映画1ヵ月フリーパスポートもらうぞ~

映画でシミュレーションしておけば何処かで役立つはず

幸せへのキセキ

2012年06月10日 09時34分10秒 | 映画 さ行
評価:★★★★【4点】


『幸せへのキセキ』このキセキって奇跡か軌跡か。
ワタシはチケット買う時にどっちなのか最後まで迷ってたけど
(発音が違ってくるからね^^;)軌跡と発音しました。
「しあわせへの~」この“への”が付くことで奇跡はないなと。。。

しか~し、チケット売り場のお姉さんは「奇跡」と言ってたな^^;
たぶん両方の意味は含まれてるからカタカナ表記にしたのは分かるけど
チケットを買う時は、みなさんどっちで発音してるんだろう^^

さて、試写会当たったのに仕事で行けなかった映画がこれ。

予告編から期待値上がっていたのは
多分に娘のロージーの可愛さと
2分弱のなかに物語りの方向性はすでに分かっているものの
そこに至るまでの過程にココロを揺さぶられそうだったため。

案の定、期待通りの展開で終盤になるころは
涙腺が緩んじゃって、、、いい映画でした。



【あらすじ】
ロサンジェルスの新聞社に勤めるコラムニストの
ベンジャミン・ミー。
最愛の妻の死から半年たった今も悲しみは癒えず、
一方で14歳の息子ディランはたびたび問題を起こし、
7歳の娘ロージーも元気がない。
そこで新天地での再スタートを決意したベンジャミンは、
郊外の丘で理想的な物件を見つける。
ところがそれには、2年間閉園状態の動物園と
個性豊かな飼育員たちも付いていた。
それでも、ロージーの喜ぶ姿を見たベンジャミンは、
周囲の反対を押し切り、動物園を購入してしまう。
そんなベンジャミンに対し、
飼育員チームのリーダー、ケリーは、
素人に動物園のオーナーは務まらないと警告するのだったが…。
<allcinema>



ほんわか心地よい映画には悪役はいない。
『幸せの教室』同様、こういう作品作りは
ある意味、ハリウッド映画らしい徹底した娯楽重視ってやつか。
しかし、トムハン映画と違うのは、これが実話ってことです。
ちょっとした嫌われ者は出てきましたが
最後は意外といい奴じゃんみたいなことになってるし(笑)

それにしても動物園が無事開園したからいいモノの
一歩間違えれば、兄の言うように
ボリビアで肉体労働するはめにもなりかねない。

そうしたなか、すべてうまくいったのはベンジャミンの
人間性と言いたいところだけど、資金が底をついたあそこで
まさかまさかの降って湧いたような天からの恵み。

本作のMVPはベンジャミンの亡き妻に決定です。


おまけ)
・暗い絵を描き始めるのは、ひとつのサインであると理解しました。

・飼育係であるスタッフの私生活もかなり気になるところ。
 リリーは、あのレストラン兼自宅(?)でひとり暮らしなのか?
 ディランじゃないけど、リリーの話を聞き逃したとか。
 唯一分かったのはケリーが母と同居してるくらいやね。

・「20秒の勇気を持とう」、これは今後の自分の人生に於いて
 使える時があるかもしれない(笑)
 ちなみに、この勇気とは恥を恐れるなという意味のようです。

・彼ら飼育員は無給でどうやって生活してたのだろうか。

・最初から飼育員たちから期待されなかったベンジャミン。
 だからこそ、終盤に掛ける盛り上がりに拍車が掛ったとか。
 これは映画鑑賞における我々にも言えること。
 映画鑑賞するときは期待値をぐっと抑えて観に行こう!(おい)

・動物園検査員はなぜあんなに車の運転が荒いんだろう。
 犬猿の仲である動物園だからなのかな。
 ちなみに、あのバカでかい電動メジャーは何メートル用だろうか。

・動物の“囲い”のレギュレーション変更はもっと早く通知してほしいものだ。
 時間や資金など、結構な無駄使いさせられた印象ですが。

・“オオカミと踊る男”は知ってるが、今回の“熊を制圧した男”も
 いずれ、そっち系主体の映画化があるのだろうか(ないよ!)^^
 しかし、あの時の熊と対峙してる映像ってVFXなのか?
 もしそうなら、今の映像技術はほんとうに凄い!^^ 
 いや!ほんとうに対峙してたほうがもっと凄いけど(笑)

・実際、動物園のなかに住むってどうなの?
 ワタシはたぶん、匂いで無理かもしれない(苦笑)

・あそこの動物園って、ほんとうにシンプルで動物だけみたい。
 日本のように、一日中居られるようにはみえなかった。
 チョットした売店しかなかったような気がしたんだが。 

・最後に息子の絵を採用することにした父の粋な計らいが最高だったな。
--------------------------------------------------------
監督:キャメロン・クロウ
脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ/キャメロン・クロウ
撮影:ロドリゴ・プリエト
音楽:ヨンシー


出演:マット・デイモン/スカーレット・ヨハンソン/エル・ファニング/
    マギー・エリザベス・ジョーンズ/


『幸せへのキセキ』
 

コメント (18)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 私が、生きる肌 | トップ | ソウル・サーファー »
最新の画像もっと見る

18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちはー♪ (kira)
2012-06-10 14:13:27
天使なロージーちゃんも、思春期の屈託全開のディランクンも、
そして眩しいくらいの美少女のリリーも、
大人のキャストに負けない存在感を発揮してて、めっちゃ可愛かったです

今週のツッコミ(←勝手に命名)
いちいち御尤もざんす
特に、動物園より水族館に良く出かけたのは私もあの匂いがダメだからなんす
植物園は虫がだめだし、、だめ母です
kiraさんへ (ituka)
2012-06-10 17:33:13
こんにちは。

ロージーちゃんが、そっと父を見るときの表情がなんとも可愛かったです。
リリーの素朴な雰囲気、ディランのシャイなところよかったですよね^^

>今週のツッコミ(←勝手に命名)

お!これ、今風でいいね!
kiraさんのこの命名、使わせてもらうかも(笑)

やっぱり、あの匂いって辛いものがありますよね。
そうそう、植物園も表から見れば綺麗だけど
裏に回れば、昆虫の住処ですもんね(笑)
虫も6本足まではOKだけど、それ以上は勘弁してもらいたいものです^^;
ワタシもダメ父かもよ(爆)


ブランチ (オリーブリー)
2012-06-11 00:31:16
リリコ姉さんのコーナーはサービス良すぎで、なるべく観賞前は観ないんですが、昨日は、寝起きにコーヒー飲みながら、裸眼でボーっと観てたので定かではありませんけど、あのグリズリーの着ぐるみ着こんで演技指導されていた人がいたような…(笑)
もしそうなら、あのシーンかな~と思いながら観てました。

子供と動物ってだけで卑怯だけど(笑)マットが家族の楽しい姿を見つめて涙し、またマットの眼鏡に幸せそうな家族が映るでしょ~号泣もんでしたよ(汗)
暗闇でティッシュ探して鼻チーンしました(爆)
笑いと涙に包まれた優しい物語でしたね。
「ファミリー・ツリー」と言い、今年の家族モノはいいかもねっ♪

試写会は30日でした?
わたし、勘違いして、31日だとばかり(汗)
木曜日だから、名演で「別離」観てから行こうと計画立ててたのに、ガックリでした。
思い込みって、怖いワァ~~(爆)
動物ものに失敗はないね (笛吹働爺)
2012-06-11 19:41:14
グリズリーといい虎のスパーといい演技?がうまいね。
ワイルドなスカちゃんも良かったがリリー(エル・ファニング)のローティーンのホンワカ色気にもまいったな。お姉ちゃん(ダコタ)よりも好きかも。
というわけで☆4。
オリーブリーさんへ (ituka)
2012-06-11 20:45:16
こんばんは。

「王様のブランチ」のことですね。これ観たことないんですよ^^;
さっき、そのLiLiCo姉さんという存在を動画で確認しました。
滑舌よくてネタバレさせそうな雰囲気ですね(笑)
グリズリーのシーン、あれはやっぱり実写なのかな~。

マットの演技素晴らしかったですよね。
私生活でも中学生くらいの子供がいるマットですから、ほとんど素でやれたのかな~ってね(笑)
オリーブリーさん、号泣されたのね。
ラストに向かってすべてが良い方向に行く頃にはワタシもウルウルでした(ノ_・。)ヾ(´∀`*)ヨチヨチ

試写は地元のTOHOで5月17日の木曜日でした。
その日は定時で帰れば間にあったのに残業で早々に諦めました(汗)

>わたし、勘違いして、31日だとばかり(汗)

日にちを間違えるなんて、、、以前うちの嫁も一週間も日にち間違えたことありますよ(爆)
笛吹働爺さんへ (ituka)
2012-06-11 20:54:12
こんばんは。

うつの熊さんやご老体のスパーともども演技光ってました。
囲いから抜け出したうつの熊と遭遇したベンジャミン父子、あそこで車のサイドガラスを割るんじゃないかとヒヤヒヤもんでした。
脱走ペンギンとちがって熊の場合、対峙したら死を意味しますから怖いことです(笑)

ファニング姉妹はどうみても妹の方が色気ありますよね(笑)
「20秒の勇気」 (rose_chocolat)
2012-06-12 07:00:06
っていう言葉も、実はうっすらネタが見えてしまうところがあって、
これが感想で多く出ているため、未見の方は「ああそうか」って予測ついちゃうんじゃないでしょうかね。
roseさんへ (ituka)
2012-06-12 21:43:13
こんばんは。

そうそう、20秒という時間で何が出来るかといえば、、、まぁ、大体の予想はつきますもんね^^
ワタシは鑑賞中、ずっと「20秒」が頭の隅にあったので
熊と対峙するベンジャミンをみて、彼の20秒はこれだったのかと思いました(うそつけ)^^;

最後のダイナーでのシーンよかったです。
こんばんは☆彡 (ひろちゃん)
2012-06-13 00:39:06
あ~itukaさんもオマケ多い(笑)この映画
後から後から、これもあれも言いたいってなりますよね(^_-)-☆

>「しあわせへの~」この“への”が付くことで奇跡はないなと

おお!確かに!文章的に(文法的に)おかしくなりますよね^^でも、自分で言ってみると
軌跡って言う発音になってましたけど(笑)

>ほんとうに対峙してたほうがもっと凄いけど

あれは本当に対峙していたのではないかと思います。サラ・ジェシカ・パーカーとヒューグラントの「噂のモーガン夫妻」と言う作品で、やはり、グリズリーが出てきて、ヒューが追いかけられるのですが、すごく近くまで来るので、VFXだと思っていたら、本物のクマだったんです(*_*;<パンフに記載されてました>
ですので、私は、マットのあのシーンはあの時のクマちゃんだと勝手に思っています(笑)

映画は、ほんと、悪人が出てこなくて、マットパパはじめキャストがサイコー!
素敵な作品でしたよね\(^O^)/
ひろちゃんへ (ituka)
2012-06-13 22:12:37
こんばんは。

今回、本文よりもオマケの方がかなり多くなりましたよ。
こんな風に箇条書きの方が楽でいいかもしれない(笑)
ひろちゃんのオマケコーナーは莫大な情報書かれてますよね。
そこで、実話との違いを知ることが出来てよかったですよ(*^-゜)vィェィ♪

>自分で言ってみると
>軌跡って言う発音になってましたけど(笑)

「キセキ」を言う時にどっちでも取れる発音でシミュレーションしたら
なんだかチャイナ系のオッサンみたいになったので勇気を出して軌跡と言いました。(おーげさ)^^;

>サラ・ジェシカ・パーカーとヒューグラントの「噂のモーガン夫妻」と言う作品で、
>やはり、グリズリーが出てきて、

そうなんですか!これ途中で観るのやめちゃったんですよ(苦笑)
今回の熊さんはそのときのグリズリーかもしれませんね。
なかなかの名演技でハリウッドに出てくる動物はスゴイのひと言です。

こういう家族モノって自分の私生活に置き換えることが出来るので結構好きです(笑)



コメントを投稿

映画 さ行」カテゴリの最新記事