くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「海馬が耳から駆けてゆく」③ 菅野彰

2009-07-09 05:29:09 | エッセイ・ルポルタージュ
すがのさん、すがのさんっ、頭の中から80年代のポップスが消えません。どうしてくれるんですか(笑)。
「ニンジン娘」なんて思い出したくもなかったにー。でも、小泉今日子のデビュー曲「わたしの十六歳」は好きでした。
わたしはアイドルにうとかったので、松田聖子はほとんどサビしか歌えないけど、そういえば記憶に刻み込まれた歌が多いですよね、この時代。
すみません、今頃「海馬が耳から駆けてゆく」③を読んでいます。菅野彰嬢とはすっかり同年代なので、懐かしい話が山積。でも彼女はV6に夢中なんだって。今現在はどうだかわからないけど。
エッセイって不思議ですよねー。書いたときと読んだときにタイムラグがある。でも、読めばその時期に思いを馳せることができるのです。
「海馬」を一気買いしてからもうずいぶんたったのですが、もったいなくてなかなか読めません。だってー読み終わっちゃったらどうするのさ。よく見える位置に飾ってあります。

本編を読んでからしばらくおいておいて、スペイン旅行から最近読んだので、後半の「雑文」の方が印象深いです。たかちゃんの早起き野球とかビデオ壊しちゃう話とか。
菅野さんの日常は、個性溢れる人々の活躍がほんとにおもしろい。でも、それは菅野さんの観察眼がいいからなんでしょうね。

さて、久しぶりに歯医者に行ったら虫歯を発見され、現在治療中です。半年前に行ったときにも、菅野さんのエッセイを読んでいたなーと思いつつ。