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「シサム(隣人)の輪」広がれ 千歳でアイヌ文化発表会

2015-03-24 | アイヌ民族関連
北海道新聞 03/23 16:00

(写真)来場者も一緒に踊り、交流の輪を広げたアイヌ文化発表会
【千歳】千歳アイヌ文化伝承保存会主催のアイヌ文化発表会が22日、蘭越生活館(新星1)で開かれ、市民約50人が展示やステージを通してアイヌ民族の伝統文化に親しんだ。
 保存会が月2回開くアイヌ語教室と刺しゅう教室の発表の場として開催。会場には、生徒約20人が手掛けた作品計約60点が並んだ。
 展示作品は、美しい文様がちりばめられた民族衣装や、きめ細かな彫刻が施された木工品など。初めて見学したという市内の主婦菊地浩子さんは「アイヌ民族の美の意識の高さに感嘆した。今後は、もっと伝統文化を学びたい」と話した。
 会場では、アイヌ語教室の生徒や指導者らが伝統舞踊などを披露し、最後には来場者と一緒に踊って交流を温めた。保存会の顧問を務める千歳アイヌ協会の中村吉雄会長は「地元市民の間で、アイヌ文化を理解するシサム(親しい隣人の意)が増えているのは大きな喜び。今後も文化伝承の取り組みを重ねたい」と話した。(酒井聡平)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0114791.html
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