連日の猛暑で、熱中症にかかる方が多く、
すでに亡くなっているかたも20名を超すといいます。
この人数は今年の大雨での犠牲者よりも多く、
重大な自然災害の一つといえるでしょう。
天気予報などで連日、「熱中症のご注意ください」
と報道されているが、この程度では被害が収まる気配がありません。
やはり、注意喚起のレベルではなく、
警戒レベルの積極的な対応策が必要なのではないだろうか。
そこで、私の提案としては、
①気象庁は37度以上の猛烈な暑さが予想される日を
「異常高温警報」として、しっかりと警報を出すこと。
(気温の数字は検討する余地はある)
②熱中症対策法で、気温が警戒レベルに達したときは、
市区町村など自治体が冷房のきいた避難所を設ける。
③高齢者に対しては、避難所への誘導を行う。
④日ごろから、熱中症の正しい知識をつけるために、
知識普及啓発活動を強化する。
たとえば、小・中・高校の生徒、および、その父兄に、
熱中症の予防、対処などについて、専門家が出前授業を行うこと。
(気象キャスターネットワークでも少し行っています)
また、資格制度のあるスポーツ・インストラクターには、
熱中症の知識を得ることを義務付ける。
以上、他の災害と同じように、
国や気象庁、消防庁、自治体などには、ぜひ対策を考えていただきたいと思います。
国会議員の方々には熱中症対策を制度化していただきたいと思います。
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