糸崎公朗ブログ1・路上ネイチャー協会

写真家・糸崎公朗のブログです。『子供の科学』と『デジカメWatch』で連載をしています。

イトカメムシ

2009年09月11日 | カメムシ目

今日は五反田にあるカメラ雑誌へぷれぜんに行ったのですが、その帰りがけの空き地で見つけました。
CX2の望遠マクロでの撮影ですが、像面湾曲収差が強めなので使いこなしは難しいです。


像面湾曲収差とは、ピント面が平面ではなく、立体的な湾曲状になる収差のことです。
この写真で見ると、イトカメムシの足先のピントは外れてるのに、手前の葉の部分のピントが合っていて、そういう特性を理解して使いこなすのがキモだと言えます。


ヤマトシジミ

2009年09月11日 | チョウ目

CX2での望遠マクロでの撮影ですが、被写体が画面中心に、これくらいの割合で写すといい結果が得られるようです。
像面歪曲収差の影響で、見かけの被写界深度(背景のボケ具合)がより増しているのではないかと思います。


ピクセル等倍で切り出してみました。
実はこれはISO400の撮影で、かなり良いのではないかと思います。
高感度に特化したデジカメとして、富士フィルム・ファインピクスF10というを使ったことがありますが、それと同等以上の描写ではないでしょうか?


反対側からGRD3で・・・

目黒区