先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

台湾・阿里山で来年元日に「日の出音楽会」 竹楽器の演奏など披露

2015-12-20 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾 2015/12/19 11:18

嘉義林区管理処提供
(嘉義 19日 中央社)観光地の阿里山森林遊楽区(嘉義県)で来年の元日に「日の出印象音楽会」が開催される。開催は14回目。竹楽器を使った演奏や台湾原住民(先住民)出身の女性歌手、ラテンバンドなどによるパフォーマンスとともに、新年の幕開けを祝う。
嘉義市内で17日に開かれた記者会見には、主催者の嘉義林区管理処の楊瑞芬副処長や嘉義県政府文化観光局の徐振能副局長、阿里山国家風景区管理処の馬恵達処長らが出席。拡大サイズの「森鉄音楽列車」乗車券を阿里山森林鉄道の列車を模したパネルに差し込み、同音楽会の開催をPRした。
今月31日の夜には同遊楽区で年越しイベントも催される。先住民ツォウ族のバンドによる演奏のほか、アワの種の配布などが行われる。
海抜2500メートルにある同遊楽区は、初日の出を観賞できる絶好の場所として知られている。
(江俊亮/編集:名切千絵)
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201512190002.aspx

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遺跡調査の様子、ジオラマに 別海町郷土資料館の職員製作

2015-12-20 | アイヌ民族関連
北海道新聞 12/19 16:00

先月下旬に完成した、遺跡の調査作業を描いたジオラマ
 【別海】昨年6~8月に町内床丹地区の遺跡「床丹1チャシ跡」で行われた記録保存調査の様子を描いたジオラマ(立体模型)が先月下旬に完成した。現在、町郷土資料館で公開されている。
 床丹1チャシ跡は町内床丹地区の国道244号沿いにある。チャシはアイヌ民族が16世紀から18世紀ごろに構築したと言われ、北海道全体で確認されている。アイヌ民族の聖域や軍事施設などさまざまな役割があったと考えられているが、調査中であることから詳細は不明な点も多い。
 ジオラマは同館職員の麻郷地麻美さん、高橋智美さん、沼田明美さんの3人が製作。小型無人機「ドローン」で撮った空撮写真などを参考に作業を進めたという。断熱材を削ってジオラマの土台や、実際に調査中に出現したというシカやクマ、キツネも作っている。また、切ったスポンジに緑色の塗料を塗って森にしたり、木工用接着剤を透明に乾燥させて海を表現するなど工夫がこらされている。完成までに約5カ月かかったという力作だ。
 「森や道路、丘も正確な縮尺に基づいて作ったので再現度は高い」と高橋さん。沼田さんは「完成して、あらためてすごく良いものができたと感動した」と喜び、麻郷地さんも「写真で見たものをそのまま作ることができた」と話した。
 同館の石渡一人学芸員は「前回のパイロットファームのジオラマに続いて素晴らしい作品。本当にありがたい」と感謝していた。(樋口雄大)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0214968.html

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江戸時代に描かれた12人のアイヌ ── 国立歴史民俗博物館で「夷酋列像」が公開中

2015-12-20 | アイヌ民族関連
インターネットミュージアム(掲載日時:2015年12月19日)

千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館で「夷酋列像 ─ 蝦夷地イメージをめぐる人・物・世界 ─」が開催されている。
フランスのブザンソン美術考古博物館に所蔵されている《夷酋列像(いしゅうれつぞう)》と、国内に複数現存する模写や粉本を一堂に集めて紹介する企画展。
夷酋列像は、1789(寛政元)年に起こったアイヌの蜂起「クナシリ・メナシの戦い」を鎮圧した松前藩が、鎮圧に協力したアイヌ12人の肖像を、藩の家老で画家としても高名な蠣崎波響(かきざきはきょう)に描かせたもの。
藩の威信を回復するため、屈強なアイヌ像として描かれた夷酋列像は、光格天皇の叡覧を仰ぐまでに至り、後に多くの粉本や模写が制作された。
展覧会では夷酋列像の実像と伝播の様相を解説。夷酋列像から見えてくる、18世紀から19世紀にかけての蝦夷地を中心とする中国やロシアを含めた北東アジアのつながりや、夷酋列像を見た本州以南の人々が、蝦夷地や外国に抱いていたまなざしを紹介する。
「夷酋列像 ─ 蝦夷地イメージをめぐる人・物・世界─」は国立歴史民俗博物館で2016年2月7日(日)まで開催。観覧料は一般 420円、高校生・大学生 250円、中学生以下は無料。
http://www.museum.or.jp/modules/topNews/index.php?page=article&storyid=3721


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