シネマの森の迷走と探索

FBに投稿した映画作品紹介を整理し、再掲します。

☆は「満足度」(☆5個満点、★で補足)。

エリア・カザン監督「草原の輝き」(アメリカ、1961年)☆☆☆☆

2019-09-08 22:46:52 | アメリカ・1960年~


厳格な権威、古いモラルと、秘められた若い恋人同士の愛との相克。若者の愛、性、モラルについて真摯な問題提起をした注目すべき作品です。

タイトルは、イギリスの詩人ワーズワースの詩句からとったものです。映画のなかで主人公のディーニー(ナタリー・ウッド)がこの詩を朗読する場面があります。共演男優はウォーレン・ベイティ。

Though nothing can bring back the hour of splendor in the grass、of glory in the flower、 we will grieve not. Rather find strength in what remains behind.(草の輝くとき 花美しく咲くとき/再びそれは還らずとも 嘆くなかれ/その奥に秘められた力を見出すべし)
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヒュー・ハドソン監督「炎の... | トップ | フランソワ・トリュフォー監... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アメリカ・1960年~」カテゴリの最新記事