元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

2月18日

2018年02月18日 | 吹奏楽
ああ、今日の午前中、日進西中の清野先生の講座が行われたんだなあ。
受けたかったなあ・・・(泣)。


さて昨日のオープニングコンサートのプログラムです。

1.『フィガロの結婚』序曲
2.『運命の力』序曲
3.火の鳥(1919年版)
4.風紋(原典版/管弦楽編曲版)
5.大阪俗謡による幻想曲(オリジナル管弦楽版)

弦が4-4-2.5-2.5-1.5という小編成。1stVnが全員女性だったのにはビックリ(苦笑)。
『フィガロ』のHrとTpは古楽器で、WAMに古楽器を使う意味が良く分かりました(^^)。
山響さんを聴くのは初めてでしたが、飯森さんと組んで十数年という
コンビネーションの深さが伝わってくる演奏でした。
いい意味で驚かされたというべきか。

管楽器ではObとHrのトップが特に印象に残りましたが、
パンフによると正団員ではないのかしら?Clの川上さんの名前は知ってましたが、
流石の安定感。

この編成で火の鳥!?と最初は思ったけれど、全然過不足なし。
色彩感豊かでしたねえ。
そして吹奏楽(淀工によるカット版が主ですが^^;)でさんざん聴いている『大阪俗謡』も、
オリジナルのオーケストラ版で、改めて名曲であることを確認。
リズムはさすがに面倒くさそうだったけれど、Pic3本のお囃子には拍手w!


その後に行われた飯森先生の講座。
仰っていることは至ってシンプル。

「棒をよく見て」「息をしっかり入れて」「ちゃんとカウントして。飛び込まないで」
「フレーズの行き先を考えて」「それぞれの場面をイメージして」

マエストロの的確な指示で、モデルバンドの山形北高校さんの音が
どんどん柔らかく、立体的になっていくのを目の当たりにすると、
流石プロ!と唸らずにはいられませんでした。

終了後飯森先生が、「いや、私はプロですから」と応じていたのには笑いましたが(^^)。

何年前かもう忘れましたが、佐川聖二先生が山形中央高校さんをモデルバンドに
行った講座でも、最初と最後で「これが同じバンド!?」と驚くぐらい
音と演奏が変わったのも思い出しました。


指揮者/指導者の役割は大きいですなあ・・・。


PS1
課題曲のスコア到着!音源は買いませんでした。当分は楽譜とにらめっこ。
ざっと見ただけでも『ワルツ』が別格の出来であることは良く分かります。
今時は、これだけ見た目シンプルなスコアリングの方がやりづらいだろうな(^^;)。

PS2
昨日届いたブツ



マーク・グールド(MET首席Tp):『ロマンティック・トランペット』
ざっと聴きましたが、やはり上手いですねえ。
ダークで豊かな音と、溢れんばかりの歌ごごろ。

さすが。
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