みちのくレースのおたのしみ

岩手競馬にまつわるあれこれ。とか。

ばんえい発売

2007年01月05日 | 岩手競馬
 レディースジョッキーシリーズ、皆川騎手頑張りました。名古屋の1戦目はスタートで躓いたのが痛かった。2戦目は、馬をなだめながらよく持ってきたと思います。結構難しい馬だったように思うけど、皆川さんが帰ってきたらいろいろ聞いてみよう。
 名古屋行きたかったなあ。でも開催中日が1日では前後の日程的に手も足も出ない。1週間ずれていてくれれば・・・ブツブツ・・・。



 この2~4日の3日間、岩手でもばんえい競馬の場外発売がありました。その岩手での売上げのお話です。
 まず2日の帯広記念。レーストータルで6371万、岩手679万。3日の銀河賞は岩手分830万、4日ホクレン賞は同じく830万でした(銀河賞・ホクレン賞の全体売上げ、“らしき”数字を貰ったけどそれでいいかどうか自信がない。それぞれ3589万・2200万でいいんでしょうか?)。
 4年前、やはりお正月にばんえい場外をやった時には、確か帯広記念が岩手で2000万だか売れたそうですが、さすがにそれほどではないにせよソコソコ売れた感。発売のタイミングが「岩手の最終レース後」、もう薄暗くなって寒い寒い中ですからねえ。
 競馬場・テレトラック別でみると(ざっと)水沢>盛岡>三本木≧横手>その他って感じなんですが、これはばんえいファンが云々というよりは居心地がいい・滞留しやすい順に売れた(お客さんが残ってくれやすかった)のではと思います。



 ばんえい競馬の場外発売、あちら側はこれまでも乗り気だったんだけれども、こちら側があまり乗り気でない、という噂を聞いた事があります。
 それは日程的なものとか売上げのバランス的なものが理由らしいのですが、ばんえい競馬が窮地に追い込まれている今、岩手もたいへんなんですけど、その辺再考できないものでしょうか。

 例えばばんえい競馬が計画してダメだった(のかな?まだ継続中?)青森場外、岩手には青森県内に十和田・つがる、実質青森用の種市と場外がありますから、これを使ってもらうという手はないものでしょうか。
 宮城県のTT三本木なんかも草輓馬の盛んな地に近いですし、ここで売れれば売上げ的にも宣伝的にもプラスになるのでは。
 どうせ土日月で開催日が被っているんですから、いきなり全レースサイマルは無理でも、例えば全競馬場・TTではメインのみサイマル、上記のテレトラックでは全レースサイマルとか。
 JRAの全場サイマルとか競艇・競輪のサイマルのやり方と一緒で、発売所の一角に専用の自発とモニターを設置して・・・というやり方でいいんではないかと思うんですよねえ。



 一昨年になりますか、テシオでも西弘美騎手を採り上げさせて頂きました。西騎手は岩手県の旧大野村出身で、裸一貫でばんえいの世界に飛び込んだ方。
 先日2000勝を挙げた鈴木勝堤騎手も旧宮守村出身、一時は岩手競馬で厩務員をされていたという話も聞きました。
 岩手や青森・宮城といった岩手競馬のエリアと、ばんえいと縁の深いエリアは意外と大きく重なっているものです。
 現時点ではばんえい競馬が南関との連携を強化する方向に動いているようで、それならそれで南関さんにおまかせ、となるのでしょうが(ばんえいがナイターになったら、例え岩手でサイマルしても売上げは多くは望めないと思いますし)、決して縁がないわけではない東北の地から支援の声を挙げる事は、できないものでしょうか。