イワシの翻訳LOVE

はしくれトランスレータ「イワシ」が、翻訳への愛をつれづれなるままに記します。

忘年会シーズン到来

2008年12月10日 17時18分19秒 | Weblog
二日続けて忘年会があり、仕事も忙しく更新が滞ってしまいました。すみません。

月曜日、秋まで勤めていた翻訳会社に挨拶に行く。この不況で、業界も大変シビアな状況にあるようだけど、この会社はきっと生き残っていけると確信している(本当に、優秀でいい人が多いのだ)。ランチをしたり、打ち合わせをしたりしているとあっという間に時間が過ぎて、夕方になってしまった。急いで神楽坂に向かう。某出版翻訳関係の忘年会に出席するためだ。

この会に参加させてもらうのは昨年に続けて二回目だ。編集者、エージェント、翻訳者が総勢百名ほど集い、立食式でパーティーが催される。僕は前回に引き続き、末席を汚す者としての参加だ。前回と異なるのは、自分の現在位置を少しだけ客観的にみられるようになったことだろうか。去年はビッグネームの方々にご対面して、嬉しさのあまり少し浮足立ってしまっていた。こちらは相手のことを知っていても、向こうは微塵も知る由もないし、こちらが相手に何かcontributeするものを持っていなければ、やたらに挨拶したって相手にとっても迷惑だ。だから、少し気持ちを抑え気味にして、自然に会話に加われたときに、名刺を交換し、その関係をできるだけ今後につなげられるように、大切にしたいと思いながら話をした。この会の趣旨にもあるように、これを単なる名刺交換の場で終わらせてはいけない。今後、こちらから相手が喜ぶような情報を提供することが大切だ。少しずつそうした作業を始めたい。そして、3年後、5年後には何かを積み重ねていたい。そう思いながら、先達たちの後ろ姿を眺めていた(それだけでも十分、自分にとっては価値があった)。来年この会に参加させていただくとき、どんなことを思うのだろうか。

火曜日は、某翻訳学校のゼミの忘年会。フィクションのクラスなのだけど、経験ある実務翻訳者の人も多く、また当然読書家も多い。人生経験も僕よりはるかに豊富な方ばかりで、話しをしているととても勉強になる。先生もとてもいい方だ。受講してよかった。年明けの一回目は自分が当番になった。気合いを入れなければ。

自分なりに課題は明確になっている。ゴールもかなりクリアになってきた。それをステップ化して、自力でひとつひとつ登っていくこと。仲間の力を借り、助け合いながら。少し早いけど、来年も、自らを高め、仲間を大切にし、そしてまた新しい出会いがあることを祈って頑張ろう。

そんなわけで、だんだん忙しくなってきた。やるぞ~!! いろいろと!! 忘年会があと3つあるし、体調管理にも気をつけないと!!