帰りはバスの便がよく12時にはアムステルダムの中央駅に戻ってこられた。
駅前近くでハンバーガーを食べる。ここのウェートレスもミニスカートだった。
ダム広場に行く途中、Fumiは赤い木靴を買った。
そして彼女はそれをはいて歩きだした。
木靴ははいて歩くとカラカラと音がする。
誰にでも聞こえる音だ。
周りの人たちはおかしな日本人を立ち止まり、振りかえって見て笑った。
ダム広場はヒッピーのたまり場と聞いていたが、寒いせいかあまり人がいなかった。
レンブラントの家に向かう。
ダム広場から向かう途中には狭い道だがお店がかなり並んでいる。
その中の一軒でかばんやで、Fumiは黒いボストンバッグを買った。
買い物がすごすぎてもうスーツケースの中にははいらなくなったのだ。
だいたいFumiは始めからスーツケースはパンパンだったし、分厚いドイツ語の本とかはと時計2つとかやたらに買っていたのでよくここまで荷物を運んできたと思う。
Fumiが木靴で街中を歩いてくれたのはよく覚えている。
最後には足が痛いといって脱いでくれたが、
それまで注目の的だった。
あのはと時計どうしたんだろうな。