くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「命の意味 命のしるし」上橋菜穂子・齊藤慶輔

2017-02-23 22:14:43 | エッセイ・ルポルタージュ
 上橋菜穂子・齊藤慶輔「命の意味 命のしるし」(講談社)。
 これはっ、図書館にほしい。そう思う一冊でした。
 上橋さんが「獣の奏者」の外伝を描くときに、原稿を読んでもらったことがきっかけで、テレビ番組にお二人が取り上げられることになったそう。
 齊藤さんが救う猛禽類は、けがが癒えたら野生に返す。ステップを踏んで段々とケージをかえていく。
 フライングケージまできたら、放鳥も近いのだとか。
 でも、中には翼を失うなど、保護された状態のまま生きるしかない個体もあるのです。
 上橋さんはふくろうにはじめて触ったと語られていました。柔らかい羽根。知らない世界のままでいることと、何かを通してその一端に触れることは大きく違う。
 また、ファンタジー小説がどのように産声をあげるのかなども興味深いと思いました。
 齊藤さんの本、前任校には配架したのに読んでいないんです。今度は借りてみますね。

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