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アイヌ民族のサケ漁再現 平取

2011-09-29 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 09/29 15:00)

 【平取】アイヌ民族伝統のサケ漁を再現する、新しいサケを迎える儀式「アシリチェプノミ」が27日、町内二風谷のオサツ沢で行われた。
 川を遡上(そじょう)するサケをチプ(丸木舟)の上からマレクという柄の長いもりで1匹ずつ突き刺す漁法。技術の伝承のため、財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構の伝統的生活空間「イオル」再生事業の一環で、昨年から取り組んでいる。
 関係者約30人が参加。オサツ沢の一画にいけすを作ってあらかじめサケ50匹を放流、民族衣装をまとった同機構の職員がチプの上から瞬く間にサケを捕獲した。その後、神に豊漁を感謝する儀式カムイノミを行い、チェプオハウ(魚汁)などの伝統料理を作った。文献を読んだり、古老からの話を元にサケ漁を再現したという同機構の原田祥吾さん(22)は「サケはすぐに逃げてしまうので難しかった。昔の漁は大変だったんだなと実感しました」と話していた。(成田智加)

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/321784.html
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