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象徴空間整備に期待 白老町新年交礼会に250人

2017-01-07 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2017年 1/6)
 白老町新年交礼会(白老町町内会連合会主催)が5日、白老町コミュニティセンターで開かれた。式典には堀井学衆議院議員、神戸典臣道議会議員をはじめ、町内外の各界から約250人が出席し、新年の門出を祝った。
 近藤守会長は主催者あいさつで「象徴空間をはじめ、さまざまな取り組みに関して町民が住んでよかったと言えるまちにすることが何よりも重要。町民一丸で『多文化共生のまち白老』を発展させる年にしたい」などと今年1年の抱負を述べた。
 祝辞を述べた戸田安彦町長は、クルーズ客船の寄港など今年予定されている明るい話題を提供しながら「人口1万7600人の小さなまちに国立公園や国立博物館ができる。今年中には着工し、目に見える形になる。それぞれの立場で何ができるか、町からも情報発信するので協力を頂きたい」と語った。
 乾杯の音頭を取った山本浩平町議会議長は、2020年開設の象徴空間整備に向けた取り組みについて「まずはアイヌ民族の尊厳の確立と、アイヌ文化を正しく、そして広く世界に発信することが大切。経済活動ばかりではいけない。皆さんのお力添えを頂き、象徴空間の応援態勢の盛り上がりをつくってほしい」と呼び掛けた。
http://www.tomamin.co.jp/20170146407

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