先住民族関連ニュース

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新国立競技場 違法伐採木材 排除できない仕組みに

2016-10-08 | アイヌ民族関連
毎日新聞2016年10月6日 07時00分(最終更新 10月6日 08時16分)

 2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場建設で、違法伐採された輸入木材の使用が排除できない仕組みになっていることが分かった。事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)が大会組織委員会の調達基準を適用しないと決めたためだ。新競技場は木を多用したデザインが特徴だが、専門家から「日本の木材輸入に関する法制度は甘く、国内法だけでは不十分だ」との批判が出ている。
 JSCなど公的機関の発注では、「グリーン購入法」に基づき、原産地で発行された木材の合法性証明書が必要だ。しかし、実際に合法的に伐採された木材かどうかの確認義務までは事業者側に課されておらず、現実には違法伐採された木材の輸入や使用が横行しているのが実情だ。
 組織委は6月、合法性の証明書に加え、計画的な森林経営▽生態系の保全▽先住民族や地域住民の権利▽労働者の安全対策−−などについて事業者側による確認と書面の記録を求める調達基準を定めた。組織委の発注に適用され、罰則はないが、守らない事業者には是正を求めることができる。
 一方、JSCは昨年9月、新競技場の設計・施工主体の公募に際し、グリーン購入法に沿っていればよいとした。組織委は今年7月、調達基準を参考にするようJSCに提案したが、JSCは方針を変えなかった。
 JSCは「国の発注基準に基づいており、問題はない。設計・施工業者に今から新たな条件を付加するのは困難だ。業者に基準を伝えて協力要請することは検討している」と説明する。組織委は「(調達基準は)他の組織に強制するものではない」との立場だ。
 新国立競技場の施工を担当する大成建設は技術提案書で「持続可能性を含めた合法性を認証機関が認めた木材を使用する」としている。認証材なら組織委の基準を満たすが、同社は取材に「(全ての木材を認証材にするかどうかは)現在、設計中のため確定していない」と回答した。【久野華代】
 百村帝彦(ひゃくむら・きみひこ)九州大准教授(森林政策学)の話 熱帯諸国では、中央政府の取り決めを超え、地方政府などが伐採した木材が市場に出るなど、違法伐採が行われることがある。事業者に違法伐採でないことの確認を課す欧米に比べ、日本の合法性確認は緩く、グリーン購入法だけでは違法伐採木材が交じる可能性は高い。
グリーン購入法
 国や独立行政法人などが環境負荷の低減を考慮した物品を率先して購入することを定めた法律。正式名称は「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」。2000年5月制定。木材のほか、紙、文具、家具、制服なども対象。木材の合法性の証明は(1)森林認証(2)業界団体の自主的な合法性確認(3)事業者独自の取り組み−−のいずれかで可能だとしている。
http://mainichi.jp/articles/20161006/k00/00m/040/179000c


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18万人が訪れた「ツーリズムEXPO」 話題のブースを紹介

2016-10-08 | 先住民族関連
asahi.com-2016/10/05

マリアナ政府観光局のブースは、ライブペイントなどで旅の楽しさを演出
 「旅は変える。人生を。世界を。」
 そのテーマを実感させるような、異文化や様々な人々との出会い、まるで世界一周旅行の気分。世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2016」は、18万5800人の来場者を集め、26日に閉幕した。一般展示の会場となった東京ビッグサイトでは、華やかなステージや体験イベント、グルメの試食などが繰り広げられ、国内外のお祭りが集結したような熱気に包まれていた。
 140以上の国・地域の出展者の中から、話題を集めたブースを紹介する。
世界の美女やゆるキャラのフォトギャラリーはこちら
業界関係者によるフォーラムや表彰の様子はこちら
海外ブース ~グルメや体験コーナー、クイズなど~
 マリアナ政府観光局は、サイパン、テニアン、ロタなどの島々の魅力を、現地の砂浜をほうふつさせる真っ白なブースで伝えていた。先住民族に伝わるハンドクラフトやココナツオイル作りの教室や、アーティストによるライブペイントなどを実施。スタッフによると、サイパン中心地のガラパンに昨夏できたカジノも人気が高いとのこと。
 香港政府観光局のブースで注目を浴びていたのは、現地ミシュランガイドでストリートフードのカテゴリーに掲載された店舗の「エッグパフ」。ゲームやトークショーの参加者が試食でき、日本初上陸というスイーツの食感に舌鼓を打っていた。香港では、交通網の整備がさらに進んだことにより、街歩きでの気軽な楽しみが広がったという。
 マカオ観光局は、東洋と西洋の文化が融合した世界遺産の街並みや食文化などを紹介。現地で人気のグルメを味わえるフードコーナー、マカオ・グランプリの映像などを体験できるVRシアター、スマホアプリを利用したクイズなど、盛りだくさんの内容だった。マカオと香港を結ぶ橋は来年に完成の予定で、観光の分野でも相乗効果が期待されている。
鉄道グループ ~乗務員の制服での記念撮影が定番人気~
 西武グループは、ホテル、スキー場、水族館など、様々な関連施設やサービスをPR。4月にデビューした観光列車「52席の至福」は、季節の料理を食べながら秩父への旅を楽しめ、予約がすぐに埋まるほどの人気だという。「アクアパーク品川」から来たケープペンギンのショーや、キャラクターとの記念撮影にも、子どもたちが集まっていた。
 東武グループは、栃木県日光市とともに出展。特急「スペーシア」などの鉄道模型がブース内を走る中、沿線の観光地のパネルやパンフレットなどが並び、バラエティー豊かな展示となった。東京スカリツリーのキャラクター「ソラカラちゃん」のダンスショーや、地上450メートルからの展望が映像でバーチャル体験できるコーナーも。
 京成電鉄・京成バスは、都心から成田空港へのアクセスの良さを、大型パネルでアピール。特急「スカイライナー」の所要時間の短さ、高速バス「東京シャトル」の運賃の安さという両面から紹介していた。乗務員の制服を着て記念撮影できるコーナーのほか、タブレットを使ったクイズ抽選会なども注目を集めていた。
ホテル・旅館 ~おもてなし空間を様々な層に向け紹介~
 藤田観光グループは、来年4月20日に開業する「箱根小涌園 天悠」を紹介。150の客室全てに信楽焼の温泉露天風呂を設け、箱根外輪山や渓谷を望むことができる。予約開始は10月1日から。「ホテル椿山荘東京」の展示では、実物のインテリアと写真をオーバーラップさせ、改装が終わったばかりの客室を再現していた。
旅行会社 ~最新の技術でバーチャル旅行体験~
 エイチ・アイ・エス(H.I.S.)は、VR(仮想現実)の技術を用いたバーチャル旅行体験を実施。ハワイのツアーで宿泊するホテルの室内や眺望が、360度カメラで撮影した映像で楽しめ、イタリアやスペイン旅行の説明イベントにもVRの映像を使用していた。VRは11月以降、ハワイ旅行専門の新宿三丁目店から導入していくという。
    ◇
 今年のツーリズムEXPOでクローズアップされたのが、旅と「スポーツ」「文化」「食」との融合。そして、「テクノロジー」の活用だ。VRによる体感コーナーが増えたほか、多言語音声翻訳アプリや多言語電子看板などが紹介され、未来の旅行やおもてなしの可能性を感じさせた。
http://www.asahi.com/and_travel/articles/SDI2016092884721.html


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【書評】『北海道が危ない!』砂澤陣・著 アイヌの弱者利権貪りを告発

2016-10-08 | アイヌ民族関連
SankeiBiz-2016.10.8 05:00
 世界的彫刻家・砂澤ビッキの息子でアイヌ系日本人の著者が、北海道の「アイヌ利権」を告発した書である。
 著者を駆り立てたのは、最大のアイヌ団体である北海道アイヌ協会の行為が《弱者の自立心を奪い、補助金漬けにしながら、彼らを利用し、「まだまだ差別が存在する」と弱者利権を貪(むさぼ)っている》という憤りである。
 かつ、こうした「不正」を監視し、ただすべき行政やメディアは、アイヌ協会と事を構えるのを避け、「不正」に目を向けようとしないという。
 一次資料に裏付けられた数々の事例には唖然(あぜん)とさせられる。(1620円、育鵬社)
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/161008/ecf1610080500004-n1.htm


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第7回ウレㇱパ・フェスタを開催−ゲストに金田一秀穂氏をお迎えします

2016-10-08 | アイヌ民族関連
札幌大学 2016.10.07
一般社団法人札幌大学ウレシパクラブでは10月29日(土)に、「第7回ウレシパ・フェスタ」を本学プレアホールで開催します。
ウレシパ・フェスタとは、ウレシパクラブで学んだ学生が、活動報告や舞踊の披露などで、アイヌ文化を発信するイベントです。ウレシパ・フェスタは、ウレシパクラブが発足した2010年から毎年継続して実施しています。
今年はゲストに、日本語学者で杏林大学外国語学部教授を務める金田一秀穂氏をお迎えし、講演いただきます。金田一氏は、アイヌ語研究の先駆者であった金田一京助博士を祖父に持ち、自身も日本語研究の第一人者として活躍されており、講演では「祖父・金田一京助のアイヌ研究」をテーマにお話をいただきます。
またパネルトークのゲストには、自筆の絵と文章で綴った自伝『オホーツクの灯り 樺太、先祖からの村に生まれて』の筆者である樺太アイヌの安部洋子氏、同書の出版に尽力した共同通信社の橋田欣典氏をお迎えします。司会は、昨年度まで本学にて専門員としてウレシパ・プロジェクトに携わっていた田村将人氏が務め、ゲスト3名と共にトークを繰り広げていただきます
その他にも、ウレシパクラブの学生による創作アイヌ語劇や口承文芸、伝統舞踊などを披露します。
なお、ウレシパ・フェスタは参加費無料ですが、17時30分より行われる懇親会は参加費(1,000円)が必要となります。
皆様のお越しをお待ちしております。
日時 平成28年10月29日(土) 13時~17時
会場 札幌大学 プレアホール(2号館3階)
ゲスト
・金田一秀穂氏(日本語学者・杏林大学外国語学部教授)
・安部洋子氏(樺太富内村落帆出身)
・橋田欣典氏(共同通信社津支局支局長)
・田村将人氏(東京国立博物館主任研究員)
参加費
無料※懇親会は参加費1,000円がかかります
問合せ先
〒062-8520
札幌市豊平区西岡3条7丁目3-1 札幌大学内7513教室
一般社団法人 札幌大学ウレシパクラブ
TEL/FAX:011-852-9335
E-mail:urespa@sapporo-u.ac.jp
※一般社団法人 札幌大学ウレシパクラブのホームページはこちら↓
http://urespa-club.com/
https://www.sapporo-u.ac.jp/news/topics/2016/1007091606.html


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アイヌ民族遺骨 海外調査本格化 政府、専門委設置へ

2016-10-08 | アイヌ民族関連
北海道新聞10/07 05:00
 政府は海外に持ち出されたアイヌ民族の遺骨について、遺骨の状態や収集の経緯に関する現地調査を本格化させる。8月からドイツ国内の収蔵先の調査を行い、アイヌ民族の遺骨を確認した。今後は返還に向けた検討を始める。同国のほかアイヌ民族とみられる遺骨が見つかっているオーストラリアや米国での調査にも着手する方針で、研究者らによる専門委員会も設置する考えだ。
 ドイツではベルリンの国立新博物館が少なくとも9体保管している。現地の日本大使館員の調査でもドイツ国内でアイヌ民族の遺骨が保管されていたことを確認した。
 ただ「調査先の了解を得ていない」(内閣官房アイヌ総合政策室)との理由から、収蔵先や遺骨数は公表していない。
 北海道新聞の取材では、ドイツのほか、オーストラリアの博物館に2体、米国のカリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)にアイヌ民族の可能性が高い遺骨1体が保管されていることが分かっている。
 政府はドイツでの調査を続けながら、オーストラリア、米国でも現地の大使館員らを収蔵先に派遣し、遺骨の保管状態や収集経緯などを調べる。専門委員会では遺骨の調査方法や返還の可否などを検討する。オーストラリアの博物館では東大からアイヌ民族の遺骨の提供を受け、それと交換する形で同国の先住民族 アボリジニ の遺骨を送った記録があるため、現地調査の前に東大への聞き取り調査を行う。
 6日に東京都内で開かれた有識者らによるアイヌ政策推進会議の会合でも、海外に持ち出された遺骨について協議。各国で異なる遺骨返還に関する法律や手続きの違いなど課題点を整理した。
 欧州各国では19世紀から20世紀前半に「アイヌ民族は白人」という学説の検証などを目的に、研究者らが道内やサハリン(樺太)から遺骨を収集した。しかし2度の世界大戦で散逸するなどしており、保管場所はほとんど把握されていない。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0324401.html

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食べて生きよ!『ゴールデンカムイ』作者・野田サトル

2016-10-08 | アイヌ民族関連
GQ JAPAN-2016/10/06 Author: 冨田秀継(GQ)
今年もっとも活躍した男たちを讃えるアワード「GQ Men of the Year」の季節がやってきた。本連載では小誌執筆陣が“極私的”に推薦する2016年の顔を紹介する。第2回は本誌シニア・ウェブ・エディターの冨田秀継が推薦する漫画家、野田サトル。

画像出典:ゴールデンカムイ公式サイト
映画や文学がなぜ楽しいのかというと、そこに描かれているのが人の営みであり、そうした人々の生を想像の上で体験できるからだ。
そうした楽しさを甘受できる最良のメディアのひとつが漫画であることに、異論を挟む読者はいないだろう。
そして、さまざまな人の生を体験できる漫画として『GQ JAPAN』が2016年に最も推したいのが野田サトルの『ゴールデンカムイ』(集英社)である。
明治後期の北海道を舞台に、日露戦争を生き残った元兵士・杉元とアイヌの少女・アシㇼパが、網走監獄の死刑囚が秘匿している黄金を探し当てようとする物語。アイヌや軍だけでなく、新撰組の残党からヤクザまでが争奪戦に参入し、それぞれの信念を貫くため、時に非道に、時にコミカルに黄金の手がかりを奪い合う。
今年3月には「マンガ大賞2016」を受賞し、名実ともに現代の漫画文化を代表する作品となった。
群雄活劇とも言える本作品だが、コミカルな料理の描写も魅力的だ。アシㇼパが杉元たちにアイヌの伝統的な狩猟と料理を教える様子が頻繁に描かれており、本作で見られる野趣に溢れたジビエのファンも多い。『ゴールデンカムイ』がグルメ漫画とも言われる所以だ。
たとえば、鳥獣や魚のたたきを意味する「チタタㇷ゚」は、本作ではアシㇼパがリスやウサギをチタタㇷ゚(=つみれ)にし、それをオハウ(=汁)に入れて杉元に振る舞った。このほかにも、北海道生まれでもなかなか食べたことがないであろう「ルイベ」(鮭を冷凍した保存食)から、現在も多くの人に食されている「ニシン蕎麦」(本作では身欠きニシン蕎麦)まで、時々の状況を踏まえながら魅力的に描かれている。
9月下旬には、本作に登場する料理を食べられる「ゴールデンカムイ軒」が東京・渋谷にオープン。1日限りの体験とあって、応募が殺到したことでも話題となった。
──と、このように書いているだけでも楽しいのは、アイヌの言葉が魅力的に響くからだろう。作中でも現代の日本語にはないアイヌ独特の響きが効果的に使われており、軍人の話す規律正しい言葉、新撰組残党の緊張感に溢れた言葉、暴力を背景にしながらも人なつっこさを感じさせるヤクザの言葉とうまく対比している。
最後に、本作のもうひとつの魅力を紹介したい。それは作者・野田サトルのTwitterやブログでの活動だ。
とくに「野田サトルのブログ」http://723000451898910026.weebly.com/では本作のための取材として、樺太アイヌ系のハンターとともに狩猟を体験し、鹿を撃って解体し、そして食する様子がリポートされている。
生きることと食べることの大切さを教えてくれる本作。未読の方には是非ともお勧めしたい。
http://gqjapan.jp/entertainment/book/20161005/our-moty-2016-satoru-noda



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千歳アウトレットモール・レラで中国の婚活番組がロケ

2016-10-08 | アイヌ民族関連
苫小牧民報(2016年 10/6)
 中国のテレビ局江蘇衛視の人気婚活バラエティー番組を収録するロケが1日、千歳市柏台南の千歳アウトレットモール・レラで行われた。日本では他に福岡、大阪、東京の4カ所が会場になった。同番組の関係者は今回の日本ロケ全体で「20代から50代の中国人と日本人計約700人から応募があった」と語った。
 中国では毎回1億人が視聴するという番組の名は「縁来非誠勿擾」。道東を舞台にロケした中国映画で北海道ブームに火を付けた「非誠勿擾」=邦題「狙った恋の落とし方」(2008年)をヒントにした番組タイトルだ。
 この日、千歳の会場では中国人男性8人、母娘1組を含んだ女性20人が「面接会」の番組収録に臨んだ。独身男女が婚活を進めていく様子が各地で収録され、最終的に絞り込まれた男性10人、女性18人が11月に中国・南京である最終ロケに臨むという。千歳会場の模様は後日、中国国内で放映される予定だ。
 過去に海外での「面接会」は、アメリカやオーストラリアなどで行われたが、日本開催は初めて。 レラでの収録を記念したセレモニーには、駐札幌領事館の張毅領事、北海道中国会の田義之代表、日本「東方日報」の孫冉社長、道総合政策部の三本ゆかり国際局長らが駆け付けた。
 1日は中国の建国を記念する「国慶節」に当たり、同国では7日間にもなる大型連休が序盤を迎えたばかり。三本局長は雄大な自然と食の宝庫・北海道をアピールし、中国から本道へますますの「千客万来」に期待を寄せる高橋はるみ知事のメッセージを代読。ロケの参加者に「新婚旅行には北海道を」と呼び掛けた。
 会場では、日中友好交流文化ショーも行われ、吟舞や中国民族やアイヌ民族の楽器演奏が披露された。
http://www.tomamin.co.jp/20161043283

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むかわ仁和小児童とマオリ族の生徒が交流

2016-10-08 | アイヌ民族関連
苫小牧民報(2016年 10/5)

マオリ族式のあいさつを交わして交流
 修学旅行で来道しているニュージーランド先住民のマオリ族の生徒たちが3日、むかわ仁和小学校を訪れた。生徒たちは、マオリ族式のあいさつを伝えたほか、同国のラグビー代表チーム・オールブラックスが試合前に行う伝統の舞「ハカ」を披露して7人の児童と交流した。
 訪れたのはニュージーランドのロトルア市近郊にあるマオリ民族が通う学校の生徒たちで、日本では中学生に当たる13人と引率の教員らの合わせて20人。9月22日に来日し、東京や大阪などを回った後に来道した。
 1日に苫小牧入り。昨年、文化交流でニュージーランドを訪問してアイヌ文化を紹介した苫小牧うぽぽ(佐々木義春会長)との交流会などに出席した。
 一行は平取町に向かう途中、仁和小を訪問。苫小牧うぽぽの佐々木会長は仁和小の卒業生。今年度で閉校となる同校の後輩たちに思い出をつくってあげたいと企画された。
 来校した生徒たちは、互いにおでこと鼻をくっつけるマオリ族式のあいさつを児童に教えたほか、数曲の歌を披露。この後「ハカ」を舞い、児童から喝采を浴びた。佐藤生歩児童会長は「きょうは素敵なパフォーマンスをありがとうございました。迫力に圧倒されました」とあいさつ。生徒からはペンなどが記念品として児童に手渡された。
http://www.tomamin.co.jp/20161043237




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石狩出身の木彫家・豊川さん制作のアイヌ民具見て 作品展始まる

2016-10-08 | アイヌ民族関連
北海道新聞10/05 16:00、10/05 19:36 更新

豊川重雄さんが制作したアイヌ民具が並ぶ作品展
 【石狩】旧石狩町生振出身で、元札幌アイヌ文化協会長の故豊川重雄さんが制作した伝統民具の作品展「豊川エカシの技」(実行委主催)が4日、石狩市民図書館で始まった。豊川さんが市内の私設資料館「石狩尚古社」に寄贈した作品を中心に約30点が展示されている。ほとんどが初公開で、アイヌ文化を知る貴重な機会となっている。
 豊川さんは10代から20代にかけて家業の漁業に従事。30歳ごろから札幌・定山渓温泉の土産店に勤務するなどし、クマの木彫りやアイヌ民具を制作する木彫家として活躍した。昨年84歳で亡くなった。
 展示品は、アイヌ民族の伝統的民具で豊川さんが実際に山で使用したマキリ(小刀)や、儀式で使うイクパスイ(捧酒箸(ほうしゅばし))など。1987年、豊川さんがアイヌ民族の伝統的な漁法を再現・伝承するため、道の許可を得て石狩川でサケ漁を行った際、儀式で使ったイナウ(木幣)もある。
 実行委の一員で、アイヌ文化研究のために豊川さんと2週間に1回は会う仲だったという札幌市の山内一夫さん(80)は「石狩でこれだけ多くのアイヌ民族資料を紹介できる機会は多くなく、貴重だ」と話した。
 見学に訪れた石狩市内の阿部靖さん(74)は「アイヌ民具を見たのはほぼ初めて。すべて自然の木で作られており、素晴らしい」と見入っていた。
 石狩尚古社館主の中島勝久さん(73)は「豊川さんは札幌に移ってからも『石狩アイヌ』と名乗り、郷土を大切にしていた。活躍の記録を石狩の人に見てもらいたい」と呼び掛けている。
 入場無料。27日まで。毎週月曜日と11日は休館。
 8日午後1時半から、石狩市郷土研究会顧問の田中実さんが「石狩アイヌの富豪漁業家~豊川アンノランと一族」と題して、石狩市民図書館で記念講演する。アンノランさんは豊川重雄さんの祖父。資料代300円。申し込み不要。問い合わせは市民図書館(電)0133・72・2000へ。(成田智加)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0323625.html

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マンガ、アニメ等のメディア芸術の国立図書館分館設立に向けて

2016-10-08 | アイヌ民族関連
BLOGOS-2016年10月05日 07:23 赤池 まさあき
10月3日(月)に、参議院議員会館で超党派のマンガ・アニメ・ゲームを振興する「MANGA議連」の総会が開催されました。私も幹事の一人として出席しました。
当日は、「エヴァンゲリオン」「シン・ゴジラ」の庵野秀明監督や漫画家の赤松健氏、松本零士氏等の関係者も出席して頂き、話を聞きました。このままでは、先人の方々のマンガやアニメの貴重な生原稿等の制作資料が失われ続けているとして、関係者の努力だけでは限界があり、一日も早い国による保存管理を訴えていました。
http://www.sankei.com/politics/news/161003/plt1610030036-n1.html
●マンガやアニメ、ゲームの保存拠点を整備
私は、文化担当の文部科学大臣政務官として、マンガ・アニメ・ゲーム等のメディア芸術の振興のために、6番目の国立美術館を設立できないかと当時検討しました。その結果は、文化庁として、国立アイヌ博物館の建設、国立劇場の立替を控えた財政問題、またメディア芸術の前に現代芸術の振興が先という優先順位の問題があり、難しいというものでした。
安倍総理がリオ五輪の閉会式でマリオ姿を披露したように、わが国の世界に誇るソフトパワー、クールジャパンの柱であるマンガ、アニメ、ゲーム等のメディア芸術の保全拠点を、五輪東京大会までに整備しよう。整備すれば、国際観光の拠点となり、地方に70余も点在するマンガ等の拠点の広報にも繋がるのではないか。以上の視点から、急速に拠点整備への気運が高まりつつあります。
具体的には、国立国会図書館の分館として、民間活力を利用して整備しようというものです。既に、国会図書館には献本制度の下、14万冊以上のマンガの単行本があり、1千以上のタイトルの雑誌が保存されている日本一の保存拠点となっています。さらに、国立国会図書館は国会議事堂に隣接してあるのですが、実は上野公園内に国際子ども図書館という分館を建設した実績もあり、同様の手法を取ろうとの構想です。
国立国会図書館の分館として、メディア芸術関係の分館を建設するとなると、法律改正をともないます。両院の与野党の合意が必要となります。当然、国民の理解と支持が必要となるわけで、税金の無駄遣いと指摘されないように、公共性公益性を踏まえ、引続きしっかり議論をしていきたいと思います。
昨日衆議院では、第二次補正予算が可決しました。今日から参議院での審議となります。今日一日「国づくり、地域づくりは、人づくりから」と全身全霊で取組みます。
http://blogos.com/article/192816/

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