シネマの森の迷走と探索

FBに投稿した映画作品紹介を整理し、再掲します。

☆は「満足度」(☆5個満点、★で補足)。

小石栄一監督「続・べらんめぇ藝者」(1960年、83分)☆☆☆

2023-01-17 16:58:03 | 日本・1960年~


ヒロインをつとめたひばりの歌唱、踊りが圧巻。

器量と度胸で柳橋随一と評判が高い富喜乃家の芸者・小花(美空ひばり)。かつて柳橋の有名な待合「春日」の孫娘でしたが、華かな夢は昔の話。母のすみ(吉川満子)は天ぷら屋「花恵」を経営しています。それを叔母のまき(清川虹子)に委せていました。勝ち気な叔母は、「春日」を再建しようと、天ぷら屋を担保に料亭「喜楽」の買収を計画しています。

昔「春日」で下働きをしていた杉(浪花千栄子)が、すみに「喜楽」を買うから雇われ女将にならないかと提案。これを聞いた小花は逆上し、自分が買い取るとタンカを切ります。

妹芸者小福にオリエント電気のテレビ工場見学を誘われた小花は、そこで技師の二宮卓也(高倉健)と会い、親しくなります。

その会社ののっとりを計る専務の曽我部(北竜二)は、関西財閥の岩井(柳永二郞)と結託し、腹臣の小倉(神田隆)を使って、暗躍。
会社乗っ取り騒動に巻き込まれたことを知った小花は・・・。
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