1997年にパリでの交通事故で夭折したウェールズ公妃ダイアナ(1961-97)の最期の2年間(皇太子[後のチャールズ3世]と離婚してから亡くなるまで)を描いた作品です。
離婚後、ダイアナ(ナオミ・ワッツ)はアンゴラでの地雷撲滅などの人道的活動にとりくみました。
その後、パキスタン出身の心臓外科医、ハスナット・カーン(ナヴィーン・アンドリュース)と出会い、新しい人生を見つけました。二人は愛しあいながらも、それぞれの置かれた立場の相違、カーンの親族によるイスラム教サイドからの宗教的偏見が理由で対立します。
他にも、執拗なマスコミのカメラ取材に会い、精神的にきつい生活を余儀なくされます。
直後、大富豪ドディ・アルファイド(キャス・アンバー)との交際関係が浮上。
1997年8月31日未明、ダイアナはドディなどとパパラッチを忌避、ホテルを出てからを猛スピードでコンコルド広場からアルマ広場に向うなか、広場の下のトンネルで他車と接触、車体が中央分離帯に激突します。瀕死状態だったダイアナは、収容先の病院で4時間後息を引き取りました。
バッキンガム宮殿の門扉の前を埋め尽くす献花。世界のダイアナファンが泣き崩れました。
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