くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「舞妓Haaaan!!!」宮藤官九郎

2011-07-22 09:49:34 | 文芸・エンターテイメント
歯が痛いのです……。親知らずが虫歯になっていると言われて抜いてからもう一ヶ月、それなのに痛みは引かない。痛くない日もあるのです。でも、このところはずっと痛い。歯医者に行ったけど、悪いところはないと言われます。眠れないのでやっと痛み止めを飲むようになりました。
友人1……蓄膿症のために歯が痛み、発熱もあったと語ります。
友人2……抜いた親知らずの根が残っていてかなり腫れ、総合病院で手術したと語ります。
ある筋からの情報によると、蓄膿症は小鼻のあたりを押すと痛いらしいとのことなので、ぐりぐりしていたら大分楽になりました。耳鼻科にいかないとなー。
この一ヶ月、PTAバレーがあって修学旅行があって、授業参観日があって、弁論があって研究授業をやって県中総体の引率で、夜は地域のお祭りの準備と、なんか忙しかったのでそのせいでしょうか。
で、ぐりぐりしながら読んだのは、修学旅行の帰りのバス(台場から学校までバス利用でした)で見たDVD「舞妓Haaaan!!!」のシナリオ(宮藤官九郎・角川書店)。
普段映像に興味がないせいか、免疫もなく見入ってしまいました。
その直前に行ったフジテレビでは、スタジオ見学もしたのですが、「メントレG」の大道具の裏に、「宮九か○○(忘れました)にでも送ったら」と書いてありましたよ。
宮藤ドラマをちゃんと見るのははじめてかと思いますが、「グループ魂」のノリで繰り出す阿部サダヲの台詞まわしと、多彩なキャストで楽しめました。
堤さんがやっぱり恰好いいなーと思うんですが、ちょっと高校生の役は無理があったような……。
その点からいえば、サダヲさんはみょーに無理なくこなしていて、もう四十だというのに(あっ、この頃はまだ若いのか? 五年くらい前?)、すごい。
修学旅行の自主研修で、グループのメンバーにおいていかれ、京都の街中を走り回るうちに舞妓の小梅さんと出会って、すっかり舞い上がる鬼塚(サダヲ)。
で、このシーン、研修旅行で男女のグループを組んだら、自分以外はみんなカップルで、ディズニーランドで(本当は「つくば博」だったようです)おいてきぼりにされたと言っていた(出典「妄想中学ただいま放課後」)ことから描かれているのかな、と思いました。シナリオのあとの対談では、高校の頃のエピソードを語っていましたがね。
すっかり舞妓さんに熱をあげた鬼塚は、インスタントラーメン製造の会社で働きつつも、京都で舞妓さんの写真を撮りブログにアップするなど、活動をしていました。そのページには「ナイキ」と名乗る不審な人物が気に障るコメントを入れるため、激怒する鬼塚。
京都支社(かやくしか作っていない)への転勤が決まり、舞い上がった鬼塚は恋人の富士子と別れ話をはじめます。
京都にやってきた彼は、お茶屋遊びが「一見さんお断り」であることを知らされて愕然。なんとか夢を叶えたいと、社長の鈴木に取り入ろうとしますが……。
近くにいたらすごい迷惑な人であろう鬼塚。彼を一途に思って、自分も舞妓になるべく京都にやってきた富士子。その面倒をみることになった舞妓の駒子。「ナイキ」としてホームページを荒らしていた、プロ野球選手の内藤。この四人を中心にしてストーリーは展開します。
内藤をライバル視する鬼塚は、彼の転職に合わせて次々と職を変えますが、最終的に市長選挙で終了します。内藤は当選、鬼塚は落選。復讐に燃える鬼塚がダルマに細工するのですが、このシナリオと映画では演出が少し違いました。
シナリオって、映像を見た後でないとなかなか読む気にならないのですが、ほかの方はどうなのでしょう。
ちなみにうちの校長は宮藤の恩師。

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