ヒストリカルロマンスアワー

Historical Romance Hour

The Price of Pleasure

2008年05月24日 | M-N-O
Connie Mason. 2007. The Price of Pleasure. Leisure Historical Romance.

オススメかな。
私は久しぶりに最後まで一気に読めるものに出会えたので、これは楽しめました。

Story:      
Dialogue: 
Hero:       
Heroine:   
Sensuality:

Black Widowと呼ばれる謎の喪服の女性は、Devil's Chateauに収監されている男性を一人二人と連れ去っていきます。理由は快楽の虜にするためだといううわさ…。
そのうわさが本当かどうかは定かではありませんが、一つ確かなのは、連れ去られた男達は2度とシャトーには戻ってこないということでした。



拷問に継ぐ拷問を受け、餓死寸前のReed Harwoodは真っ暗闇の中でただ死を願っていました。
Black Widowのうわさは聞いたことがありましたが、まさか瀕死の状態の自分を選ぶとは思ってもみませんでした。

Reedが回復し始めると、このBlack Widowは実は若くて美しい未亡人であるFleur Fontaineであることが分かります。
死人意外彼女の魅力に抗うことなんてできないんじゃないかと思うReed。Fleurの純真な容姿と心の虜になっていきます。


あとは裏表紙のあとがきにも書いてないので、読んでからのお楽しみ。

                     

感動モノでもないし、たくさんあるラブシーンはワンパターンになってしまっているし、サスペンスのほうもありきたり。
Fleurが子供が産めない体だという設定も、絶対最後には覆されるのはわかっているんです。
でも、H/Hの二人が惹かれあう引力のようなものはよく伝わってくるんです。
最近満足のいくものをあまり読んでいないせいもあるんでしょうか。私はこれ、満足でした。ハートマークが一つ減ったのは、上に書いたとおり。お定まりっぽいので新鮮さに欠けます。

私はコニー・メイソンは今回が初めてかも。他の作品も読みたくなったのでざっとチェックしてみたのですが、全部表紙がすごいですね。
今回のも人前では読めない表紙ですが、個人的にはちょっと気に入ってたりして。


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