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リアリティ映画でシミュレーションしておけば何処かで役立つはず

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ

2018年11月19日 21時22分09秒 | 映画 は行
評価:★★★★★【5点】



リアルかつ極限のサスペンスを煽る妙技の数々。



アメリカ国内で自爆テロが発生し、犯人の不法入国に
メキシコ麻薬カルテルが関与していることを重く見たアメリカ政府は、
CIA工作員マット・グレイヴァーに
カルテル壊滅の極秘ミッションを命じる。
マットは旧知の暗殺者アレハンドロに協力を仰ぎ、
カルテル同士の戦争を誘発するために、
敵対するカルテルの仕業と見せかけ麻薬王カルロスの娘
イサベルを誘拐する非情な極秘作戦を決行するのだったが…。
<allcinema>



前作にくらべヒロインの捜査官がいない分、かなり地味であるが
なんのなんの!まったく引けを取らない面白さであり
逆にヒロインがいないことでよりリアリティが増したように感じた。

メキシコ麻薬カルテルを今回の自爆テロ組織だと認定した政府は
汚い手段も平然とやってのけるあの男CIA工作員の
マットを呼びだしたのだった。
そこでマットは旧知の仲間であるコロンビア人暗殺者アレハンドロを
任務の協力者として同行させることにする。

カルテル同士の内戦をワザと引き起こし互いが弱ったところを
イッキに叩き潰す作戦が開始されることに。

極秘任務というのは成功か失敗しかなく
成功すればカッコいいものであるが失敗するようなことがあれば
たとえ仲間であったとしても容赦なく塵のように跡形もなく消される。

今回、チョットしたアクシデントから失敗!急遽作戦中止命令が下る。
アメリカの関与を絶対に表面化させない作戦だったため
現場に取り残されていたアレハンドロと偽装誘拐したカルテルの娘
イサベルらの口封じのため二人を抹殺せよと命令を受けるマット。
彼の苦悩がここから手に取るようにわかり、何も知らないアレハンドロは
マットに救助の要請をする。

いや~!序盤からアレハンドロというキャラクターの魅力全開で
もう完全にマット演じるジョシュ・ブローリンを食ってましたよ。

ラスト、あのトイレのシーンは心憎い演出で最高にクールだが
『ボーダーライン』としてここからまた新たなストーリーが始まる予感。
まだまだ他にも謎の部分が残されており、すべては次回作で解明か。
また新しいキャラクターなども追加されればシリーズ化だな。

ところで本作の脚本家テイラー・シェリダンは前作の『ボーダーライン』
動画配信サービスで鑑賞の『最後の追跡』、『ウインド・リバー』に
本作とテイラー・シェリダンが関わった映画すべてが傑作であり
ワタシは今後、彼の脚本作品を是非とも追って行きたいと思った^^



【今週のツッコミ】
・本作、ベニチオ・デル・トロ作品の最高傑作だと決め打ちしたい!

・虫の息で横たわるカルテル最高弁護士に「アディオス」と言い残し
 直後の連射の仕方が冷酷で斬新すぎる。あんな撃ち方みたことない。
 
・カルテルに家族を皆殺しにされた元検事だと知ってた謎。

・駐車場の小さな伏線は強引だが、アレがないと話が繋がらない重要シーン

・アレハンドロの娘は聾(ろう)だったと過去形で語るせつなさ。

・一時的に寝食を提供してくれたあの親父が実は聾でない展開も予想。
 二人を送った後にこっそりチクられる不安が半端なかったわ(笑)

・誘拐もカルテルらしくワザと粗暴な方法にした任務が笑える。

・人間の生命力には驚くばかり。

・詰めが甘いとはこのことだ。死体はしっかり確認!先入観はダメ。

・血と砂が絡まると一瞬だけしたたる肉片に見えるんだ^^;

・誘拐されるところまでは問題児でビッチな女子高生だったが
 アレハンドロと行動を共にするうち彼女の心になにかが変化していき
 極悪非道だったアレハンドロもまた亡き娘を彼女に重ね合わせていく。

・髪を切り密入国者のような変装が可愛すぎるぞ。

・続編は女子高生とアレハンドロの絆がメインのヒューマン・ロードムービー。
 そして彼女は彼にスキルを教わり女暗殺者に育てられるのだった(笑)

・彼女は『トランスフォーマー』の最新作に孤児として出てたんですね。

・話は変わるが、近年の戦争映画の超絶リアルな迫力には改めて脱帽だ。
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監督:ステファノ・ソッリマ
脚本:テイラー・シェリダン
音楽:ヒルドゥル・グーナドッティル
出演:ベニチオ・デル・トロ/ジョシュ・ブローリン/イザベラ・モナー

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