原作はロバート・ネイサンによる同名の「幻想小説」です。
主要舞台は1934年のNY。
貧しい絵描きのイーベン・アダムス(ジョゼフ・コットン)。セントラルパークを歩いていると、ベンチの上に小さな荷物があり、彼がそれを取り上げると、少女が近づいてきます。彼女の名前はジェニー・アップルトン(ジェニファー・ジョーンズ)。
人懐っこい彼女はイーベンに話しかけます。両親は芸人で、ハマースタインズ・ビクトリア劇場で綱渡りをしていたこと、その劇場はずっと以前に閉鎖されて今はない、と言います。イーベンは不思議に思います。
イーベンが画家だと知ると、ジェニーは彼の絵を見たがるので一枚の絵を見せると、彼女はなぜかひどくおびえます。彼女と別れ、忘れ物があったのであけるとシルクのスカーフ。
ジェニーに惹かれたイーベンは、彼女の肖像を描きはじめます。画廊に持っていくと、高く買い取ってくれました。さらに、友達のおかげで酒場の壁画を描く仕事も入ります。
例の公園に出かけたイーベン、再びジェニーに遭遇。驚くべきことに彼女は少女から大人の女性に変わっていました。アイススケートをした後、カフェで語らう二人。デートの約束をしましたが、待ち合わせの場所にジェニーは現れませんでした。
忽然と消えたジェニー。いったい何が・・・。
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