くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「ヨコハマ物語」「偉大なるしゅららぼん」

2014-02-19 07:20:32 | コミック
 週末は雪で、息子の矯正の先生が来られなかったので天袋からマンガを引っ張り出して読み返しました。久しぶりに「ヨコハマ物語」(講談社)。この作品が読みたくて、中学生のときにフレンドを買っていたんです。
 どこから買い出したのかもはっきり覚えています。四巻に収録されている回ですね。わたしはお卯野が好きなので、三浦しをんか誰かが受け身でよくないと言っていてびっくりしました。
 なんというか、フェミニズム的視点で見たらそうかも知れないけど……。万里子がかなり破天荒なので、二人ともそうだったら物語として成り立たないと思うんですよ。時代設定も明治だし。二人の対照的な生き方を描いていると思います。
 森太郎に会うために砂漠を越えるシーンが好き。そのあとジムに、トビーはイメージじゃないと言われるあたりも。 
 それから、山本おさむ「そばもん」も出してきたんですが、何冊か別なところにしまい込んであって、不完全燃焼気味です。もっと読みたい。冷やし布屋や花巻を食べてみたいのです。
 さらに、夫が買ってきた「偉大なるしゅららぼん」の漫画版(作画は関口太郎)を四冊一気に読み、原作を借りてこようと思いました。映画化するそうですね。涼介も淡十郎も写真を見た限りイメージ合わない気がするんですが。
 ところで、おばさんにくっついて韓国に行っちゃった「師匠」は、原作ではどこかにつながるのですか? なぜ「パタ子さん」なのかもよく分からなかった。
 漫画では棗くんがかっこいいですね。わたしは万城目さんの本はエッセイしか読んだことがないんです。