瀬那さんの本って、つい読んでしまいます。「今日も君は約束の旅に出る」(講談社)。
これ、SFですよね?
連作短編なんです。中心になるのは、女優を目指す国木アオと、12歳の夏休みをともに過ごした少年森久太郎。
二人は別れの日にある約束をします。辛いことや悲しいことがあって、どうしても一人では耐えきれないときは、どこにいても駆けつける。
オーディションに落ちて、女優になるのは無理なのではないかと落ち込むアオ。
そこに突然の地震が。
収まったと思ったら、部屋に男がいるのです!
久太郎は、「約束を破ることができない体」になったと語ります。
時には時間を遡ってまで、約束の場所にたどり着く。例えば、幼なじみが警官になった制服姿を笑いに。冬のデナリでクレバスに落ちそうになった友人を救いに。漬物名人のおばあちゃんの最高傑作を食べに。
恋人同士になった二人ですが、やがてある事件が……。
ラスト、ほっとします。応援したくなる二人の物語でした。
これ、SFですよね?
連作短編なんです。中心になるのは、女優を目指す国木アオと、12歳の夏休みをともに過ごした少年森久太郎。
二人は別れの日にある約束をします。辛いことや悲しいことがあって、どうしても一人では耐えきれないときは、どこにいても駆けつける。
オーディションに落ちて、女優になるのは無理なのではないかと落ち込むアオ。
そこに突然の地震が。
収まったと思ったら、部屋に男がいるのです!
久太郎は、「約束を破ることができない体」になったと語ります。
時には時間を遡ってまで、約束の場所にたどり着く。例えば、幼なじみが警官になった制服姿を笑いに。冬のデナリでクレバスに落ちそうになった友人を救いに。漬物名人のおばあちゃんの最高傑作を食べに。
恋人同士になった二人ですが、やがてある事件が……。
ラスト、ほっとします。応援したくなる二人の物語でした。