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ヘレディタリー/継承

2018年12月02日 16時58分24秒 | 映画 は行
評価:★★★【3点】




トニ・コレットの表情一つひとつが怖すぎる。



グラハム家の祖母エレンが亡くなり、
娘のアニーは夫のスティーブに支えられ無事に葬儀を終える。
夫婦には高校生の息子ピーターと13歳の娘チャーリーがいたが、
チャーリーは次第に異常な行動をとり始める。
そんなある日、ピーターがパーティに行くことになり、
アニーはチャーリーも連れていくことを条件に許可するのだったが…。
<allcinema>




【ネタバレに要注意!】


予想に反し作品的にはどんどんあらぬ方向へ突き進んで行くが
結局は悪魔崇拝カルト教団という欧米的手法を取り入れ
古典ホラーの原点に立ち返ったら意外に怖い映画ができちゃった(笑)
という言い方がいいのか悪いのかは別にして
なんといっても本作の怖さを倍増させていたのがトニ・コレットの怪演だ。

にしても、アニー自身の家族の設定があまりに悲惨なのが凄すぎる。
直前に死んだ母親エレンが解離性同一性障害と診断されていて
既に亡くなっている父親は精神分裂病で餓死するという異常に加え
兄が被害妄想が原因で自殺している。
そしてアニー本人も夢遊病を患い睡眠中の子供たちに着火寸前の行為。
第二子の娘にはチック症があり、さらに小動物虐待の異常行動だ。

そんな中、唯一まともな第一子の息子と夫だったが
高校生の息子がアクシデントから妹を事故死させてしまったからさあ大変!

この一家にふつうの幸せはやってくるのだろうか。

エンド・クレジットの最後におまけ映像があったらしいけど
不覚にも見逃しましたよ。
もしや、そこに本作のオチがあったらとんだ失態と落ち込むワタシ。



【今週のツッコミ】
・ここのところ年齢的に顔のシワひとつにも表情がでてるような
 演技に磨きがかかってきてるトニ・コレット。
 難病の役をこのひとに演じさせたらピカイチだ。

・トニ・コレットの演技も怖いがそれ以上に怖かったのが第二子の娘。
 独特のご尊顔は元より予想が付かない彼女の異常性は
 恐怖のブラックホールだ~みたいな。

・家族を必死に守ろうと頑張ってきた夫があまりに切ない。

・自分に火が点き死ぬ覚悟で投げ込んだらそっちかよ!
 自責の念にさいなまれるとはこのことだな。

・で、だれが墓を掘り起こしたんだよ。

・必要以上に優しく寄ってくる奴には訳がある。

・ミニチュア・ドールハウスに自分の過去をそのまま再現するって
 この母の記憶力に感嘆する。

・ちなみに、ジオラマやミニチュアなどドールハウスも含め
 こういう模型は大好物!昔の東宝特撮映画の影響かも。 

・エンド・ロール後、物語りを覆すおまけ映像だったとしたら。。。
 もういちど観るには時間的に厳しいので後のVODまで待つか。
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監督:アリ・アスター
脚本:アリ・アスター
音楽:コリン・ステットソン
出演:トニ・コレット/アレックス・ウォルフ/ミリー・シャピロ

『ヘレディタリー/継承』



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