waikazuchan のノート

公共交通、福祉を中心に、様々な問題をみる雑学ブログ。千葉県南部の南房総より将来のことも。

一昨日の報告続き

2008-09-22 02:37:12 | 南房総市・含む市町村合併問題
南房総市二部でありました市長出前講座。今度は市長と参加者との質疑応答。なお、私は講座を傍聴する立場により発言は控えました。


食育についての市としての取り組みは。→市としては始めたばかり。5ないし10品目を対象にお願いする生産者団体を募り、価格交渉も行い、市内の学校給食に提供ができるよう検討を進める。
*この質問の回答のあとに事故米の件が石井市長より発言がありました。他人任せの検査にならないような体制にできないものかと、話をされました。

ゴミ焼却場について。→二部の近くにある一部事務組合のゴミ焼却場でのダイオキシンの検査は定期的に実施している。
*この検査については地元へ報告をいただきたい要望がありました。
なお、安房地域では老朽化が進んでいる各所の焼却場の代わりの大型焼却場建設について、安房4市町で現在協議中。しかし完成までには10年かかるそうです。

獸害駆除について。行政として迅速に対応してほしい。→協議会組織で当面検討。

公営路線バスについて。富山と富浦は有料で、千倉のバスは無料であるのは不公平ではないか。→千倉の路線については、廃止の方向で検討。

納税について。口座振替で引き落としが気づかず落ちていないで、後日、督促で手数料が加算されるのはどうか。2回目の督促以降に手数料を加算してほしい。
河川浄化について。特定の部分だけに限定でなく、川の上流から浄化するようにしなければ意味がない。EM活性液を利用すべきでないか。
この2点については市長サイドは持ち帰り、後日、検討になりました。

獸害駆除の方法について。農家個別にやるのでなく、範囲を広げて金網を山の山麓あたりからもうけるべきではないか。→これについても市長サイドで話を承るかたちになりました。

質疑応答は以上です。私が聞いて記録したものに基づいてまとめました。

私の感想は。おそらく、石井市長は旧町村の懇談会のような、同じ視点、畳の上で、距離を置かず話を伺いたいという、想いがあるように感じました。
もしそうであれば、今一度、住民との情報のやりとりについて、検証が必要ではないか。
出前講座の結論をこの段階では出さない方がいいと思います。しかし、一定の条件をクリアしなければ、市長に話ができない。これが今後、この出前講座を左右されるような感じです。
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