シネマの森の迷走と探索

FBに投稿した映画作品紹介を整理し、再掲します。

☆は「満足度」(☆5個満点、★で補足)。

荒井良平監督「赤穂義士」(1957年、98分)☆☆☆

2020-11-21 20:48:14 | 日本・1950年~


深谷シネマ(深谷市)で開催された「映画ミーツ浪曲」を観に行きました。(ついでに深谷市内を少し散歩しました。渋沢栄一・一色です)
この映画作品は、浪曲映画です。

寿々木米若(刃傷松之廊下/田村邸の別れ)、梅中軒鴦童(不破数右衛門と妻・お藤)、冨士月子(岡野金右衛門・絵図面取り)、玉川勝太郎(赤垣源蔵・徳利の別れ)がオムニバス形式で展開されます。

ストーリーは江戸城・松之廊下で浅野内匠頭が吉良上野介に切りつけた事件を発端に、赤穂浪士が吉良邸に討ち入るまでのよく知られた仇討ち事件の経緯ですが、浪曲の唸りがまずあって、そこから俳優陣による演技がくひろげられます。

・浅野内匠頭(黒川弥太郎)
・赤垣源蔵(板東好太郎)
・お藤(三条美紀)
・おつや(伏見和子)
・大石内蔵助(進藤栄太郎)
・不破数右衛門(杉山昌三九)
・岡野金右衛門(南条新太郎)

映画上映のあと、浪曲師・玉川奈々福さんと曲師・沢村豊子さんによる「赤垣源蔵・徳利の別れ」の生公演がありました。迫力満点で浪曲独自の世界に引き込まれました。
コメント
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