イワシの翻訳LOVE

はしくれトランスレータ「イワシ」が、翻訳への愛をつれづれなるままに記します。

Head First Rails ―頭とからだで覚えるRailsの基本 1月中旬に発売開始!

2010年01月10日 10時27分44秒 | Weblog
オライリージャパンの人気シリーズ待望の新作、『Head First Rails ―頭とからだで覚えるRailsの基本』が、ついに2010年1月中旬に発売されます。

本書はタイトルの通り「頭とからだ」を使って実際にRailsアプリを開発しながら、楽しく学習を進めていけるようになっています。様々な登場人物たちと一緒に、ワクワクした気持ちでRailsを学べること請け合いです。同社の敏腕美人編集者Kさんの熱い想いが込められた、渾身の一作! Ruby on Railsに関心のあるみなさん、ぜひ本書を手にとってくださいませ。

監訳・監修はRubyコミュニティーで積極的に活躍されているこの道の第一人者、気鋭のRailsプログラマ/Railsコンサルタントの松田明さんです。私は翻訳を担当させていただきましたが、ほとんど松田さんの訳であると言っても過言ではないほど、詳細かつ情熱的なレビューをしていただきました。

私の訳のまずいところはもちろん、原書のエラー(英語の表現、コーディング)についても徹底的なチェックがされたことにより(本家アメリカの本書のサイトにも、松田さんが報告したエラーが多数掲載されています)、情報の正確さという意味においては、訳書が原書を越えるという希有な(そして理想的な)例が実現しました。Kさんの並々ならぬ情熱と、松田さんの卓越した見識により、用語からコードにいたるまで、日本の読者のことを考えた細かい配慮がたくさん詰まった、かつ訳文も非常に読みやすいお買い得の一冊となっております。読者のみなさんには、安心して本書をお楽しみいただけると思います。

本書の対象読者は、

「多少のHTMLの知識と多少のプログラミング経験があり、Railsを使って短時間で「かっこいいウェブサイト」を作りたいと考えている方」

です(が、広義での対象読者は「財布の中に3,990円以上の現金が入っている方」と「クレジットカードを所有している方」すべてです)。

Railsを学びたいと思っている方、すでにRailsを使って開発をしている方、ぜひ本書のご購入をご検討くださいませ!


『Head First Rails ―頭とからだで覚えるRailsの基本』
David Griffiths (著)、松田 明(監訳)、児島 修 (翻訳)
出版社:オライリージャパン