The double six of paris/Les Double Six
コーラスアルバムを好んで聴く事は無いのだが、英Columbia盤で値段も安く(2000円台)、しかもジョルジュ・アルバニタ(p)参加しているので購入。やはりコーラスは苦手だなぁと思いつつ聴いていたのだがA4<Naima>で耳が奪われてしまった。この曲のみピアノトリオの伴奏で女性ボーカリストが独唱し、コルトレーン曲らしい静謐な歌いかたで独特な透明感がある。ちなみにルネ・ウルトルジュ(p)も1曲のみ参加している。
Thelonious Monk/Misterioso
ジョニーグリフィン(ts)のワンホーンによるモンク・カルトット盤。A3<Let’s cool on>のテーマが大好きで、曲中テーマが繰り返される度にイイナァ~と声に出したくなってしまう。ソロで弾くB2<Just a gigolo>では、モンクのピアノとライブハウスのざわめきが溶け合い、何とも言えないシミジミとした気分にさせられる。
TeddyCharles/3 for Duke
Teddy Charles(vib),Oscar Pettiford(b),Hall Overton(p)の3人によるエリントン曲集。ドラムレスのため、ゆったりとした呑気な感じがするアルバム。テディ・チャールスのビブラフォンも、オスカー・ペチフォードのベースも締っており、ビブラフォンがリーダーのアルバムに有りがちなベッタリとした甘さは無く、上質な甘さが心地好い。
Joe Harriott,Don rendell/Jazz Britannia
Joe Harriott(as)2曲、 Don rendell(ts)2曲入りのEP盤。抑制を効かせたジョーハリオットのブルージーなアルトが聴ける<My heart belongs to daddy>が好い。