先住民族関連ニュース

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旭川の玄関口から文化発信 彫刻美術館ステーションギャラリーがオープン

2012-04-22 | アイヌ民族関連
産経新聞 4月21日(土)14時31分配信

 「彫刻のまち」としてまちづくりを進めている北海道旭川市の新たな施設、彫刻美術館ステーションギャラリーが21日、JR旭川駅にオープンし、午前中から大勢の市民でにぎわった。
 このギャラリーは、回収のために2月に休館した中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館の分館として開設。昨年11月に高架化が完成したJR旭川駅の魅力の一つとして、市民や観光客に向けて無料で彫刻作品を紹介する。オープニング作品は、旭川市ゆかりの彫刻家、中原悌二郎の作品を中心に、ロダンや荻原守衛、高村光太郎などの彫刻14点が展示されている。
 また同時に、ステーションギャラリーの隣にアイヌ文化情報コーナー「ル・シロシ」もオープン。愛称はアイヌ語で「道しるべ」を意味し、旭川地域のアイヌ文化を旭川市の玄関口から発信していくという。
 この日は開館に先立ってオープニングセレモニーが開かれ、旭川市の西川将人市長が「2つの施設を旭川の情報発信の起点として、大勢の方々にそだてていただければ」とあいさつ。またJR北海道旭川支社の豊田誠支社長は「2つの施設がオープンし、旭川駅高架事業が全面開業したことになる。駅からの情報発信を大いに期待しています」と話していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120421-00000546-san-soci

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ハンセン病:理解深めて 青森と宮城・登米で来月12日から市民学会 /青森

2012-04-22 | アイヌ民族関連
毎日新聞 4月20日(金)11時15分配信

 全国のハンセン病の元患者や市民らが交流する「ハンセン病市民学会」が5月12日から2日間、青森市と宮城県登米市で開かれる。両市にはハンセン病療養所があり、市民に理解を深めてもらうため企画した。開催を前に青森実行委員会のメンバーが19日、県庁で記者会見し、広く参加を呼びかけた。
 市民学会は05年から全国各地で開催されている。今回の全体テーマは「ハンセン病問題から“いのち”の意味を考える」。療養所の将来構想や地域社会との共生などについて討論を行う。
 青森市石江の療養所「松丘保養園」には、119人の高齢者が入所している。同実行委の本田雅章事務局長は「保養園を地域に開放し、人権教育や研修施設にするため、市民と一緒に考えたい」と話している。
 12日は午後1時から6時半まで、青森市柳川1の市民ホールで総会と交流集会。13日は松丘保養園で午前9時半から正午まで分科会と午後1時から3時までアイヌ民族との交流企画(予約制で昼食付き840円)などがある。参加費は12日が1000円、13日の分科会は500円(高校生以下無料)。
 ハンセン病は、らい菌によって知覚まひなどの症状が出る病気。感染力は極めて弱く、治療すれば完治し、後遺症もない。遺伝病と誤解され、国は1907年から90年間、世界でもまれにみる隔離政策を実施した。01年の熊本地裁判決で隔離政策は違憲と認められ、ハンセン病問題基本法の成立につながった。
 市民学会の問い合わせは実行委(090・9144・0856)。【高橋真志】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120420-00000038-mailo-l02

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大学保管のアイヌ民族遺骨 返還の指針策定へ 文科省

2012-04-22 | アイヌ民族関連
<北海道新聞4月21日朝刊掲載>

 文部科学省は、全国の大学や研究機関が研究目的で保管しているアイヌ民族の遺骨を遺族に返還するための指針作りに着手する。しかし、発掘から半世紀以上たつ遺骨が多いことから、だれのものか特定する情報が少なく、指針ができてもどれだけ返還につながるかは不透明だ。
 指針は年内の策定を目指し、遺骨の特定の仕方、返還する遺族の範囲、周知方法、申請手続きなどを明示する。返還が難しい遺骨については、アイヌ文化の拠点として胆振管内白老町に整備する「象徴空間」に集約することも盛り込む。http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/366762.html

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