バスに乗ったがいつオランダにはいったのかわからない。
国境を過ぎたのも気づかなかった。
アムステルダムに着く。
これまでの町とはまったく違い、あらゆる家がレゴで作ったようだ。
白い窓枠に茶色の家。とこもかしこもその造りなので、町全体がミニチュアのようだ。
7時ごろにホテルに到着。
バスを降りる時に神田さんが
「明日、誕生会をやります」
と言った。やったね。
お勘定の半分は神田さんが迷子になった子を迎えにタクシーを使ったといって会社にださせると言った。みんなにこのことは内緒ですからと協力を求めたが、そういうことならいくらでも協力してしまう。
部屋にはいりドアの近くに違うドアがあり、ここは何だろうとがちゃがちゃやっていたら隣の部屋からなんと青柳さんがでてきた。
この旅行中のホテルはそんなにいいホテルではなかった。
しかし今、文を読むとコネクトルームがあるホテルだったのだなあとわかる。
アムステルダムのまちは都会で明るい感じがした。