くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

教科書展示会閲覧

2020-06-28 08:52:57 | 〈企画〉
来年からの新しい教科書を見てきました。

A社
全体的に定番教材はそのまま。コラム的なページが増えている感じで、佐藤雅彦さんや鴻巣友季子さんのエッセイが入っていました。
実践ページが多い印象。具体的なフレーズが示されています。

B社
論説文の入れ替えあるけど、全体的には定番教材が残った感じ。
2年生の小説が新しくなっていたけど、これが。
幼なじみにコンプレックスを抱いて嫌みを言ってしまう主人公の葛藤小説なんですよ!
1年生で「少年の日の思い出」なのに、また? どれだけ思春期男子の嫉妬心テーマ好きなんだよ、と曲解したくなる選択でうんざりするんだけど。

C社
ポップな方向に大きく舵を切ったな! という印象を受けました。まんがも結構取り上げられている感じ。
短歌の解説が穂村さんですよ! これまで教科書に載ってたような歌ではないものが紹介されていました。
いや。しかしギリギリの時間で読んだのでちょっと自信ないです。メモ書きもぐしゃぐしゃで、自分で何書いたかわからない(笑)。

D社
文学題材と実践につなげる題材が調和している。なんとなく「攻めてるな」と感じました。
森達也さんのメディアリテラシーの文章。夏井いつきさんの俳句解説。歌詞を採用しているのもここだっけ?
ラスト15分、会場係の方に退出を求められる中でばたばたでした……。
(二時間でも四社読み切れない……っ)

全体的に読書にページを割いている教科書が増えました!
面白そうなタイトルはメモしてきたので、発注しようと思います。
宮下奈都さんや小川洋子さんのコメントもあった。
個人的には、表紙イラストがげみさんだったところがあった! のに感激しました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿