くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「ひげうさぎ先生の子どもを本嫌いにする9つの方法」

2010-04-15 05:25:04 | 書評・ブックガイド
再読です。「ひげうさぎ先生の子どもを本嫌いにするの9つの方法」(つげ書房新社)。押入を片付けていたら発見しました。
昔ウェブサーフィンをしていて、この本について語ったものを二つ発見し、興味を覚えて買ったものです。
どうすれば、本を読まない子どもになるのか。逆接的に描かれたこの作品を、真っ正面から捉えて批判する人がいるという驚きが書かれていました。
ひげうさぎ先生。当時、教職経験が二十年という小学校教師。神奈川県在住だそうです。
ブックリストがおもしろい。低学年から高学年まで33冊。どれもとてもリズミカルに紹介されていて、子どもならずとも読みたくなること請け合いです。真剣に読み聞かせをしようかと検討しましたが、朝の会が5分しかない現状では難しい。それなら授業で、とも思うけど、進度がずれてくることを考えると躊躇してしまうのです。
そういう余計なことを考えずにやればいいのでしょうけど、なかなか難しい。
せめてブックトークを少し増やすくらいはしたいと思います。
この本のリストでいちばん気になるのは、三田村信行「おとうさんがいっぱい」。それから金治直美「さらば、猫の手」。桂文我「ごくらくらくご」。今度探してみようと思っています。
そういえば、この本を読んで「おひさま」を購読するようになったのでした! あれは息子が入院したときからだから、もう五年前なのですね。「おひさま」も隔月刊になってしまいました。