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等身大映画でシミュレーションしておけば何処かで役立つはず

エリジウム

2013年09月21日 19時27分48秒 | 映画 あ行
評価:★★★★☆【4,5点】



この作品の世界感はワタシが想い描いていた近未来そのもの。

前作『第9地区』はエイリアンものとしては異色な部類に入り
視点のユニークさから各方面から絶賛されたものです。
低予算でありながら(といっても30億円と破格ではあるが)
知恵と工夫でこういう面白い作品は出来ることを証明してみせた。

興行収入も製作費の10倍弱と相当儲かったようです^^
で、そのおかげで今度は有名俳優をふんだんに使い
ギャラだけでもかなりの予算だったんではないでしょうか^^;



2154年。人口増加と環境破壊で荒廃が進む地球。
その一方、一握りの富裕層だけは、
400キロ上空に浮かぶスペース・コロニー“エリジウム”で
何不自由ない暮らしを送っていた。
そこには、どんな病気も一瞬で完治する特殊な医療ポッドがあり、
美しく健康な人生を謳歌することが出来た。
そんなエリジウムを頭上に臨みながら地上で暮らす男マックスは、
ロボットの組み立て工場で過酷な労働に従事していた。
ある時彼は、工場で事故に遭い、余命5日と宣告されてしまう。
生き延びるためにはエリジウムで治療する以外に道はない。
そこでマックスはレジスタンス組織と接触し、
決死の覚悟でエリジウムへの潜入を図る。
ところが、そんな彼の前に、一切の密入国を
冷酷非情に取り締まる女防衛長官デラコートが立ちはだかる。
<allcinema>



ずばり、あらすじだけでもかなり食指が動くのに
そこへ持ってきて、斬新なガジェットがてんこ盛りで
過去のどの映画でも見たことのないモノばかり!

この監督の頭の中は莫大なアイデアが詰まってるんだろう。

富裕層と貧困層という格差社会をテーマって
これっていつの時代になっても付いて回る問題なんでしょうね。
自分が富裕層であると自覚できるのは
おそらく私欲がなくなる時ではないかと思ってるから
ひとは心の中では永遠に富裕に憧れつづけるんじゃないかと。

そういう意味では今回の映画のように富裕層にしか行けない
スペース・コロニーという限定された場所があったことで
そこにいるかいないかで誰にでも区別することができる。
まさに映画的発想の面白さはこういうところなんだな(笑)




【今週のツッコミ】
・地上400キロって空気はあるのか。
 大気圏は地上1000キロということらしい。

・エリジウムの構造を見て『アップサイドダウン』を思い出す。
 映画はまだ未見(笑)
 あれって自転しながら地球の周りを公転してるのか?

・マックスの少年時代の方がハンサムだった。
 マット・デイモンにマックス名がとても似合う(笑)

・そのマックスに施されたエクソスーツは至ってシンプルで
 甲冑としての役割とはなっていない(当然やね)^^

・またまたマックスの後頭部に取り付けられたモバイルやら
 総合的に判断すると、彼は今後風呂に入れないんじゃない(笑)

・『第9地区』と比較してはいけないが同じ監督作品。
 しかも製作費の大幅アップを考えるとストーリーが若干淡白な気が。

・政治的な駆け引きが緊張感を生むと思っているので
 できれば、あの女史にはもうちょっと頑張ってもらいたかった。

・首の動脈にブス!あれは絶対生き残りたい一心で
 「私を医療ポッドに連れてって!」でしょ!(笑)
 そのおまけで「あなたの子も助けるから」コレ期待してた^^;

・地上の工作員が恐ろしく貧困層に馴染んでいた。
 演じるシャールト・コプリーがこんなにカッコよく見えたのは
 初めてな気がする。って彼の映画は3本くらいしか観てないが^^;

・その彼の最初の任務でロケットランチャーを空に放つが
 弾の初動に椅子から落ちそうになりかけたがそういうことだった!
 ココは「お~!」そういや座標値を言ってたな(笑)

・モバイル・シールドって!さすがはニール監督!
 それは今まで思い付かなかったわ。
 ゲームの世界では当たり前なのかな。ワタシが知らないだけで^^;

・宇宙空間のシャトル映像が秀逸だった!
 ジェットエンジンの青白い炎をギザギザに見せるって芸が細かい。

・地上から見えるスペース・コロニーが本当に綺麗だった。
 ちなみにアノ銀リングって世界各国から見えてたのかな。

・あんな医療ポッドが是非とも欲しい!
 ところでエリジウムの人口ってどんなもん?

・地球で働くマックスの工場がどこか『トータル・リコール』だった。

・この映画に出てきた重装備改造車で是非『デスレース3』を!

・こういう役ってウィリアム・フィクトナーの十八番だね。
 なので『ローンレンジャー』が如何に異質だったか分る(笑)
---------------------------------------------------------
監督:ニール・ブロムカンプ
脚本:ニール・ブロムカンプ
撮影:トレント・オパロック
音楽:ライアン・エイモン


出演:マット・デイモン/ジョディ・フォスター/シャールト・コプリー/
    アリシー・ブラガ


『エリジウム』





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10 コメント

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私をポッドに連れてって! (オリーブリー)
2013-09-23 01:02:29
ですよね(爆)
もう、いいのよ…と、あっさり諦めて、おい!!そんで退場していいんかい、クラリス!でしたよ^^

ホント、監督の頭の中を覗いてみたい。
SFネタがわいてるんでしょうか(笑)
エンタメに重点が置かれた分、少し散漫なお話にはなってしまった感じでしたね。
でもいわゆる「一発屋」さんではなくて安心しました!
オリーブリーさんへ (ituka)
2013-09-23 20:23:21
こんばんは。
ちなみに、あの状況でポッドに連れていくとしたらアリシーひとりじゃ流石に辛いでしょうね^^;
確か娘も気絶してたはずだし、う~ん、時間がないだけに
あそこは瞬間的にどうすりゃいいの~!(爆)

ニール監督のこと、この映画で実力者であることを確信しました。
ワタシ的にはエイブラムスより格上になっちゃいましたよ(笑)

そうね、ストーリーにもっと深みがあれば完璧だったのに、チョット惜しい(笑)
Unknown (kira)
2013-09-26 13:37:28
そうそう!地上400キロって空気はあるのか?
ですよね~~。まあ、特殊なシールドで供給とか??

〉宇宙空間のシャトル映像が秀逸だった
アレ、一つなの??
アメリカだけのコロニー?
無数にあるともっとリアリティがあったと思った

〉アップサイドダウン
世界観、映像美では久々の☆4・5なのです。
細かな突っ込みどころが残念な作品でしたが、可愛い作品です
kiraさんへ (ituka)
2013-09-26 22:36:27
こんばんは。
本日、再見してきましたよ(笑)
最初の感動は絶対ないよな~と思っていたら、なんと!再見した今日の方がウルっとなっちゃいました(爆)

コロニーでのドタバタが今ひとつと思ってましたが
全体を通すとそんなこともなく、アレはアレでいいと思いました。
コロニーは一個だけどアメリカ人以外も居たと思いたいです^^
最高司令官はアメリカ人でしたけどね^^;

そうね、特殊シールドで空気を送るって、感覚的にはハイウェイトンネルの空調みたいな感じですね(笑)

アップ・サイド・ダウン。
ほほう~、映像世界はやはり凄いですか~。
この発想はほんと面白いですよね。
☆後頭部の液晶表示を俺の代わりに確認してくれ(By マックス)☆ (TiM3)
2013-09-29 12:23:32
観て来ました。

ジョディ様がこの脚本の何処に「私でなければ、この役は!」と感じたのかがイマイチ分かりませんでしたが・・まぁ現場の空気を楽しんではったんでしょうね。

クルーガー役のジェラルド・バトラーヴァージョンも観てみたかったですが、あそこまで汚い役柄だと、流石にファンも引くよなぁ(=^_^=)
TiM3さんへ (ituka)
2013-09-29 21:22:56
こんばんは。
液晶画面の熱で後頭部が低温やけどになったらどうしよう(笑)

ジョディ姐さんも久々の悪役と新鋭監督ということで楽しまれたことでしょうね^^
シャールトのオっちゃんのアウトローぶりはすごくよかったです。
医療ポッドに入るまでは(爆)

ビール瓶に唾吐いて放り投げる意味が訳分りません(笑)
ジェラルドには小人のクルーガーでやってもらいたいかも^^;
『 第9地区 』に比べると (ami)
2013-10-06 01:15:57
やはり落ちますが、それでも面白かったです。
ニール・ブロムカンプ監督とダンカン・ジョーンズ監督は
私的にはSF映画界期待の2大新鋭監督です。

それから横レスになりますが、
コロニーの住人がアメリカ人ばかりなのは
エリジウム=アメリカ
地球=メキシコ
の構図にする為に意図的にしたことだと私は解釈しました。
amiさんへ (ituka)
2013-10-06 18:35:48
こんばんは。
そうなんですよね。ブロムカンブは『第9地区』を低予算というハンデを持ちながら見事なSF映画に仕上げてきました。
今回もそれなりに期待値上げまくってる観衆に対しそこそこ見せてくれてホッとしてますよ(笑)
この映画の出来から見て単なる一発屋ということもなさそうだし、また次回作に期待させますよね^^

お!ダンカン・ジョーンズがお好みでしたか。
父が確かデビッド・ボウイなんですよね。
長編映画はそんなにないですが、すべて印象に残る作品ばかりだから、彼も実力ある若手監督という印象です。

>エリジウム=アメリカ
>地球=メキシコ

お~!なんとなくイメージできますよ(笑)
そういや、犯罪映画の犯人はやたらメキシコ国境越えたがりますよね(笑)
アレは、メキシコ全体が犯罪者と見分けがつかず群衆に紛れ込みやすいってことかもしれませんね(←って、ほんとか)^^
Unknown (mariyon)
2013-10-11 20:51:30
予告を観たときに、貧困層と富裕層で、「タイムマシン」・・・って思ったんですが
これが、エリジウムにはなかなか行かないし、
地球での泥臭い戦いがもう見てるだけでなんか痛くて
けっこう見入ってしまいました。
あの人体改造は、このままあとは
医療ポッドにはいるか、死んでもいいってことなんですよね。
なんて、みょーに考えちゃって。。。
あっ、決してマットのファンでないんですが・・・。

あの未来の地球は、アメリカってより、アジアぽかったです。
mariyonさんへ (ituka)
2013-10-11 23:39:18
こんばんは。
そうそう、なかなかエリジウムに行かなかったですよね。
いつまでこんな荒廃した風景見せるんだよ監督!でしたが
前作『第9地区』もそれが全編通しでしたから妙に納得したりして(笑)

mariyonさんは地球の泥臭さが痛くて見入ってしまったのね(爆)
ワタシはこれだけ雑菌だらけの地球を見せられてフラストレーション溜まりまくった分
エリジウムの無菌エリアが早く見たくて仕方なかったです(笑)

もうちょっと、あのコロニーの住民の生活ぶり覗きたかったですよね。

これ続編やってくれないかな~^^

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