waikazuchan のノート

公共交通、福祉を中心に、様々な問題をみる雑学ブログ。千葉県南部の南房総より将来のことも。

6年ぶりの議会へ提出・後半の続き

2016-11-24 17:25:57 | 特別公開・管理人セレクション
7つの議会提出の陳情本文の続きです。



利便性の確保
平成18年以降、JR千葉支社のローカル線区の駅において、

みどりの窓口廃止
駅の直営から委託業務への格下げ
主に早朝の時間帯に駅での出改札の駅社員の無配置

とする駅の合理化が行われています。
これらの合理化により、特に交通弱者とされる方の不便の声が絶えません。聞くところによれば、JR千葉支社管内において、終日無人化の駅や駅の早朝の時間帯の出改札の駅社員無配置の駅の拡大が、この2年以内に検討をされているといわれています。
沿線それぞれの地域の中にある駅にあって、駅としての機能の低下と利用者の不便さを、これ以上、状況を悪化させないよう、要望していただきたいと願います。
本年度施行の障害者差別解消法でいわれている合理的な配慮をふまえ、公共交通機関としての利用者への利便性の確保をJR千葉支社に求めていただきたいと考えます。


JR千葉支社へ具体的要望事項
内房線のすべての踏切において、安全装置である踏切内障害検知器または踏切支障報知機の設置を積極的に進めること

内房線にある第4種踏切すべてに警報機・遮断機を早急な設置を求めること。

内房線における強風対策のための防風柵の設置、沿線の倒木対策、生活道路との立体交差の箇所については、防災もかねた安全対策を施す工事を求めること。

合理化に際し、障害者差別解消法でいう合理的な配慮をふまえた対応、地元自治体との事前協議の実施を求めること

本年の視覚障害者の方々に関する事故増大をふまえ、なおかつ、高齢者、幼児同伴の利用者の安全確保の観点から、駅のホームへの可動式ホーム柵の整備を含めた、ホーム柵の設置を求めること

内房線単線区間の駅において、ホームを相対式にあらため、さらに跨線橋を解消する代わりに段差の解消と、スロープ通路による構内踏切の整備を求めること。

エレベーター・エスカレーターの設置に関しては、障害者差別解消法の合理的配慮の部分を考慮した整備を求めること


沿線自治体とJR千葉支社との共同で進める事項
本年の通常国会で成立し施行の改正踏切道改良促進法に基づき、いわゆる、危険と思われる踏切について、JR千葉支社と内房線沿線自治体が共同で調査の上、国への指定の働きかけを行うこと


以上、内房線に関わる安全対策と利便性確保のために、内房線沿線自治体相互な連携を期待いたします。
なお、陳情事項にも記述しましたが、本書は内房線沿線市町村各議会、千葉県議会にも提出している点を申し添えます。
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6年ぶりの議会へ提出・後半

2016-11-24 17:25:41 | 特別公開・管理人セレクション
こちらは7つの議会に提出しました陳情の本文。
県議会、市町村議会とも若干、文面で調整をしましたが、ここではそれらを複合して載せます。

2016年11月22日までに提出の陳情の本文



陳情事項
東日本旅客鉄道千葉支社=以下、JR千葉支社=の内房線における、利用者及び沿線住民への安全対策と利便性は、ここ数年間、合理化の名のもとに急激に悪化の傾向をたどっています。単独自治体での対応は無視され、千葉県JR線複線化等促進期成同盟を含めた、県段階で集約提出されている要望事項も形骸化されている現状にあります。沿線自治体の一致した取り組みでのこの現状を打開をしていただきたいものと願い、関係自治体議会に対し、以下2点のお願いを提出したところです。


内房線沿線自治体として、沿線住民の安全と利便性確保についての要望決議をあげること。

JR千葉支社に対し、決議に基づく要請を行うこと。


以下の趣旨に基づく、陳情事項2点について、ご検討の上、採択をお願い申しあげます。



陳情趣旨
安全対策・踏切対策
内房線において、強風や沿線の倒木などの被害により、列車の遅延や運休が近年増大をしています。

本年9月27日、内房線の千歳から南三原の区間の仲原踏切にて人身事故が発生。この踏切は警報機・遮断機がない第4種踏切であります。また、つい先日の11月5日には、久留里線・袖ヶ浦市内横田駅、中川橋近くの第四大通踏切で、同じく人身事故が発生しています。久留里線袖ヶ浦市内区域には、この種の踏切が3箇所あります。
29年1月にSL臨時列車が運行予定の勝浦から館山までの区間には、7箇所の第4種踏切があります。非常に危険といえましょう。
また、本年施行の改正踏切道改良促進法に基づき、内房線では袖ヶ浦駅近くの柳町踏切が危険踏切に指定を受けましたが、内房線沿線には数多くの危険と思われる踏切が存在します。沿線の踏切や駅構内と軌道沿線の安全対策は早急な課題であり、
ぜひ実現していただきたい事項と考えます。


続きは次の掲載で
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6年ぶりの議会へ提出・前半

2016-11-24 17:25:30 | 特別公開・管理人セレクション
私個人としては6年ぶり3度目になりますが、館山市内在住の一個人の方、袖ヶ浦市の住民団体・袖ヶ浦市民が望む政策研究会の3者共同で、


内房線沿線住民の安全と利便性確保を求め沿線自治体の連携強化による要請活動を求める陳情


を、今月22日までに千葉県議会、袖ヶ浦・富津・鋸南・南房総・館山・鴨川の6つの市町村議会に提出しました。

内容については、次の後半で書きます。

内房線に関わる踏切や駅ホームでの安全対策、JR側の一連の駅などに対する合理化について、障害者差別解消法での合理的な配慮という部分に考慮をするよう、内房線沿線自治体の執行部と議会が連携して、JRはもとより、国や県へ働きかけを目に見えるような取り組みで、という趣旨でまとめたものです。


来月13日は袖ヶ浦市議会の付託先の委員会審議で、私が陳情の提出者を代表して、陳述を予定しています。
また、提出先の議会側より、関係の発議案のための相談があれば、すみやかに応対します。

私たち3者は陳情書自体の採決結果以上に、それぞれの議会において具体的な対応をしていただくことであれば、それを果実とします。


現在、JR側においてダイヤ改正や駅などの合理化についての提案=労使交渉、報道発表の準備をしているようであります。
しかし、ダイヤ改正については、断片情報を得ています。また、駅などの合理化問題については発表前の段階で、そのための準備工事と思われる現場の駅の確認をしています。


今回の議会への文書提出を通じ、まずは千葉県南部の公共交通機関である内房線の現状に対する問題認識と、そのための行動が私たち提出者の一番の優先事項であります。

それでは次の投稿で陳情の本文を公開します。


文末になりますが。
今回の文書提出に際し、関係の議会議員の方々、事務所の方々、文書作成においてサポートをいただきました関係の労働組合のみなさまに、叱咤激励あるいは綿密な相談の機会をいただきましたこと、お礼を申し上げます。
私の過去2回の経験にはない、数多くの方のアプローチができた中で、提出にこぎつけることができたことが、最初の収穫であります。
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24日はおとなしく

2016-11-24 01:47:42 | Weblog・新着
こんばんわ。
日付がかわってから本降りの雨の千葉岩井。


雨は夜更けすぎに、雪へとかわるだろう


1ヶ月先の季節的な楽曲の歌詞で、みなさんもご存じと思いますが。

千葉県ではいまのところ、海沿いはかろうじて雨で、内陸は雪になる予報です。

24日は天候もありますが、地元自宅でおとなしくしています。
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