くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「高校生レストランひみつのレシピ」

2010-02-25 05:49:10 | 工業・家庭
気になるレストランがあります。高校生レストラン「まごの店」。相可高校には食物調理科があるのですが、さらになおかつ、部活動でも調理に励む高校生たちが、顧問の先生のもと実地体験を積んでいるレストランなのです。
調理のみならず、接客もこなして、自分が店をやるときの素地を作っていく高校生たち。
この店のことを知ったのは、岩波教養文庫の「部活魂!」です。
すごいよねー。高校生なのに、経営に関わるんだよ。ウェイトレスのバイトで失敗ばかりしていたわたしにはとてもできません。
で、古本屋でこちらの店を指導されている顧問の先生が書いた本を見つけました。村林新吾「高校生レストラン、本日も満席。」(伊勢新聞社)。当然買いですよ。でもまだ読んではいないけどね……。
今回は同じ出版社から「高校生レストランひみつのレシピ」というのが出ていたので、図書館から借りてきました。
まごの店が大切にしているのは、だしのようです。昆布と鰹で丹念にとる。絞っちゃ駄目ですよ。ほとんどのお料理に、このだしが使われています。
早速簡単にアレンジしたものを作ってみました。ハリハリサラダです。大根・人参・胡瓜の千切りに、やはり千切りにしたじゃがいもをあげたものをトッピングし、ごまドレッシングで食べるのです。じゃがいもがいいアクセントになっていて、おいしい。
じゃがいものそぼろ煮もおいしそうだったので、今度作ってみます。この日はさつまいもを煮たのでやめておきました。(コツはとにかく弱火で煮ることです)
あとは、鶏の南蛮漬けもいいなー。南蛮酢は、だし汁・砂糖・濃口醤油・薄口醤油・みりんを火にかけ、薄切り玉ねぎを加えてひと煮立ちしたら、酢とたかのつめ(小口切り)を加えて冷まします。おもしろいのは、この南蛮酢を半分にして、はじめに十分間漬けたあと、残りの汁に漬け直すんだって。
やっぱり、三重県の郷土の食材をいかしたメニューが多いようでした。醤油も薄口がメインです。
わたしも、このごろ薄口醤油が気になります。さっきのさつまいも煮に使ったらおいしかったから。鶏の唐揚げもいいですよ。下味はこれだけでいけます。おためしあれ。

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