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持ち去られたアイヌの遺骨が子孫に返還されない 「一刻も早く土に」を阻む背景とは

2023-05-15 | アイヌ民族関連
東京新聞2023年5月14日 17時00分
 研究名目で日本から持ち出され、オーストラリアの博物館などで保管されていたアイヌ民族の遺骨4体が1世紀ぶりに国内に返った。アイヌの遺骨を返還する動きは進んでいるものの、本来あるべき場所に戻っているとは言いがたい。元々は研究目的というが、そもそも「民族を知る」とはどういうことか。江戸期に北の大地を探索した先人たちの軌跡から、探求のあり方を考えた。(木原育子)
◆遺骨返還「皆さまの苦しみを心よりおわび」

返還されたアイヌ民族の遺骨を抱えるエンチウ遺族会の田沢守会長(左)=6日、オーストラリア・メルボルン(共同)
 6日、オーストラリア・メルボルンの返還式典。「遺骨持ち去りがもたらした皆さまの苦しみを心よりおわびする」。遺骨を保管してきたビクトリア博物館のティム・グッドウィン理事はそう言って頭を下げた。
 今回戻った遺骨は、1911~36年に見つかった4体。当時日本統治下だった南樺太(サハリン)のポロナイ川河口付近で発掘された遺骨を含む。「樺太アイヌ」の遺骨が海外から返還されるのは初めてだ。
 近年、世界に散逸したアイヌの遺骨返還が相次ぐ。ドイツでも2016年に、保管していたアイヌの遺骨が盗掘されたものだと判明し、翌年返還された。研究者の調べで英国や米国などでも保管されていることが分かっており、日本への返還は続くとみられる。
◆子孫ら疑問「慰霊施設や研究室に預けられることが返還なのか」
 ただ遺骨が戻った後の日本国内の動きは、アイヌの尊厳回復につながっているとは言いがたい。
 6日の式典後、北海道アイヌ協会の大川勝理事長は記者団に「白老に立派な慰霊施設を造ってもらった。アイヌが一堂に集まってきちんと慰霊したい」と説明。4体のうち3体は、白老町に国が整備した民族共生象徴空間(ウポポイ)内の慰霊施設に保管される。
 一方で、樺太アイヌの遺骨は、北海道大で一時保管された後、文部科学省の第三者委員会が返還の当否を審査する過程に入る。樺太アイヌの子孫らでつくる「エンチウ遺族会」が引き渡しを希望しているからだ。
 エンチウ遺族会の田沢守会長(68)は帰国後、「こちら特報部」の取材に応じ、胸の内を明かした。「国やメディアは『返還』というが、国の慰霊施設や北大の研究室に預けられることがなぜ返還なのか。アイヌ民族としては、一刻も早く土に返したいと思っている」
◆「なぜそこまで条件や足かせをつけて渋るのか」
 アイヌは和人から耐えがたい差別や搾取された歴史をもち、国が建てた慰霊施設に再び収められることに苦痛を感じる人も多い。
 国が14年に定めたガイドラインでは、全てにおいて国が判断するプロセスをたどる。まずアイヌ側から遺骨を特定して返還申請する必要がある。返還の対象団体も出土した地域に住んでいたアイヌの団体が原則で、「確実な慰霊」が可能か否かの審査もある。
 遺骨の返還運動を続けてきた木村二三夫氏(74)は「アイヌを土に返す道筋に、なぜそこまでして条件や足かせをつけて渋るのか。自分たちが盗掘していったものを謝罪して返すのは当たり前だ」と憤る。
 文科省が19年に発表した調査では、国内で北大や東京大など12大学に遺骨1574体が保管されていた。20年の調査ではこのうち1320体余が慰霊施設に移されたが、大学に残る遺骨もある。博物館保管分も合わせると、遺骨の数字はさらに膨らむ。提訴などがなければ、ほとんどの遺骨がアイヌ側に引き渡されていない。
 遺骨返還訴訟を担ってきた市川守弘弁護士も「訴訟における和解を通じて、『遺骨はアイヌの地域集団に戻す』という道筋を勝ち取ってきた。しかし、今回の返還で遺骨を慰霊施設や北大に預けるのは、その道筋を反故
ほご
にするものだ。アイヌの権利を再び否定することにつながる」と訴える。
◆アイヌ探求の歴史とは…搾取の歴史につながった一面も
 アイヌの遺骨が国内外に散逸するのは近代以降だが、アイヌに関するまとまった記述が見られるようになるのは江戸後期からだ。間宮海峡と北方民族に関する書籍がある探検家の高橋大輔氏(56)は、「日本の北方探索は、当時のロシアの南下政策に伴う国境対策の観点で始まった。その過程でアイヌを探求するようになった」と説明する。
 例えば、間宮林蔵の師、村上島之丞(1760-1808年)が描いた「蝦夷島奇観
えぞがしまきかん
」は、アイヌの生活史を絵筆で忠実に表現し、民俗学的な視点で捉えた国の重要文化財だ。高橋氏は「この時代の記述はアイヌを知りたいという純粋なまなざしにあふれる。だが次第にこれらの絵からどんな商売ができるのか読み取られ、搾取の歴史につながった一面もある」と語る。
 ちなみに、この時代の北方探索者は村上島之丞も含め、なぜか伊勢国(三重)やその周辺出身者が多い。伊勢市で古書店を営み、地元の郷土史に詳しい奥村薫氏(72)は「伊勢神宮周辺には御師
おんし
と呼ばれた参拝や宿泊などの世話をする神職がいた。地域ごとに担当エリアを分け、独自の情報ネットワークを持っていた。伊勢は幕府の直轄領の天領でもあり、幕府の情報を入手しやすい立場でもあった。必然的に伊勢やその周辺の人が幕府と関わっていたのだろう」とし、「アイヌに関する話は北海道だけの話ではない」と話す。
◆交換で得たアボリジニの遺骨はどこに? 果たすべき責任
 近代に入り、大正から昭和初期になると、頭蓋骨など骨格の比較から民族のルーツを探る人類学が盛んになった。今回のオーストラリアから返還された遺骨も、1911~36年にかけて、アイヌ研究で知られる解剖・人類学者で東京帝大医科大(東京大)の教授を務めた小金井良精(よしきよ)氏らが、オーストラリア側に研究目的で寄贈したものだ。
 メルボルンの返還式典に同行した北大の加藤博文教授(先住民考古学)は「国をまたいだ返還が実現し、一義的には良かった。だが、なぜ盗掘してまで遺骨を持ち出したのかについての説明や実態調査、国などからの公式の謝罪もされていない」と指摘する。
 樺太アイヌの遺骨は、オーストラリアの先住民族アボリジニの遺骨と交換し、この遺骨は日本側に残っているとされる。加藤氏は「日本にアボリジニやハワイ、台湾などの先住民族の遺骨がどれだけ保管されたままの状態か調査が必要だ。アイヌの遺骨だけでなく、日本も責任を果たさなければならない」と語る。
◆「日本の人類学は世界の潮流に逆らっている」
 米国では、90年にアメリカ先住民族の墓地の保護や遺骨返還に関する法律が整備され、先住民との関係改善が図られてきた。
 九州大の瀬口典子准教授(人類学)は「米国では人類学者が遺骨の出自、地域を特定し、積極的に子孫のコミュニティーに返してきた。アイヌ側が遺骨を特定して申請しなければ、返還プロセスが始まらない日本とは全く異なる」と指摘。
 日本では2019年にアイヌの同意が得られていない遺骨は調査研究の対象としない倫理指針が示されたが、各学会で見解が違い、合意できていない。瀬口氏は「米国では研究者と先住民族の双方が将来納得できる形で、協働研究する道を模索している。日本の人類学は世界の潮流に逆らっている」とする。
 先住民族の復権に取り組む室蘭工業大・丸山博名誉教授は「世界の先住民族研究は、脱植民地化に向かっている。先住民族を知的好奇心の対象とする研究から、先住民族自身の意思に基づき植民地化で著しく損なわれた先住民族の生活、文化、社会などの再興を目指す研究へと転換している」とし、「日本でもそうした研究が進められて初めて、遺骨返還などアイヌが直面する課題の解決に向かうのではないか」と続ける。
◆デスクメモ
 研究の名の下、国をまたいで、盗掘した先住民族の遺骨をやりとりする。ぞっとする話だ。少数派や死者への敬意を全く感じられない。返還の動き自体は好ましいが、その先が迫害をしていた側だとしたら、適切ではない。誰の遺骨なのか、よく考えて対応すべきだろう。(北)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/249828

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アイヌ伝承の地に大規模太陽光発電計画 北海道・釧路、保全策なく

2023-05-15 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2023/5/14 15:00(最終更新 5/14 16:19) 有料記事 2460文字

太陽光発電計画が明らかになった馬主来沼(中央後方)西側。国道と海岸線の間の土地で計画が浮上している=釧路市音別町で2023年3月30日、小型無人機から撮影(市民提供)
 北海道白糠町と釧路市音別町(旧音別町)の境界にある馬主来沼(パシクルトウ)西側の民有地で、大規模な太陽光発電計画が持ち上がっていることが、関係者への取材で明らかになった。一帯はアイヌ民族の伝統的生活空間「イオル」とされ、民族の伝承も残されており、近隣に暮らすアイヌ団体の幹部らからは懸念の声が上がっている。
 明らかになった計画は、馬主来沼の湖畔の西側に当たる釧路市音別町の5ヘクタール強の原野。国道38号南側の海岸沿いに位置する。
 不動産登記簿などによると、2021年8月、東京都港区の会社(A社)が、紋別市の会社から条件付きで買い取るとの所有権移転仮登記をした。条件は「本件土地の状態が発電事業を行うのに適切であると、買い主が判断したこと」とある。さらに今年3月、売買により、関係があるとみられる港区の別の会社(B社)に所有権が移された。
 資源エネルギー庁の再生可能エネルギーの事業計画認定情報によると、この土地ではB社の名義で、発電出力1999キロワットの太陽光発電が22年3月に認定されていた。
 法人登記簿によると、A、B両社はともに「太陽電池及び関連部材に関する卸・販売・輸出入業務」などを目的に設立された。社員欄には、海外の太陽光発電会社の関係者とみられる名前がある。土地購入手続きなどに携わったという日本人女性は毎日新聞の取材に計画が進んでいることを認め、「計画の見直しは難しいと思います」と答えた。
 紋別市の会社の社長(78)は国道を挟んで北側の原野(約66・7ヘクタール)と山林(約330ヘクタール)も所有しており、「山林は東京都中央区の会社が太陽光発電を計画し、原野も別の複数の業者が発電用地を確保しようとしている」と明かした。
 不動産登記簿によると、山林は22年11月、「売買代金完済」を条件に、東京都中央区の会社に所有権移転の仮登記が行われていた。紋別市の会社社長は「近くに送電線があり、計画は太陽光発電と聞いている」と明かした。さらに西側の丘陵地では、別の会社が設置した二つの太陽光発電が稼働しており、一帯は適地とみられる。
 白糠町は馬主来沼の東半分を囲うような形で町有地284ヘクタールを「馬主来自然公園」として保全に努める。対照的に、西半分にあたる釧路市音別町側は保全の手は打っておらず、計画が進めば、沼の西にかけての多くがソーラーパネルで覆われる可能性がある。
 白糠アイヌ協会の天内重樹会長(38)は「寄り鯨が集落を飢餓から救った伝承のある土地で、アイヌ民族にとってはかけがえのない生活空間。守りたいのはやまやまだが、どうすればよいのか」と話す。
 道東では釧路湿原国立公園の南側周縁部の原野でも、大規模な太陽光発電計画が水面下で進み、予定地には絶滅が危険視されるキタサンショウウオも生息することから、自然保護団体などから懸念の声が上がっている。【本間浩昭】
・・・・・・・
【本間浩昭】
https://mainichi.jp/articles/20230513/k00/00m/040/221000c

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「夜の阿寒の魅力」発信へ…カムイルミナ今季の営業スタート…"自然&アイヌ文化"を光と音で体感 北海道

2023-05-15 | アイヌ民族関連
UHB2023年5月14日08:45

(「カムイルミナ」より 提供:MOMENT FACTORY)
 阿寒湖の夜の森に映し出される映像を鑑賞しながら、大自然の中を散策するイベント「阿寒湖の森ナイトウォーク KAMUY LUMINA(カムイルミナ)」の今季の営業が2023年5月13日始まり、初日から観光客らが楽しみました。
 カムイルミナは、北海道釧路市阿寒町の「阿寒摩周国立公園」にある阿寒湖畔のボッケ遊歩道(約1.2キロ)を散策しながら、映し出される映像を通じて自然との共生を大切にするアイヌの世界観を体感するプログラムです。
 映像を手がけるのは、スペインの世界遺産「サグラダ・ファミリア」でのプロジェクションマッピングを始め、テーマパークとのコラボレーションなど世界中でショーやイベントを手がけるカナダの「MOMENT FACTORY(モーメント・ファクトリー)」で、最新のデジタル技術が夜の森を鮮やかに彩ります。
 阿寒湖温泉地域が持つ豊かな自然環境と、地域固有のアイヌ文化を活かし、地域の価値の最大化を目指そうと、2018年に設立された阿寒アドベンチャーツーリズムが運営し、2023年で5年目を迎えます。
 2019年の初年は3万4000人余を集客しましたが、翌2020年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い中止。緊急事態宣言も出され約1か月短縮した2021年は約1万7000人で、2022年は6月からの開始で2万4000人余となりました。
 13日のオープニングセレモニーでは、阿寒アドベンチャーツーリズムの大西雅之代表が、「(2019年に)オープンしてすぐにコロナが広がり苦しかったが、やっと今年フルに183日間オープンする計画で進めている。このイベントの素晴らしさをインバウンドの皆さまにも伝えながら阿寒、東北海道の魅力を発信していきたい」と挨拶しました。
 参加者は「リズムスティック」と呼ばれる光る杖を手に、ポイントごとに流れてくる音も聞きながら散策します。札幌市と新潟県から訪れた30代の女性客2人は、「想像以上だった。阿寒湖畔が昼間とは雰囲気が違いドキドキした。温泉街の夜の楽しみが1つ増えた。もう1回見てみたい」と魅了された様子でした。
 阿寒アドベンチャーツーリズムの大川伸二常務は、「2023年は4万人が目標。コロナ対策が本格的に緩和され、海外からの観光客がこれまで以上に来ることに期待している」としています。
 今季は入場時に外国語に対応した映像を放映したり、アイヌ文様入りの法被を貸し出して散策してもらったりする準備を進めています。
 期間中は日没30分後から開始し、8月上旬までは午後7時30分~午後9時(時期により前後)、11月11日まで開催します。チケットは中学生以上3500円(前売り3000円)で、ホームページや阿寒湖周辺ホテルなどで販売しています。
 2023年9月にはアジア初開催となる「アドベンチャートラベルワールドサミット(ATWS)」が北海道で行われる予定で、自然やアイヌ文化を活用したカムイルミナへの注目度はますます高まりそうです。
https://nordot.app/1030267902693933090?c=388701204576175201

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阿寒湖夜の森幻想的に カムイルミナ開幕【釧路】

2023-05-15 | アイヌ民族関連
釧路新聞2023.05.14

リズムスティックを手に、カムイルミナの世界へ向かう参加者
 釧路市阿寒町阿寒湖温泉を舞台とした夜の体験型アトラクション「阿寒湖の森ナイトウオークKAMUYLUMINA(カムイルミナ)」(阿寒アドベンチャーツーリズム主催)が13日から始まった。11月11日まで約7カ月間、国立公園内の自然と、プロジェクションマッピングによる自然と近代技術の融合を楽しめる。(鉾之原頌吾)
 阿寒観光汽船「まりもの里桟橋」前では、オープニングセレモニーが行われ、阿寒アドベンチャーツーリズムの大西雅之代表があいさつ。新型コロナウイルスなどの影響で十分な日数が行えなかったことに触れ「ようやく183日間開始することができる。日本だけでなく、世界の人たちに阿寒、道東の魅力を伝えていきたい」と話した。
 その後、アイヌ伝統の神への祈り「カムイノミ」でイベントの成功や自然との調和などを祈ると、ついに開場。来場者は音が聞こえてくるリズムスティックを片手に、阿寒の森へと進んでいった。
 開始時間は日没の時間によって異なり、8月9日までは午後7時30分~同9時。料金は大人(中学生以上)が前売り3000円、当日3500円、小学生は前売り1500円、当日1700円。カムイルミナの公式サイトや阿寒湖周辺の宿泊施設などで購入できる。
https://hokkaido-nl.jp/article/29306

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欧州歌謡祭、スウェーデン代表に栄冠 女性初の2度目優勝

2023-05-15 | 先住民族関連
AFP2023年5月14日 14:56 発信地:リバプール/英国 [ 英国 ウクライナ ロシア ロシア・CIS フィンランド ヨーロッパ イスラエル 中東・北アフリカ ]

英リバプールで開催されたで開催された欧州国別対抗歌謡祭「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」でパフォーマンスを披露するスウェーデン代表のロリーン(2023年5月14日撮影)。(c)Paul ELLIS / AFP
【5月14日 AFP】英リバプールで開催された欧州国別対抗歌謡祭「ユーロビジョン・ソング・コンテスト(Eurovision Song Contest)」で14日、スウェーデン代表のロリーン(Loreen)が優勝した。今年は昨年の優勝国ウクライナで開催されるはずだったが、ロシアによる侵攻を受け、代替開催された。
 ロリーン(39)は2012年大会でも優勝しており、女性出場者として初めて複数大会で優勝を果たした。
 スウェーデン出身者の優勝は通算7回目。同国は来年のホスト国となる。伝説的ポップグループ「ABBA(アバ)」がスウェーデンに初優勝をもたらしてから50年の節目となる。
 ロリーンはモロッコ先住民ベルベル人系の両親の下、スウェーデンで生まれた。「最高の気分」とコメントした。
 フィンランド代表のカーリヤ(Kaarija)が準優勝。3位は、イスラエル代表のノア・キレル(Noa Kirel)だった。
 大会直前の12日には、主催団体の欧州放送連合(EBU)が、決勝当日にウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領のスピーチを認めないと発表した。政治的要素が強まることを懸念しての判断だった。(c)AFP/Sylvain PEUCHMAURD, with Joe JACKSON in London
https://www.afpbb.com/articles/-/3463822?pno=1&pid=25655986

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音楽の力で環境問題考える 松山で「ライヴ・アース」

2023-05-15 | 先住民族関連
愛媛新聞2023年5月14日 15:51
 音楽や食を通じて、暮らしや環境問題を考える「ライヴ・アースまつやま」が13、14の両日、愛媛県松山市菅沢町の特設会場であった。来場者は、野外ライブや飲食ブースを楽しみながら関心を高めた。
 14日のステージには、オーストラリア先住民の伝統楽器ディジュリドゥ奏者のGOMAさんや歌手UAさんらが出演。山あいの会場で来場者は寝そべったり踊ったり、思い思いの時間を過ごした。
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/音楽の力で環境問題考える-松山で-ライヴ-アース/ar-AA1b9L5k

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今日は何の日:5月14日

2023-05-15 | アイヌ民族関連
ニッポン.コム5/14(日) 8:03配信
昭和の大横綱大鵬が引退表明
1971(昭和46)年 第48代横綱大鵬が引退会見。前日、大相撲夏場所で、小結貴ノ花(当時)に敗れたのが現役最後の一番となった。1960年代に活躍し、ライバル柏戸とともに「柏鵬 (はくほう) 時代」を築いた。優勝32回、6連覇2回、45連勝などを記録し、昭和の大横綱と称された。69年、優勝30回を記念して日本相撲協会から一代年寄「大鵬」の名跡を贈られた。
「ウルフ」千代の富士 涙の引退
1991(平成3)年 第58代横綱千代の富士が引退。夏場所初日、前頭貴花田(後の第65代横綱貴乃花)に敗れ、3日目の貴闘力戦にも敗退し、その夜緊急記者会見で「気力もなくなり、引退することになりました」と絞り出すように話した。大鵬の32回最多優勝記録にあと1回、及ばなかった。
大久保利通、凶刃に倒れる
1878(明治11)年 内務卿大久保利通が暗殺された。明治天皇に面会するため、早朝馬車で自宅を出て紀尾井町清水谷に差し掛かったところ、帯刀し待ち伏せしていた6人に馬車から引きずり降ろされ惨殺された。西郷隆盛、木戸孝允(桂小五郎)と並んで「維新三傑」と称された。77(明治10)年の西南戦争で、薩摩藩時代からの盟友である西郷の討伐を指揮したことで、政府に反発する不平士族の恨みを買った。テロの首謀者が石川県人だったため規模の大きな同県の勢力をそぐ目的で、政府は旧越前国を福井県に、旧越中国を富山県に分割した。
民間の唱歌教科書が発刊
1888(明治21)年 小学校用唱歌教科書『明治唱歌』第1集発刊。詩人・国文学者の大和田建樹、雅楽師・作曲家の奥好義が編集し、全29曲を収録。第6集(1892年発行)まで作られた。スコットランド民謡など外国曲を基に大和田が作詞した作品が多い。文部省音楽取調掛(後の東京音楽学校、現東京芸術大音楽学部の前身)が編集した『小学唱歌集』とは異なり、民間で作られ文部省の検定を受けた教科書。
喜劇王・チャップリンが初来日
1932(昭和7)年 「喜劇王」と呼ばれたチャールズ・チャップリンが初来日。翌日には海軍将校らのクーデター五・一五事件が起こるが、滞在を続けた。歌舞伎や相撲を楽しみ、斎藤実首相、永田秀次郎東京市長らと会談した。
アイヌ文化振興法が公布
1997(平成9)年 アイヌ文化振興法公布。少数民族アイヌを固有の民族として初めて法的に位置づけた法律で、「アイヌの人々の民族としての誇りが尊重される社会の実現」を目的に、国と地方自治体の責任としてアイヌ語やアイヌ文化の継承者の育成、調査・研究、国民への啓発などの文化振興策を行うと定めた。明治政府が同化を目的に制定した、「北海道旧土人保護法」は廃止された。アイヌの人々が求めていた先住権などの民族の権利は、2019年のアイヌ新法の成立・施行まで待たねばならなかった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/52de6f742739b400e9721f6de355fd81d285af1b

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来年の沖縄県議選 仲村覚氏が立候補へ 那覇市・南部離島区から保守系無所属で

2023-05-15 | ウチナー・沖縄
沖縄タイムス2023/05/15 06:00
 沖縄県国民保護研究会会長の仲村覚氏(59)が10日、那覇市内で会見を開き、来年6月24日の任期満了に伴う次期沖縄県議選に那覇市・南部離島区から立候補すると発表した。保守系無所属という。仲村氏は「現県政を変える。抑止力の増強や国民保護訓練の積み重ねなど沖縄の危機を乗り越える政策を実現する」と話した。
 仲村 覚氏(なかむら・さとる)1964年1月23日生まれ。那覇市出身。陸上自衛隊少年工科学校卒。会社勤務などを経て政治活動を開始。全国の自治体へ沖縄の人々を「先住民族」と認めた国連勧告の撤回を求める陳情を出している。
https://news.goo.ne.jp/article/okinawa/region/okinawa-20230515060000.html

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