りの頼り無いこと。少しは力強さがほしいものです。
しかし、この辺から時間の感覚に変化がでてきました。。。マラソンの魔の世界にようこそ!って感じでしょうか。さっきから結構走ったつもりなのに、まだ、折り返し地点に到達しません。時間がゆっくり流れ出しました。。。

<つづく>

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