原作はチャールズ・ディケンズ「クリスマス・キャロル」です。それがミュージカル映画化されたのが本作品です。
ざっくり一言でいうと、守銭奴の主人公・スクルージがクリスマス・イブに驚くべき超現実的体験をし、改心する、というものです。
舞台は19世紀半ばのロンドン。
街中はクリスマス・イブを迎え賑わっていました。賛美歌が歌われ、暖かな雰囲気に包まれています。ところが、いじわるな老人スクルージ(アルバート・フィニー)はそんな空気に全く関心がなく、同じ事務所でひとり働くクラチット(デヴィット・コリンズ)にクリスマス休暇を一日しか与えません。
そんなスクルージの前にクリスマスの亡霊(過去、現在、未来)があらわれ、彼を不思議な世界に引きずりこみます。そこで見たのは、自分自身の
あわれな姿でした。人生にとって本当に大切なものを悟るスクルージ。
11曲の楽しいクリスマスソングに彩られています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます