くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

ビブリオバトル説明ブックトーク

2018-03-22 20:49:39 | 〈企画〉
 分かりづらいタイトルですみません。
 年度末で時間が三時間くらい残ったので、ビブリオバトルをしてみることにしました。
 最初は、学年の先生方に見本を示してもらおうかと思ったのですが、なんだか今年はやけに忙しくて、お願いするのが申し訳ない……。
 本の紹介スピーチと、大まかなルールが伝わることを目的に、ブックトークをしてみました。

 選んだ本は、「外来鳥ハンドブック」「いじめ 心の中がのぞけたら」「京大芸人」「よく考えて! 説明のトリック」、それに「坊っちゃん」を加えた五冊。
 図鑑風、まんが、エッセイ、リテラシー、小説と、タイプの違う本にしてみました。
 授業の残り時間を使うので、クラスによってどれにするかは変わります。(「坊っちゃん」からの流れてなので、これだけは必ず触れます。六分半かかるけど)
 付箋紙にシナリオメモを書いて貼り、キッチンタイマーを使って、通勤中に練習しました。
 ……五分なんて、全然たりない。
 最初、三分でもいいかなと思ったのですが、それは大きな間違いだった!
 あらすじすら、話しきれないじゃん!
 でも、五分でも足りないことが多かったため、冗漫になりそうな部分は削りました。

 生徒に人気があったのは、トリックの本。わたし自身は「水は答えを知っている」の話題が好きですが、生徒を関心を考えて「血液型占い」と「エッフェル塔を売った男」を紹介しました。
 それから、「いじめ」。二巻にしたのは、最近図書室に入れたからPRと、まんがも選んでいいよというアピールです。
 借りていく子はいないのですが、放課後に読んでいる子は結構いて、卒業した女子が「図書室にある本でいちばんのおすすめ」と友達に話しているのを小耳に挟みました。何より、本山理咲さんの作品をもっと広く読んでほしい!

 「チャージ」という話を選びました。
 学校も習い事も友人関係もきらいじゃないのに、何だか学校にいけなくなる女の子。
 電池が切れたら充電するように、自分のチャージ時期が次第にわかってくるはずとお母さんに励まされる。
 中には「やっぱり不登校のままじゃん」という子もいましたが、思惑通り読んでくれる人が増えました。

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