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シャクシャイン没後350年、慰霊リレー 240キロつなぐ

2019-03-22 | アイヌ民族関連
北海道新聞 03/22 01:00
 【長万部】渡島管内長万部町は、アイヌ民族の英雄シャクシャインが350年前に松前藩と戦った経路をたどる「慰霊のリレー」を9月に行う。主戦場となった同町から、日高管内新ひだか町までの太平洋岸240キロを「シャクシャインロード」と命名。行程で通る13市町の参加者が、アイヌ文様刺しゅうが入った巨大パッチワークをたすき代わりに、徒歩と船でつなぐ計画だ。
 シャクシャインは1669年、松前藩による不平等交易で困窮したアイヌ民族約2千人を率い、新ひだか町から向かった長万部町で同藩と戦い、その後同年に殺害された。
 長万部町は2016年、戦いのあった場所に、犠牲者を悼む古戦場跡碑を建立。没後350年にちなみ、新ひだか町までを逆ルートでたどるリレーを企画したところ、同町の大野克之町長が快諾した。
 計画では、アイヌコタン(集落)があった地域を含む13市町ごとに参加者を募集。9月上旬に古戦場跡碑を出発し、新ひだか町で同23日に行われるアイヌ民族文化祭でのゴールを目指す。各区間では太平洋岸の道路や砂浜を歩くが、長万部町静狩と胆振管内豊浦町の間は史実を踏まえ、船をチャーターして渡る。
 巨大パッチワークは、アイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」が20年4月に開設される胆振管内白老町で取り組まれている。一般から広く公募して縫い合わせ、リレーを通じて「多文化共生」を訴える。参加する小中学生を対象に、シャクシャインの戦いと地域との関わりを学ぶ歴史講演も行う計画だ。
 リレーは北海道アイヌ協会との共催。長万部町は今後、関係自治体に協力を呼び掛ける。木幡正志町長は「戦禍の歴史を風化させず、平和と共生の願いを共有する機会にしたい」と話している。(古田佳之)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/288646
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