評価:★★★★☆【4,5点】
エミリー・ブラント演じるリタのキャラに魅了されっぱなし!(笑)
「同じ日を繰り返す主人公?」そんな映画途中で飽きそうだと
最初はあまり食指は動かされなかったものの
予告編でエミリーの激痩せぶりに「お、シャープになってる!」
これは相当の準備期間を費やしたに違いない!
戦闘員としてしっかりキャラ作りしてるじゃん!ってことで
俄然観る気になったのである(笑)
◇
謎の侵略者“ギタイ”の攻撃によって、
人類は滅亡寸前にまで追い込まれていた。
そんな中、軍の広報担当だったケイジ少佐は、
ある時司令官の怒りを買い、
一兵卒として最前線へと送られてしまう。
しかし戦闘スキルゼロの彼は強大な敵を前にあっけなく命を落とす。
ところが次の瞬間、彼は出撃前日へと戻り目を覚ます。
そして再び出撃しては戦死する同じ一日を何度も繰り返す。
そんな過酷なループの中で徐々に戦闘力が磨かれていくケイジ。
やがて彼はカリスマ的女戦士リタと巡り会う。
彼のループ能力がギタイを倒す鍵になると確信したリタによって、
最強の“兵器”となるべく
容赦ない特訓を繰り返し課されるケイジだったが…。
<allcinema>
◇
戦闘経験ゼロの男がいきなり最前線に放り込まれる冒頭は
まるで自分が主人公になったような錯覚を覚える。
それまで米軍のメディア担当でディスクワークしかしたことがなく
自分の指を切っただけで失神するくらいの臆病もので
これはずばり言って“負け犬兵士”そのものだった^^;
銃器の取り扱いはおろか安全装置の外し方さえも知らない男の恐怖は
計り知れないものがあったと思うよ(笑)
もう、この辺りから主人公目線となりトムと一緒に
先の見えないジェットコースターに乗ったような気持ちになった。
そして地獄の前線で5分も経たないうちにあっけなく命を落とす。
次の瞬間、出撃前日の基地の広場で目を覚ます。
序盤はこれの繰り返しなのだが、経験した記憶だけは残っていて
少しずつスキルアップしていく過程は非常に興味深かった。
おそらくこの時点で作品世界にどっぷり浸かっていたのだ(笑)
タイムループを描くうえで観る者に飽きさせることなく
逆に興味を持たせるための作りこみは絶品だったと思う。
ただ、細かい部分に疑問を持っても考えてる暇を与えないので
かなりテンポが良かったということなんだろうね。
後で思うといろいろ分からないところもあるのだが
そこは、あのラストの爽快さでどうでもよくなったのだった(笑)
【今週のツッコミ】
・負け犬トムがカリスマ女戦士リタと出逢ったところから
俄然やる気をみせ、逞しく成長していく姿に『アバター』の
ジェイクと重なるんですけど(笑)
・いくら負け犬トムであっても50過ぎのオっちゃんが
最前線で一兵卒として戦う姿にはカタルシスを感じてしまった^^
・リタ「目覚めたら私を探して!」こんなこと言われてみたい(爆)
・知的生命体による地球侵略モノは過去にも多いが
敵となるエイリアンをこんなにも見せなかった作品はめずらしい。
・ただ、あのエイリアンの造形は如何なものかと^^;
・ギタイって擬態と捉えていいのだろうか(笑)
・最前線で敵であるギタイから放出される砲弾のようなモノって
やつらの触角の一部だったらしいが
どうみても火薬が装填されているようにしか見えない^^;
・ギタイから飛ぶ砲弾状の排煙(?)がどこかDNA遺伝子構造のよう(笑)
これ意外と斬新だったな~(笑)
・あの機動スーツの総重量が知りたくなった。
撮影用に作られた物は40~60キロくらいあったらしい。
細部にこだわるハリウッドならではですね。
日本だったら単なる着ぐるみで終わりそうだけど。
・米軍ネイビーシールズと同じく各自ヘルメットには
それなりのこだわりがあるようだ(笑)
ただ、下着姿のまま機動スーツ着用してたおデブちゃんには愛の手を。
・タイムループするトム目線はいいんだけど
重傷するたびに即射殺する側ではトムの死体が毎回残っているわけで
訓練施設でリタはどのように事情説明したのか気になるところ^^
・何度もリセットされるたびにトムの行動が段々と手抜きというか
ショートカット、いや合理的になっていく(それがスキルアップね)
・ヨーロッパ主要国がやられ、次にニューヨーク、東京の順って
都市崩壊するにも係らず、ちょっと嬉しかった。
そこに昨今のお騒がせ近隣諸国が入ってなかった点は評価に値する(爆)
・最後のタイムループだけあそこに戻ったのは、ラスボスの血液が
高純度だったからか(笑)
・ビーチ最前線のどこかに原作者の桜坂洋氏がエキストラとして
機動スーツ姿の兵士役で出てるらしいけど
本人知らないので確認のしようがない^^;
・昨年の『オブリビオン』に続き、トム・クルーズ主演のSF映画は
総じて面白いということがこれで確信できた。
---------------------------------------------------------
監督:ダグ・ライマン
脚本:クリストファー・マッカリー/ジェズ・バターワース/
ジョン=ヘンリー・バターワース
音楽:クリストフ・ベック
出演:トム・クルーズ/エミリー・ブラント/ビル・パクストン/
ブレンダン・グリーソン
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
エミリー・ブラント演じるリタのキャラに魅了されっぱなし!(笑)
「同じ日を繰り返す主人公?」そんな映画途中で飽きそうだと
最初はあまり食指は動かされなかったものの
予告編でエミリーの激痩せぶりに「お、シャープになってる!」
これは相当の準備期間を費やしたに違いない!
戦闘員としてしっかりキャラ作りしてるじゃん!ってことで
俄然観る気になったのである(笑)
◇
謎の侵略者“ギタイ”の攻撃によって、
人類は滅亡寸前にまで追い込まれていた。
そんな中、軍の広報担当だったケイジ少佐は、
ある時司令官の怒りを買い、
一兵卒として最前線へと送られてしまう。
しかし戦闘スキルゼロの彼は強大な敵を前にあっけなく命を落とす。
ところが次の瞬間、彼は出撃前日へと戻り目を覚ます。
そして再び出撃しては戦死する同じ一日を何度も繰り返す。
そんな過酷なループの中で徐々に戦闘力が磨かれていくケイジ。
やがて彼はカリスマ的女戦士リタと巡り会う。
彼のループ能力がギタイを倒す鍵になると確信したリタによって、
最強の“兵器”となるべく
容赦ない特訓を繰り返し課されるケイジだったが…。
<allcinema>
◇
戦闘経験ゼロの男がいきなり最前線に放り込まれる冒頭は
まるで自分が主人公になったような錯覚を覚える。
それまで米軍のメディア担当でディスクワークしかしたことがなく
自分の指を切っただけで失神するくらいの臆病もので
これはずばり言って“負け犬兵士”そのものだった^^;
銃器の取り扱いはおろか安全装置の外し方さえも知らない男の恐怖は
計り知れないものがあったと思うよ(笑)
もう、この辺りから主人公目線となりトムと一緒に
先の見えないジェットコースターに乗ったような気持ちになった。
そして地獄の前線で5分も経たないうちにあっけなく命を落とす。
次の瞬間、出撃前日の基地の広場で目を覚ます。
序盤はこれの繰り返しなのだが、経験した記憶だけは残っていて
少しずつスキルアップしていく過程は非常に興味深かった。
おそらくこの時点で作品世界にどっぷり浸かっていたのだ(笑)
タイムループを描くうえで観る者に飽きさせることなく
逆に興味を持たせるための作りこみは絶品だったと思う。
ただ、細かい部分に疑問を持っても考えてる暇を与えないので
かなりテンポが良かったということなんだろうね。
後で思うといろいろ分からないところもあるのだが
そこは、あのラストの爽快さでどうでもよくなったのだった(笑)
【今週のツッコミ】
・負け犬トムがカリスマ女戦士リタと出逢ったところから
俄然やる気をみせ、逞しく成長していく姿に『アバター』の
ジェイクと重なるんですけど(笑)
・いくら負け犬トムであっても50過ぎのオっちゃんが
最前線で一兵卒として戦う姿にはカタルシスを感じてしまった^^
・リタ「目覚めたら私を探して!」こんなこと言われてみたい(爆)
・知的生命体による地球侵略モノは過去にも多いが
敵となるエイリアンをこんなにも見せなかった作品はめずらしい。
・ただ、あのエイリアンの造形は如何なものかと^^;
・ギタイって擬態と捉えていいのだろうか(笑)
・最前線で敵であるギタイから放出される砲弾のようなモノって
やつらの触角の一部だったらしいが
どうみても火薬が装填されているようにしか見えない^^;
・ギタイから飛ぶ砲弾状の排煙(?)がどこかDNA遺伝子構造のよう(笑)
これ意外と斬新だったな~(笑)
・あの機動スーツの総重量が知りたくなった。
撮影用に作られた物は40~60キロくらいあったらしい。
細部にこだわるハリウッドならではですね。
日本だったら単なる着ぐるみで終わりそうだけど。
・米軍ネイビーシールズと同じく各自ヘルメットには
それなりのこだわりがあるようだ(笑)
ただ、下着姿のまま機動スーツ着用してたおデブちゃんには愛の手を。
・タイムループするトム目線はいいんだけど
重傷するたびに即射殺する側ではトムの死体が毎回残っているわけで
訓練施設でリタはどのように事情説明したのか気になるところ^^
・何度もリセットされるたびにトムの行動が段々と手抜きというか
ショートカット、いや合理的になっていく(それがスキルアップね)
・ヨーロッパ主要国がやられ、次にニューヨーク、東京の順って
都市崩壊するにも係らず、ちょっと嬉しかった。
そこに昨今のお騒がせ近隣諸国が入ってなかった点は評価に値する(爆)
・最後のタイムループだけあそこに戻ったのは、ラスボスの血液が
高純度だったからか(笑)
・ビーチ最前線のどこかに原作者の桜坂洋氏がエキストラとして
機動スーツ姿の兵士役で出てるらしいけど
本人知らないので確認のしようがない^^;
・昨年の『オブリビオン』に続き、トム・クルーズ主演のSF映画は
総じて面白いということがこれで確信できた。
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監督:ダグ・ライマン
脚本:クリストファー・マッカリー/ジェズ・バターワース/
ジョン=ヘンリー・バターワース
音楽:クリストフ・ベック
出演:トム・クルーズ/エミリー・ブラント/ビル・パクストン/
ブレンダン・グリーソン
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
頑張って完成したお姿なのですね(^^)。
そして、お尻。。。
最近あちらこちらで男性陣のもの見てます。
日本の小説を、トムたん、前面に押し出して、
なので、ちょこっと心配していましたが、とってもイイ感じに作りかえてあって、楽しめました。
既に出来る人な設定を目にする事の多くなったトム・クルーズ。
徐々に成長していく役を演じるトム・クルーズの姿を見られて、よかったです。
リタさん、お顔がシャープになってて二の腕に筋肉付いてましたね^^
訓練室でひとり瞑想してたんでしょうか。腕立て伏せじゃなかったですよね。
ここ最近、男優さんのお尻よく見ますよね(笑)
本作も、J分団のおデブさんのタプタプのお尻見させてもらって、みぃみさん嬉しかったですか?(おい)
原作まったく知らないのですが、漫画のキャラはいい感じです。
どこか「攻殻機動隊」のような雰囲気でてました。
冒頭の前線への拒否する態度でいつもと違うトムが新鮮で、その後に成長する姿は「アバター」のジェイクのようでした。
互いの腕を信用しながら突き進んでいくカップル、ものすごくクールでカッコよかったです(笑)
わたしは合いませんでした。
ゲームっぽいのがダメだったのかも。。。
エミリーはめっちゃ鍛えてましたね。
あの腕の筋肉、すごい!と思いました。
最近公開された新作映画レビューの傾向を見る限り
おそらく、ウェス・アンダーソン監督作品を楽しめた方からすると
この映画は合わないというのがワタシの見解(なにをえらそうに)
そうでしたか、りおさん合わなかったのですね。
この映画、成長するトムもよかったけど、クールなエミリーが最高でしたよ(笑)
とおもったけど、
進化していくトムが面白くてはまっちゃいました!
それにすぐ殺されちゃうトムも可笑しかった(爆
普通は途中で飽きちゃいそうですが、記憶が残ってて
攻めてくる敵を見ないで撃ち殺すシーンがなんとも爽快でした(笑)
怪我しただけで問答無用で射殺ってところで
あるシーンで「骨折だけだから」と言っても銃を構えたリタに
「お~、かも~ん」とうなだれたトムが可愛かったです(爆)
連想したのは、やっぱしバーホーベンさんの『スターシップ・トゥルーパー』でしょうか。
あちらもお粗末なスーツを装着させられ、最前線で兵士らの若い生命が砕け散ってましたっけ・・
米軍広報部ではあの機動スーツ最新バージョンをかなりウリにしてましたね(笑)
その甲斐あって海兵隊志願者が倍増したとかしないとか^^;
己の血で失神するヘタレなトムを見て『宇宙戦争』のダメ親父を思い出しました。
『スターシップ~』ほとんど覚えておりませぬ^^;
ただ、やたら無駄死にしてた兵士がいたな~とは、なんとなく。。。
あの機動スーツ、スペック的に時代を考えたら古すぎますよね^^;
兵士は兵器だとか言ってるくらいだから、いちいち良いものは与えられなかったのかも。
やはり米国だから、その辺りを割り切ってるんでしょうか^^
笑えましたが、繰り返し学習するさまがなかなか面白くって、全体の迫力とあいまって、見ごたえがありました。
>原作者の桜坂洋氏がエキストラとして
そうなんですか??原作者のことはまったく知らないですが、そうとうのオタクらしいので、エキストラ体験は嬉しかったでしょうね。まさか、日本のラノベがハリウッド映画に、しかも、トムさん主演とは思ってもみなかったでしょうから。
そう言えば、ビデオ屋でバイトしてたと言う
セブンの原作者(脚本家?)も、最初の死体役でご満悦だっとか・・・。
なんてことはともかく、原作は読んでないですが、
あそこまでハッピーエンドではなかったはず。。
だって日本ぽくないですものね。
ヘタレなトムを見るのは最近では『宇宙戦争』のダメ親父がありましたが
あちらはまだ内面的には男気ありましたけど、今回は性格自体が負け犬でしたからね(笑)
将軍に前線行きを断ってさっさと部屋を出たいときに椅子に体をぶつけるチョットした演出が巧く
あれはトムのアドリブのような気がしてなりません(笑)
原作者が機動スーツを着用してエキストラとして出たらしいですが
余りの重量に一歩も動けなかったとか(爆)
そう考えるとトムのパワーはやはりすごいと思いますよ。
>日本のラノベがハリウッド映画に、しかも、トムさん主演とは
随分前からハリウッドで実写化されるという噂がある日本の伝説的アニメ「AKIRA」も
この映画の脚本担当したスタッフが関わっているというのがありますが情報が錯綜しててよくわかりません^^;
トムと主演とくればハッピーエンドしかないかもしれませんね(爆)