井内利彰

競馬に携わってます

大盛況のポリ

2009-11-11 | Weblog
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今朝の栗東は前夜からの大雨が引き続き降り続いている状況。
そんなこともあって、どの陣営もここぞとばかりにポリトラックで追い切りを行う馬が続出しました。

いつもは坂路で追い切られる橋口厩舎ですが、今朝は一頭も坂路で追い切っていないはず。
すべてポリトラック馬場に出て追い切りを消化していました。

聞くところによると、この状況には調教スタンドも大慌てだった様子。
ですから一人で作業している僕はもっと大慌ての状況でした。

しかしいつも通り「あれとって」「これとって」の状況は変わらないわけで、さすがに今日は少ししんどさを感じてしまいました。

そして調教もようやく疎らになってきた頃、安田隆行調教師が「おはようございます」。

個人的にはトランセンド勝負だったので、こちらについて真っ先に聞くと「やっぱり疲労が抜け切っていないみたいです。JCDは賞金不足だし、思い切って放牧してゆったり休養して年明けから始動します」とのこと。

しかし先生が僕に話したかったのは「正直負けたくない」と話していたレディルージュのことでした。
ちょっとここには書けない暴走気味の言葉も出ただけに、どうしても勝ちたかったんだなあというのは伝わってきました。ちなみに次走は京阪杯です。

そこから今週の話になってダッシャーゴーゴー。
「正直具合が良すぎます」とのことで、今朝の追い切りも抜群だった様子。
ここ3週勝ち鞍がない厩舎だけに、今週はこの馬でひとつと考えているようです。

最後に阪神JFを目指すシンメイフジ。
「思ってた以上に良くなって帰ってきました」ということで成長が著しいのでしょう。
「今朝の重い坂路でも全くノメルことなく駆け上がってきましたから、パワーも相当ついていますよ」ととにかく笑顔でした。