札幌こどもミュージカル 皇后さまも拍手

（読売新聞2009年10月8日 ）
　札幌市とその近郊の子供たち約８０人が所属するミュージカル劇団「札幌こどもミュージカル育成会」（細川真理子会長）は７日、新国立劇場での２日間にわたる東京公演を終えた。この日は、アイヌの夫婦に飼われていた犬が、神の力で人間になり、アイヌ民族の青年と結婚するまでを描いたミュージカル「ひとつおわんでトゥミクミク」を上演。皇后さまも鑑賞された。約７００人の観客の中には子供たちの澄んだ歌声に感動して涙を浮かべる人もいた。
　舞台の最後には子どもたちが、「皇后さま今日は来てくださってありがとう。いつまでも心の温かいお方でいてください」と皇后さまへ歌をプレゼントし、皇后さまが立ち上がって拍手を送られる場面も。
　公演を終えて、細川会長は「子どもたちは立派な演技をしてくれた」と話していた。
（※ミュージカル題名の「ク」は小さなク）
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20091008-OYT8T00072.htm