舞台は京王線の梅が丘界隈。昭和30年頃のごく普通のサラリーマン家庭の日常風景です。
並木亮太郎(佐野周二)と文子(原節子)の夫婦は結婚4年目です。亮太郎は化粧品会社に勤めています。夫婦の間には倦怠感がただよっています。子どもはいません。日曜日といってもどこかに行くでもなく、お互いにすることがない様子です(テレビはない時代)。些細なことで口喧嘩が始まり、亮太郎はフイと家を出て行ってしまいます。
結婚早々の姪(香川京子)がもうはや夫に愛想をつかし愚痴をいいに来ます。時々、文子が手なずけていた野良犬が近所にトラブルをまきおこします。そして、亮太郎の退職の話が・・・。
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