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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

「アイヌ文様の陶器と暮らしを彩る器展」 /北海道

2016-10-27 | アイヌ民族関連
毎日新聞2016年10月26日 地方版
 白老町虎杖浜温泉のリゾート温泉ホテル「ふる川」で、アイヌ文様を施した陶芸作品展「アイヌ文様の陶器と暮らしを彩る器展」が開かれ、宿泊客以外も見学できる。11月29日まで。2020年開設の「民族共生象徴空間」のPRに協力しようと、ホテルが2階をギャラリーとして提供し、地元で「輪果窯(りんかがま)」を営む鳴海修江さんと田中あやさんの作品を紹介した。花瓶や小鉢、アイヌの着物やタペストリーなど約90点を展示・販売。鳴海さんらは「生活の中に彩りを添えてもらえたら」と話している。
http://mainichi.jp/articles/20161026/ddl/k01/040/018000c

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「土人」発言の深奥を読む

2016-10-27 | ウチナー・沖縄
東京新聞 2016年10月26日
 沖縄県の米軍北部訓練場でのヘリパッド移設工事をめぐり、大阪府警から派遣され、現場を警備していた機動隊員が、工事に抗議する人々に「土人」などと暴言を吐いた。別の機動隊員も「シナ人」などとののしった。
 いずれも、差別意識に基づく、官憲による暴言だ。断じて許してはならない。その怒りを前提に、一連の発言の深奥に潜む意味を考えてみたい。
 土人とは、土着の人を指す言葉で、軽蔑や侮辱の意味を含んで使われる。かつてアイヌの人々に対しても使われたことがある。官憲が沖縄に住む人を土人と呼んだことは先例に従えば、琉球民族が日本人とは違う歴史を持つ先住民族であると公に認めたことになる。
 一方、シナ人発言はどうか。そもそも琉球王国は日中両国に朝貢した両属国家だった。官憲によるシナ人発言は、沖縄に対して日本への帰属を強制しないことを、公権力が認めたことにもなる。一連の発言は、沖縄の独立運動に根拠を与えるかもしれない。日本国憲法に定める日本国民統合の危機である。
 大阪府の松井一郎知事は自身のツイッターに、表現の不適切さを認めながらも「出張ご苦労様」などと書き込んだ。こののんきさには驚く。もし危機感を覚えたのなら、沖縄に自ら赴き、翁長雄志知事と県民にわびるべきである。そうでないのなら…、そこまで言うのはやぼであろう。 (豊田洋一)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2016102602000133.html

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加藤登紀子さん作詞作曲、「登別の歌」デビュー 市民合唱団と共演

2016-10-27 | アイヌ民族関連
北海道新聞 10/26 07:00
 【登別】歌手の加藤登紀子さんによる「百万本のバラコンサート」が24日夜、市民会館で開かれ、加藤さんが作詞作曲した登別の歌を初披露した。市民合唱団とも共演し「来年も登別に訪れる」と次回公演を約束するなど市民との絆を強めた。
 市民団体「登別おときさんと集う会」が主催し、約400人が訪れた。登別の歌「ありがとう ヌプ●ペッ~イヤイライケレ ヌプ●ペッ」は、加藤さんが「登別の役に立ちたい」との思いで制作。市民から歌詞のヒントを募り、9月に曲作りのため市内を回った。
 加藤さんはお披露目前に歌詞のアイヌ語に触れ、ヌプ●ペッは登別の語源、イヤイライケレがありがとうの意味ということを紹介。「プ●プ●ケヌプリ(日和山)、ポロユ(大湯沼)。かわいいよね」。響きが気に入っていることも明かした。客席を巡り、ゆったりと歌い上げ「私からのお土産です」と話した。
 「知床旅情」や「ひとり寝の子守歌」など往年の名曲も披露。終盤に登別合唱協会の42人のコーラスと共に「百万本のバラ」を熱唱した。「また会いたいよね」と来年の公演への意欲も伝え、観客を沸かせた。
 公演後、同協会の谷本喜恵子会長は「加藤さんと名曲を歌えてとても気持ち良かった。来年もまた一緒に歌えれば」と満足そうに話した。加藤さんも「登別の歌は誕生したばかり。アレンジをするなどしてこれから育てていきたい。子供たちにも歌ってほしい」と期待を語った。(合田紘之)
●は小さい「ル」
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0330955.html

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「象徴空間」運営で合併へ…アイヌ関連2団体

2016-10-27 | アイヌ民族関連
読売新聞 2016年10月26日
 2020年に政府が白老町に開設するアイヌ民族に関する国立施設「民族共生象徴空間」の運営団体を巡り、公益財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構(札幌市)が、一般財団法人アイヌ民族博物館(白老町)を吸収合併し、同象徴空間の運営団体を目指すことが25日、札幌市内で開かれた同機構の臨時理事会で報告された。
 この日示された「合併に向けた基本協定書」の素案によると、象徴空間を一体的に運営するため、それぞれの機能を統合するのが目的。合併期日を18年4月1日とし、同博物館の職員は同機構が引き継ぐ。法人名は象徴空間の業務が加わることを踏まえた名称に変更、理事の定数を増員し、1人増員する代表理事に道アイヌ協会の代表者を充てる。
 同機構と同博物館はそれぞれ合併に関する基本協定を締結し、来年度に予定されている象徴空間の公募に応じ、指定を受けた後、開業の準備に入る。
 また、アイヌ民族博物館は18年3月末で事業を終了することも報告された。
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20161026-OYTNT50049.html

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山城議長を再逮捕 公務執行妨害・傷害容疑で

2016-10-26 | ウチナー・沖縄
沖縄タイムス 2016年10月21日 09:38

 東村高江の米軍北部訓練場工事用道路で侵入防止フェンスを設置していた沖縄防衛局職員(42)に暴行を加えたとして、県警警備1課は20日、沖縄平和運動センターの山城博治議長(64)と神奈川県の牧師の男性(31)を公務執行妨害と傷害の容疑で逮捕した。
 逮捕容疑は8月25日、通称「N1裏地区」で工事現場への侵入防止フェンスを設置していた男性職員の腕を強くつかみ、肩をつかんで激しく揺さぶる行為などで頸椎(けいつい)捻挫と右腕打撲のけがを負わせた疑い。県警は2人の認否を明らかにしていない。
 山城議長は17日に器物損壊容疑で逮捕された。弁護人によると、検察は20日、同容疑で身柄を引き続き拘束する勾留請求をし、那覇簡裁は却下したが、那覇地裁が勾留を認めた。20日夜に山城議長と接見した三宅俊司弁護士は「警察は一般的に勾留満期で再逮捕する。今回は請求が却下されると見越して再逮捕したのだろう。(反対運動の中心人物を)何が何でも拘束したいのは明らか。極めて悪質な手段で、住民弾圧だ」と批判した。
 名護署の前には市民約80人が集まり抗議。名護市の男性(44)は「警察が異常に踏み込んできた。が、萎縮させようとしても逆効果。沖縄の運動の強さと現場を知らない警察庁か首相官邸の指示なのだろう」と語った。
 一方、牧師の男性が逮捕された神奈川県。仲間の男性(49)が教会兼自宅に駆け付けた午前11時ごろ、捜査員十数人が家宅捜索を始めたという。男性は警察車両に乗り込む牧師に「恥じることはない。大丈夫だから」と声を掛けたといい、「悲痛な面持ちでうなずくだけだった。みんなで支えていきたい」と話した。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/67529

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防衛省資料盗んだか 逮捕の反対派リーダー 沖縄県警が捜査

2016-10-26 | ウチナー・沖縄
産経ニュース 2016.10.20 02:00
 沖縄県警は19日、同県の米軍北部訓練場(東、国頭両村)のヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)移設工事に対する妨害で逮捕した沖縄平和運動センター議長、山城博治(ひろじ)容疑者(64)が防衛省沖縄防衛局職員に暴行を加え、内部資料を盗んだとして、20日にも窃盗や暴行容疑で再逮捕する方針を固めた。
 山城容疑者は17日、ヘリパッド移設工事現場への立ち入りを禁じるフェンスの上に張られた有刺鉄線2本を切ったとして、器物損壊容疑で逮捕された。
 一方、8月25日に沖縄防衛局職員が暴行を受け、持っていた書類を盗まれる事件が起きている。書類には反対派の妨害に備えた警備態勢や緊急連絡網が記載されており、県警は山城容疑者が関与した疑いがあるとみて捜査していた。
http://www.sankei.com/politics/news/161020/plt1610200002-n1.html

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読書日記 著者のことば 皇甫康子さん

2016-10-26 | アイヌ民族関連
毎日新聞2016年10月25日 東京夕刊
 ■家族写真をめぐる私たちの歴史 皇甫康子(ファンボ・カンヂャ)さん 御茶の水書房・2376円
次世代へ残したい記録
 人生の記念日、あるいは何気ない暮らしの風景。人はどんな時に家族と写真を撮るのだろう。在日朝鮮人女性グループ「ミリネ」は、家族写真を手がかりに個人史を解き明かし、在日女性の歩みをたどるワークショップに取り組んできた。メンバーの皇甫康子さん(59)が責任編集を務めた本書は、ミリネのほか被差別、アイヌ、沖縄、外国にルーツを持つ女性24人が写真をもとに家族史をつづり、日本社会のありようを浮かび上がらせた意欲作だ。
 写真ワークを始めたのは、皇甫さんの在日2世の母親が1993年に亡くなった後、膨大な家族写真を見つけたのがきっかけだ。現実の厳しい生活とギャップがある「幸せそうな」写真は、生き別れた親族に送るために撮られていた。「日本人になりたかった」小学生の自分にせがまれて和服を着た母、チマ・チョゴリを着た祖母と母、自分それぞれの結婚式--。「家族の意識の変遷を物語る写真で、表現活動をしてみたいと感じた」と振り返る。
 写真を仲間と持ち寄り、読み解く作業は「自分の中の『負』の価値観が『正』に変わる実感があった」。年代順に並べ、歴史的な出来事の説明を加えると、公式の記録がない在日女性史が立ち現れてきた。本にしたいと思ったのは「いま次世代へ残しておかないと、埋もれてしまうと思ったから」。2001年から始めた作品展や、各地でのワークショップで出会った女性たちに声をかけた。
 20~70代による家族史は、極めて「個人的」だ。心の病を抱える韓国人の母の手料理に嫌悪を感じていた女性は、訪韓して祖母の料理を一口食べ、同じ味に涙する。被差別出身の夫に嫁いだ女性は解放運動にかかわる中で、家族から孤立し自殺した父を理解する。差別される側に立ってきたからこそ「独りよがりにならず、誰かを傷つけないように」と原稿を読み合い、推敲(すいこう)に2年を費やした。
 丁寧な注釈とルーツにまつわる年表も「若い読者のため」とこだわった。名前を名乗ると「日本語上手ですね」と言われる社会。「日本はいろんな人たちの国であることを知ってほしい」。出版を機に、女性たちとの連帯の幅を広げるつもりだ。<文と写真・反橋希美>
http://mainichi.jp/articles/20161025/dde/012/070/005000c


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アイヌ遺骨 学者間で「流通」か 英独露、多様な「人種」収集 日本もネットワークの一部

2016-10-26 | アイヌ民族関連
毎日新聞2016年10月25日 東京朝刊

 アイヌ民族の遺骨がドイツなど海外の研究機関に保管されている問題で、遺骨が研究者による「人骨流通ネットワーク」を通じ持ち出された可能性が浮上している。その実態解明は国外での収蔵先把握に不可欠で、専門家は研究者による調査の必要性を指摘している。【中西啓介】
 人骨流通ネットワークは近年、ドイツの研究者が存在を指摘するようになった。19世紀後半の人類学研究では、頭骨計測のため大量の遺骨が収集された。多様な「人種」の骨を集めるため、英独露などの研究者間で、国内や植民地で収集された先住民らの遺骨が交換された。遺骨の売買も行われたとみられる。
 ドイツ留学後、日本でアイヌを研究した東京帝大医科大(現東大医学部)教授の小金井良精(よしきよ)(1859~1944年)は1900年、ベルリン大教授のハンス・ウィルヒョウ(1852~1940年)に、遺骨提供への謝意をはがきで述べている。
 はがきについて小田教授は「日本も人骨流通ネットワークの一部だったことを示す」と指摘。新たにアイヌの遺骨を発見するためにも海外の研究機関に残された「標本」購入や交換の記録を調べ、ネットワークの実態を解明することが重要だとしている。北海道アイヌ協会の加藤忠理事長も調査の必要性を強調している。
 遺骨返還について、内閣官房アイヌ総合政策室は収蔵先が判明し、収集過程の資料がそろうドイツの遺骨の調査を進める方針だ。既に在独日本大使館を通じて調査を実施。「2020年に北海道内に慰霊施設が建設されることをめどに返還交渉を進めたい」としている。
小田博志教授
 ドイツには少なくとも17体のアイヌの遺骨が収蔵されている。日本国内でドイツ人が盗掘した物もあるが、一部はロシアから研究資料として寄贈された記録が残る。北海道大大学院の小田博志教授(人類学)は「こうしたネットワークの中心はベルリンやロンドンなどだった」と話す。
http://mainichi.jp/articles/20161025/ddm/041/040/064000c


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「死の谷」で豪快なモトクロス・フリーライド

2016-10-26 | 先住民族関連
ウェビック バイクニュース-2016/10/25
カリフォルニア州デス・バレーで撮影された超絶フリーライド映像『The Valley』を紹介!
映像 https://youtu.be/9RGPe-rYlnQ
© Ryne Swanberg
By Tom Parsons on 2016 10 11
今回のライディングに挑んだトム・パーソンズが執筆した『The Valley』の解説文を紹介しよう:
いったいどこから書きはじめればいいのだろう? まずは、この『The Valley』を制作しようと思いついたきっかけに立ち戻ってみようと思う。元来モトクロスをテーマにした映像や写真の熱心なファンだった僕は、自分自身もこうした映像をプロデュースするべき時が来たのではないかと考えていた ― しかも、今までになかったような斬新な映像を。
僕にとって、フリーライディングとは丘にジャンプ台を造ったり、砂丘で150フィート(約45m)ものジャンプをメイクしたりすることではない。僕にとってフリーライディングとは “体験” であり、この世界で最も大きな自由を僕に与えてくれるものだ。このタイミングで、多くの人々が訪れたいと思っている場所に赴いて探索できる上に、そこに自分の愛するダートバイクを持ち込んで、カリフォルニア州デス・バレーのデュモン砂丘のような刻一刻とその形を変える場所で乗れるチャンスに恵まれたのは本当にラッキーだ。
このプロジェクトにおける僕のゴールは、かつて先住民族が居住し、ゴールドラッシュの歴史も刻まれたこの地へ自分なりのオマージュを捧げ、この地がなぜこれほどまでにユニークな場所なのかという部分に光を当てることにあった。フリーライダーとしての僕の役目は、自らのパフォーマンスによって人々に刺激を与え、この砂丘を体験しようという気持ちを起こさせることだ。デス・バレーのような場所はこの地球上に2つとして存在しないからだ。また、このプロジェクトはビッグジャンプのためだけに存在するわけではない。世の中には150フィート(約45m)級のジャンプができないなら、行くべきでないと考えるライダーもいるが、フリーライドの魅力はジャンプだけではない。僕はこの映像を通じて、フリーライドのそれ以外の魅力も伝えたかった。ボウル状のコーナーや壁のような砂丘でのクライム、砂丘エッジぎりぎりを攻めるライディング ― フリーライドには、ビギナーレベルのライダーも楽しめるアクションが数多く存在する。モトクロス・フリーライドの世界に興味を持つ人が増えれば、OHVエリア(Off-Highway Vehicle:ハイウェイ以外で自動車やバイクを走らせることが可能なエリア)の保護に協力してくれる人も増える。そうすれば、米国国内の他の素晴らしい場所でもライディングを楽しめるようになるだろう。
このプロジェクトをスタートした時は、すべて自己資金だった。スポンサーもメディアもついていなかった。この業界 ― とりわけ映像業界では、たとえ優れたアイディアがあってもそれを支援するスポンサーが付かずに計画が頓挫してしまうケースは多い。しかし、幸運なことに、僕は長年に渡ってモトクロス映像を手がける数人の人々と友情関係を構築していたので、彼らに協力をお願いした。このプロジェクトに手を貸してくれた人々に対し、僕は声高に感謝の言葉を述べなければならない。写真撮影を担当してくれたライン・スワンバーグ、少ない予算にも関わらず貴重な時間を割いて僕の夢の実現のために手を貸してくれたカイル・カウリング、ダニー・スチュワート、アラン・エバーズマン、そしてブライアン・ベックテル。有能なメンバーがひとたび揃えば、映像がかたちになるのは時間の問題だった。我々が見せたかったのは砂丘の壮大さや美しさであり、それを捉えることがライディングシーンよりも優先された。この映像の主役は僕ではなく、あくまでもデュモン砂丘だ。
スケジュールが非常に切迫していたため、撮影作業は容易ではなかった。撮影に同行できる人物が2名しかいなかった時もあり、時には僕とブライアンの2人だけで空撮を行って、数ヶ月前にクルーが撮影した映像と繋ぎ合わせる必要もあった。最終段階に入って、映像にナレーションを吹き込む人物が必要となったが、僕の地元の友人たちのつてを頼り、あのアイコニックなパンクバンドHot Water Musicのメンバー、クリス・ウォラードがナレーターを務めてくれることになり、その声で映像を見事にまとめてくれた。約1年間の撮影・編集作業を経て、ようやくこの映像を公開できるところまで辿り着いた。この映像が砂丘やOHVへ向かうきっかけや、僕が愛するモトクロス・フリースタイルの世界に興味を持つきっかけになることを願っている。
また会う日まで。
トム・パーソンズ
http://www.redbull.com/jp/ja/motorsports/offroad/stories/1331823049796/tom-parsons-freeride-motocross-death-valley-video


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先住民はまた土地を奪われるのか 米国パイプライン建設問題[平安名純代の想い風]

2016-10-26 | 先住民族関連
沖縄タイムス 2016年10月25日 14:00
 政府と企業が手を結び、計画に反対する地元住民を弾圧して排除し、歓迎されない工事を強行に進めようとする米ノースダコタ州の石油パイプライン建設が全米で注目を集めている。
 テキサス州の建設会社エナジー・トランスファー・パートナーズが主導する企業連合ダコタ・アクセスによる同計画は、四つの州にまたがる全長約1900キロのパイプラインを建設するもので事業費は約4兆円。日本の大手銀行を含む米主要金融機関が融資する。
 同計画に反対する先住民スタンディングロック・スー族は、水源と神聖な土地が脅かされ、環境が汚染されると主張し、居留地周辺での建設中止を求めたが、州当局は重大な影響は認められないとして計画を認可。同族は4日に連邦裁判所に工事差し止めを求めたが、建設会社側は同族側が工事を停止させるために暴力を扇動し、法を犯したなどと主張。裁判所は、同族の主張を裏付ける証拠が提示されていないとの理由で訴えを却下した。
 その前日、同族側弁護士は、建設会社側が整地しようとしている土地は部族の埋葬地であると証明する文書を法廷に提出していたのだが、建設会社は唐突にブルドーザーで整地を始め、聖なる土地を守ろうとする人々を犬を使って攻撃。子供を含む6人が負傷した。
 その映像がテレビで放映されると、抗議活動が拡大。全米各地の100を越える部族が立ち上がり、約千人が建設予定地で抗議を展開。ホワイトハウス前では環境団体や市民が計画の中止を訴えた。
 事態を重視した司法省など連邦政府の3機関は9日、政府所有地での建設作業の一時中止を求める異例の要請を行った。
 こうしたなか、スタンディングロック・スー族の代表はジュネーブの国連人権委員会でパイプライン計画の中止と先住民の主権を尊重するよう訴えた。
 しかし、建設会社側は計画を諦めず、平和集会を開いていた先住民らに銃を突きつけ追い払うなど、暴力はエスカレートしている。 企業が利を得る建設計画を合法とする米国の法律は、先住民の主権を保護するようには整えられていない。つまり、法そのものに欠陥があるといえるのだろう。
 保護を求める民族を国が守らない場合、米国や国連や国際社会はどう向き合うのか。聖なる地で「奪われた土地をまた奪われてはいけない」という悲痛な叫びがこだましている。(平安名純代・米国特約記者)
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/68085


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決戦前に批判再燃=インディアンスのロゴ「差別的」-米大リーグ

2016-10-26 | 先住民族関連
時事通信‎ - 2016/10/25-16:25

 人種差別的だと批判されるインディアンスのロゴ(EPA=時事)
【クリーブランド(米オハイオ州)時事】25日(日本時間26日)に始まる米大リーグのワールドシリーズを前に、68年ぶりの王座を狙うインディアンスのロゴマークが人種差別的だとする批判が再燃している。
 先住民族のインディアンの男性を漫画化したロゴを使う球団に対し、地元クリーブランドの団体が、本拠地で行われるワールドシリーズの全試合で抗議活動を行う考えを表明。米メディアによると、ブルージェイズと戦ったア・リーグ優勝決定シリーズ期間中にも、カナダの活動家がインディアンスの名称とロゴの入ったユニホームを使わないよう裁判所に差止請求を行ったという。
 本拠地では毎年、開幕戦前に抗議デモが開催されてきた経緯があり、球団は近年、クリーブランドの頭文字「C」をあしらったロゴも使うなど一定の配慮を示していた。
 こうした動きに対し、地元ファンの反応はさまざま。年間シートを持つ59歳の男性は「名称とロゴに侮辱する意味は含まれていない。愛着があるから変えてほしくない」。チームを30年応援してきたというマイク・クリークスさん(36)は「名前だけ残し、ロゴをユニホームから完全になくしてみては。嫌な思いをする人がいるなら配慮が必要」と話した。
 108年ぶりの頂点を目指すカブスと対戦するワールドシリーズでは、これまで同様にロゴマーク入りのユニホームを使用する予定。 
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016102500633&g=bsb

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成立から異例だらけの国、アメリカ。なぜ世界最強になったのか?

2016-10-26 | 先住民族関連
music.jpニュース- 2016年10月24日 19:30

2016年11月8日、第45代アメリカ合衆国大統領および第48代アメリカ合衆国副大統領を選出する、アメリカ合衆国大統領選挙の一般人投票が行われます。2009年から2期にわたって大統領を勤めたバラク・オバマ氏の後釜として、民主党からはヒラリー・クリントン氏が、そして共和党からはドナルド・トランプ氏が大統領候補として名乗りを上げており、テレビや新聞では米国大統領選のニュースが頻繁に取り上げられています。
大統領選ともなると、各候補者たちはおよそ1年におよぶ長期間を戦い続けることになるため、その資金調達の能力はもちろん、精神的、肉体的タフさが求められます。世界に影響力を持つ〈自由〉の国、アメリカの大統領になるには、そのくらいのバイタリティがなければ無理なのかもしれません。
米国大統領選挙の前に、アメリカという国を形作っているものはなにかを考察するこの1冊をご紹介します。
アメリカの由来「アメリゴ・ヴェスプッチ」
西暦1776年、独立宣言を経てアメリカ合衆国という新しい国が、太平洋と大西洋を分ける南北に広がる巨大な大陸のほんの片隅に誕生しました。
1492年にコロンブスによってその一端が発見された新天地アメリカには、ヨーロッパから多くの移民が入植してきました。彼らが宗教的、経済的自由などを求めて新大陸アメリカに渡り、後にヨーロッパの支配からの解放を目指して独立を勝ち取ったことは、世界史の教科書などにも詳しいことです。
「アメリカ」という名称はいくつもの意味を持っています。大陸そのものを指して「アメリカ大陸」と呼び、北アメリカ、南アメリカのように南北に分かれた地域すべてを総称します。その一方で、アメリカ大陸で「アメリカ」を国名に冠しているのはアメリカ合衆国ただひとつ。
また身近なところでいえば「アメリカ式」「アメリカ映画」などという、文化や生活様式にまで広く使われ、世界中に浸透しています。
この呼称は、フィレンツェ生まれの航海者アメリゴ・ヴェスプッチ(1454〜1512年)の名にちなんだものであることは、たいへん有名な話です。
そして新大陸の呼び名としてこの名を採用し、最初に地図に書き込んだのは、マルチン・ヴァルトゼーミュラーというドイツの地図製作者でした。
しかし、大西洋岸から遠く離れた内陸ロレーヌ地方(現在の独仏国境あたり)の、「大航海」とは縁もなさそうな当時27歳の名もない若き地図製作者が、どうして、どんな資格があって、あの大陸を命名できたのでしょうか。
独り歩きして広く受け入れられた「アメリカ」の名称
旧家の出で、長くメディチ家の執事として働き、そのスペイン代理店の管理などを努めて50歳に近づいたアメリゴ・ヴェスプッチは、遅まきの「転職」で船乗りとなりました。
高名な人文学者のもとで教育を受けていたかれは、当時の船乗りとしては格段に教養があり、自分の航海の見聞を雇い主のポルトガル王やメディチ家の当主に書き送っていました。その書簡が商売になると踏んだイタリアの印刷業者の手に渡り、1503年頃にパンフレットとして広く世に出回ったそうです。
そしていよいよ『世界誌入門』という本の収録地図を製作したヴァルトゼーミュラーが、その解説に「この陸地は、発見者であるアメリゴ・ヴェスプッチの功績を記念して『アメリカ』と呼ばれるのがふさわしい」と記し、みずから作成した地図上にその名を書き込んで発行、これがたいへんな話題となったのです。
しかしその後、『世界誌入門』の新版が出されたとき、ヴァルトゼーミュラーはみずからの軽率さを訂正して、大西洋端に書き込まれた“新大陸”から「アメリカ」の名を消し「未知の大地」と記し直したのですが、時すでに遅しで、「アメリカ」の名は独り歩きしていたのでした。
新大陸発見が相次ぐ時代背景と、その名称の響きもあいまって、「アメリカ」は広く大衆に受け入れられ、以来、ヨーロッパから見た新大陸は「アメリカ」として認識されるに至ったのです。
「アメリカ」が広く世界に浸透するのはなぜか
古い体制による支配を断ち切るため、独立戦争を経て、ヨーロッパからの宗教的・経済的独立という自由を獲得したアメリカですが、その一方で、先住民族を虐殺したり、黒人奴隷制度と人種差別を長く擁護するなど、陰鬱な歴史を内包しています。
国家の成り立ちも他の国には見られない特徴的なものですが、そうした国が20世紀の後半になって突然、経済的にも軍事的にも、国際政治的にも世界に大きな影響力を示し始めます。1980年代には国内外に「強いアメリカ」を誇示し、「世界の警察官」を自称するようになったアメリカの強硬な態度は、対立陣営との大きな摩擦を生みだし、新たな世界大戦の予感に全世界的に緊張が走ったものです。
一方で、アメリカの文化や生活様式が世界に広がり、受け入れられているのも不思議なことです。音楽、ドラマ、映画など、アメリカ的なスケールのヒットを生むものは、他に類を見ません。
アメリカというものがこれだけ世界に浸透したのはなぜでしょう。米国大統領選挙の前に、アメリカの根底に流れるものの片鱗に触れてみてはいかがでしょうか。
本の紹介
アメリカ 異形の制度空間
〈アメリカ〉と聞くと、みなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。実像はさておき、おそらく大半の人が「アメリカ合衆国は豊かさと繁栄を象徴する〈自由〉の国である」という印象を持っていることでしょう。
20世紀後半には世界に多大なる影響力を持つ巨大な国家となったアメリカについて、とくに経済、軍事的な側面が目に付きやすいが、アメリカ文化の世界への浸透度も見逃すことはできません。
本書は、アメリカ成立の大きな原動力となり、いまもなおアメリカの行動原理とされる〈自由〉に着目しながら、アメリカという国が世界にどのような影響を与えたのかを探っています。世界史におけるアメリカとはなんだったのか、根本にある規範性を捉えるのに最適の1冊です。
http://music-book.jp/book/news/column/126482


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沖縄県民を差別した、歴史的な事件「人類館事件」とは?(動画)

2016-10-26 | ウチナー・沖縄
AbemaTIMES 10月22日(土)11時15分配信
今から100年以上前のこと。1903年、大阪で、政府主催の内国勧業博覧会が開催されました。
問題になったのは、その会場の近くに建てられた「学術人類館」というパビリオン。
そこでは、「学術研究資料」の名目で、沖縄だけでなく、北海道のアイヌの人、朝鮮の人、台湾の先住民などが「見せ物」として展示されていたのです。
しかも、ここで展示されたのは、人形ではなく、なんと本物の人間。「琉球の貴婦人」と銘打たれた沖縄からは、二人の女性が連れてこられました。
しかし、陳列品のように扱われ、差別的な展示だと、沖縄は激しく非難し、抗議。
二人の女性は、沖縄へ帰ることになったのです。
歴史的な差別事件として人々の心にしこりを残した「人類館事件」。舞台や書籍などで描かれ、今も語り継がれています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161022-00010001-abemav-soci

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「土人」発言問題 沖縄に対して根底に流れる「差別と偏見」

2016-10-26 | ウチナー・沖縄
AbemaTIMES 10月22日(土)13時56分配信
沖縄県東村(ひがしそん)高江の米軍ヘリパッド建設現場で、機動隊員が抗議活動中の市民に対して「ぼけ。土人が」と発言したことに批判が高まっている。
沖縄取材の経験も豊富で、差別やヘイトスピーチの問題に詳しい、ジャーナリストの安田浩一氏は「明確に差別発言。土人という言葉がどんな文脈で使われてきたか、歴史的背景を見ればとても使える言葉ではない」と述べ、「沖縄に対する差別と偏見が根付いていたのではないか」と指摘した。「東京都民や大阪府民に向かって土人とは言わなかったはず、沖縄県民に対してだから、そうした言葉が出たのではないか」。
しかし、そういった沖縄に対する差別や偏見はいまだに存在しているのか。2013年、沖縄の首長らがオスプレイの配備反対のデモ行進を東京で行った際に、「売国奴、日本から出て行け」といった発言を行ったグループがいた。ジャーナリストの安田浩一氏はその出来事について「沖縄では大きく報じられたが、本土ではあまり知られていない」と指摘。そこには根底に流れる差別性があるのではないかと主張する。本土の無関心と、それに対する沖縄県民の苛立ち。「沖縄県民はシンプルな問いかけをしているだけ」だと安田浩一 氏は続ける。「沖縄県民は沖縄に基地が多すぎませんか、とシンプルな問いかけをしているだけ」。
またこの問題をめぐって、10月20日付けの沖縄タイムスは今から100年前、1903年に大阪で開かれた博覧会で、沖縄女性2人を「展示」したという「人類館事件」を引き合いに出した記事を掲載した。
「人類館事件」とは、1903年 に政府主催で開催された博覧会の「学術人類館」というパビリオンで、学術研究資料という名目で、沖縄県民、北海道のアイヌ、朝鮮、台湾の先住民の人々が生身で見世物として「展示」されたという事件である。沖縄に対する差別を象徴する事件として、語り継がれてきた。
さらに沖縄タイムスの記事では、在日米軍の収容施設の74%が沖縄に集中し、解決に至っていないのは、「差別する側の意識が変わらないから」という識者の見解も掲載された。本土側の沖縄蔑視、差別の問題が、いま改めて取り沙汰されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161022-00010000-abema-soci

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映画『彷徨える河』 アマゾンの歴史、幻想的に

2016-10-24 | 先住民族関連
日本経済新聞 2016/10/21付 夕刊
東京・渋谷のシアター・イメージ フォーラムで29日公開(C)Ciudad Lunar Producciones
 世界最大の河川、アマゾン川は南米大陸のほぼ中央を横断し、その広大な流域はブラジルをはじめ各国に跨がり、今なお未知の大地があるという。そんな知られざるコロンビア・アマゾンを舞台に、20世紀の2つの時代から物語を紡いだコロンビア映画である。
 物語の主人公は、先住民族のシャーマンであるカラマカテ(青年期はニルビオ・トーレス、老年期はアントニオ・ボリバル・サルバドール)。侵略した白人に滅ぼされた村で唯一生き残り、ジャングルの中で孤独に生きている。
 そんなカラマカテが20世紀初めに出会ったのは、ドイツ人民族学者テオ(ヤン・ベイヴート)。テオはアマゾン探検の途上で病気に罹(かか)ってカラマカテを頼る。白人を嫌うカラマカテは最初断るが、唯一の治療薬である聖なる植物ヤクルナを求めて一緒に旅に出る。
 数十年後、孤独な生活を送る老いたカラマカテは、アメリカ人植物学者エヴァン(ブリオン・デイビス)と出会う。エヴァンはヤクルナを探し求めているが、米国政府の依頼で野生のゴムノキの標本採取も行っている。そんなエヴァンとカラマカテは再び旅に出る。
 この2人の学者には実在したモデルがいる。映画は2人の手記から得た着想を基に、カラマカテの若き日の過去の旅と老いた現在の旅を交叉(こうさ)させながら、先住民の目からとらえたアマゾンの知られざる歴史を幻想的に浮き彫りにする。
 老いたカラマカテがジャングル深くのキリスト教の共同体を再び訪れると、以前と違って先住民族の宇宙観に浸された姿に変わっている。そこには現代文明から遠く離れたアマゾンの大自然が秘める異界の支配力を見るようで面白い。
 アマゾンに生きる先住民族の未知の世界を、現実と虚構を混在させながら描き出したのは、コロンビア出身のシーロ・ゲーラ監督。2時間4分。
★★★★
(映画評論家 村山 匡一郎)

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