イワシの翻訳LOVE

はしくれトランスレータ「イワシ」が、翻訳への愛をつれづれなるままに記します。

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ラーメンと翻訳の関係

2006年04月12日 01時00分11秒 | 翻訳について
ラーメンが好きで、ラーメン本を頼りに食べ歩きをすることがあります。
初めての店に入ると、店員さんの顔つきや、はやり具合、
ほかのお客さんの様子から、この店が当たりかどうかを予想します。
それから、メニューを眺めて、これだ、という品を注文します。
私にとってはなんともいえない緊張感を感じる非日常の瞬間です。

当然、期待通りの味で満足する場合もあれば、そうでないこともあるのですが、
いつも思うのは、美味しいラーメン屋さんと良い翻訳者は似ているということです。
ちょっと強引な結びつきなのですが。。

たとえば、20年もやっているラーメン屋さんでも、
あまり美味しくない店はたくさんあります。
逆に、初めてまだいくらも経っていないお店でも、
これはすごい、というラーメンを食べさせてくれる店があります。
その差は、きっとおいしいラーメンをお客さんに食べさせたい、
という店主の熱意、ラーメンLOVEだと思うのです。

確かに、経験は大事です。翻訳者も、経験がものを言う世界です。
どれだけ語学ができても、専門知識があっても、経験のない人は、
あれっ?というような簡単なミスをしたり、
かゆいところに手が届かない訳をしてしまいがちです。

けれども、わたしが思うに、たとえば3年くらいの経験者であれば、
そこから先は、どれだけ日ごろから良い訳文をつくるために努力しているか、
そこが良い翻訳者とそうでない人の分かれ目になると思うのです。

良い訳文を読み手に届けたい、美味しいラーメンをお客さんに食べてもらいたい、
この気持ちを毎日持ちつづけることができるかどうか、
そこが大切なのだと、麺をすすりながらいつも考えています。

まあ、あくまでそれは理想であって、私も常にそんな純粋な気持ちで毎日仕事が
できているとは思えないのですが、ほかの職業の人の働き振りから、
いろんなことを学びたいと思う今日この頃なのでした。


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