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台湾と日本のつながり

2014-05-06 | 先住民族関連
BLOGOS-2014年05月05日 12:20 松田公太
帰国しました。今回は仕事以外の時間も過ごせて、益々台湾の事が好きになりました。
台湾は日本の隣国であり、しかも大変な親日国であるにも関わらず、よく知らない方も多いと思います。そこで、 今回は日本とのつながりを少し紹介してみようと思います。
台湾は、1600年 代まで先住民の方々が生活しており、特定の国に支配されたことはありませんでした。
1624年にオランダの植民地になりましたが、1662年 に清王朝に敗れた明王朝が台湾に逃れて支配しました。
その後、1683年 に清王朝が台湾を統治し、日清戦争を経て1895年に日本に割譲されるという経緯を辿りました。日本統治下では抗日運動など不幸な事件もありましたが、いまもなお親日家の方が多い国です。
太平洋戦争後の台湾は、独裁政権を経て民主化された国となりました。
経済面では、いまやアジアを代表するもの作りの国でもあります。
その代表例が電子工業。ウルトラブックなどでお馴染みのエイサーやASUS、 メモリーカードではトランセンド、スマホのHTCなど、どの家電量販店でも台湾メーカーの製品が並んでいます。シャープとの資本提携で話題になった鴻海精密工業は記憶に新しいところかもしれません。
自転車も有名です。創業からわずか40年 で世界的なブランドとなったGIANTやMERIDAは、 みなさんも街で見かけることが多いのではないでしょうか。
そのGIANTは、 東日本大震災の直後、被災地のために特別仕様のマウンテンバイク1000台を寄附してくれました。
当初は、交通網が遮断された被災地における復興業務のための移動手段として想定していたようです。しかし、震災から2か月後には道路網が整備されたため、多くが遠距離通学を強いられることとなった学生さん達の通学用に使われるようになりました。
簡潔に紹介させて頂きましたが、日本と台湾は仲の良い隣人として、これからも更に交流を深めていく必要があり ます。
外交防衛上における関係も非常に重要です。中国軍の海洋戦略として「第一列島線」というものがあります。これ は日本や米軍を念頭にした中国の防衛ラインですが、これが九州、沖縄、台湾を結んでいるのです。つまり、日米・中の緊張が高まった場合、 日本の南西諸島から台湾に至る地域の軍事的プレゼンスが高まることを意味します。尖閣諸島の問題は台湾との関係にも影響を及ぼしていますが(主に漁業)、中国という共通の脅威に対して協力をしなければならないのです。
他方で、現在の馬英九総統は中国に接近する姿勢を見せています。
馬総統は、二期目の総統選挙では、台中統一、台湾独立、武力行使のいずれも行わない (「三 不」と言います)ことをスローガンとして掲げており、中国と一定のバランスをとっていました。
しかし、2013年 に調印したサービス貿易協定が中国との経済的なつながりを強化するものとして、現状維持を望む若者の反発を招き、学生たちが立法院(国 会)を占拠するという事態にまで至りました。
学生たちは、王金平立法院長(私も何度かお会いしたり、友人の家で会食したりしたことがあります) が、協定の内容を監視する法律が制定されるまでは協定の審議を再開しないと約束したことで、自主的に退去しました。しかし、中国に対する 台湾の民意の警戒感が厳しいものであることを示すものとなりました。
台湾と中国の距離がこれ以上接近する前に我々日本が更に歩みよって関係を強化しなければなりません。さもなくば、経済的にも外交防衛上も重要な、東アジアで唯一とも言える親日国を 失うことにもなりかねません。
国と国との交流はまず民間からです。民間同士のつながりを強くすることで、より日本の方を向いてもらいたいと思います。私も、JTFXを通じて起業家同士の絆を強くし、また一方で政治家としても、交流を通じて政治的なつながりを強化していきたいと考えています。
http://blogos.com/article/85838/

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白老・アイヌ民族博物館で厳かにコタンノミ

2014-05-06 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2014年5月5日(月)朝刊】
アイヌ民族の伝統行事である春のコタンノミ(集落の祈り)が3日、白老町のアイヌ民族博物館内にあるポロチセ(伝統的家屋)で行われ、関係者や観光客ら約120人が自然の恵みが豊かで、人々が健康に生活できるように祈願した。
 春と秋の年2回行われるコタンノミは、イヨマンテ(熊の霊送りの儀式)やチセノミ(新築祝い)とならぶ大きな儀式と言われている。午前中はオンカミ(神々に敬意を表す所(しょ)作(さ))で開式し、ハルエオンカミ(食物による拝礼)、シラリエオンカミ(酒かすによる拝礼)のほか、神々への祈りなどが厳かに行われた。
 午後からはシンヌラッパ(祖先供養)やチプサンケ(新しい舟の進水式)も執り行われ、多くの参加者がアイヌ民族伝統の儀式に対する理解を深めていた。
(伊藤洋志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2014/05/05/20140505m_08.html

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俳優の伊吹五朗さんがひょっこり白老町訪問

2014-05-06 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2014年 5/5)
 北海道出身で水戸黄門などTVドラマでおなじみの俳優、伊吹吾朗さん(68)が2日、白老町を訪れ、観光施設や飲食店などを巡り歩いた。北海道観光大使に就任した2012年度以降、プライベートの時間を利用して道内各地の観光地などを訪問しており、白老町はブランド牛肉で有名なことから「一度訪れたかった」という。案内役の町職員が白老の食べどころや見どころなど魅力をふんだんにアピール、伊吹さんも「テレビ番組を通じて情報発信したい」とPRに意欲を見せた。
 最初に町役場を表敬訪問。笑顔で出迎えた戸田安彦町長は「白老町は食材が豊富で温泉などの観光拠点もある。北海道の縮図のようなまちなんです」と概要を説明。2020年の東京五輪開催前に、アイヌ文化復興等の拠点となる「民族共生の象徴空間」が整備されることもアピールした。
 伊吹さんはこれまで小樽市や根室管内羅臼町、網走市、後志管内ニセコ町などを訪問。首都圏で開かれる北海道物産展などにも足を運ぶなど〝北海道応援団〟の一人として積極的に活動していることなどを話し、「白老といえば白老牛ですね」と知名度の高さを絶賛。今回の白老訪問について「現在出演中のテレビ番組『マハトマパンチ』の中に情報発信するコーナーがある」と語り、積極的に情報発信する考えがあることも強調した。
 この後、町職員の案内でホースガーデンしらおいやアイヌ民族博物館、白老牛の店いわさき、桔梗原農園の原木シイタケ栽培、山本養鱒場などを訪問。白老牛の昼食も楽しむなど、魅力たっぷりの観光拠点を一日かけて巡った。
http://www.tomamin.co.jp/20140512424

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