今フランス、パリでは「忍者靴」と称して、地下足袋が人気だそうだ。
ああ~やられちゃった。
僕の実家は久留米だ。久留米市は新しく浮羽地区が合併し果樹園などの観光資産が加わったり、九州新幹線の開通などで少し浮き足立っているが、久留米は地下足袋の発祥の地です。地下足袋はやがてズックとなり、さらにスニーカーへと発展していった。いわば久留米はスニーカーの聖地なのだ。
去年CBのセミナーの後、久留米大学経済学部の準教授方に久留米再生プロジェクト案を送った。送って1年経ったが何の連絡がない。
僕の久留米再生プロジェクト案の趣旨はオリジナルのスニーカーを作れる職人を育てる学校を久留米市内に作り、世界からオリジナルスニーカーのデザインと制作の受注を受ける店か会社をいくつか作り、1つの地区中に収める。ひとつの案としては井筒屋後のビルとそのブロックがいいのでは。そのブロックの中にスニーカーファッションの店や小物の店をいくつか作る。その隣にワークブーツやシューズのオリジナルを作る地区{ブロック}を設ける。ここで地下足袋も顧客がデザイナーと話し合ってデザインからオリジナル製品が作れるようにするのだ。例えばとび職の人が、安全でいつも働く場所にあった機能をもったその顧客のニーズに最も応える地下足袋を製品化するのだ。ガテン系から医療関係、あらゆる労働にそれぞれ向いたオリジナルの靴を作るのだ。そして同じブロックにワークファッションの店を作るのだ。そして同じブロックにホームセンターみたいに労働に使う道具や機械の販売店を設ける。しかも個人個人に合う道具を相談に応じて作れるようにする。そうすれば、ワーカーのニーズや対応策のノウハウが蓄積される。
さらに久留米医大に歩くこと靴の研究、労働することと靴の研究室を作って上記の施設と共同研究をするのだ。その研究結果をもとに最高の靴をつくるのだ。
そして、スニーカーの世界デザインコンテストや、スニーカーファッションのデザインコンテスト、ワークブーツのデザインの世界コンテストやガテン系や農業系、漁業系、サービス系など、職業の業種ごとにワークファッションの世界大会を開くのだ。
そして、久留米市を世界のスニーカーファッション、ワーカーファッションの発信地、聖地としていくというものだ。
そうすれば自分に最適な靴やファッションや道具を求めて世界中から人がやってくるだろう。
以上
他にも久留米再生プロジェクト案を伝えてあるが実行されなければ何にもならない。
誤解しないで欲しいが、僕は僕なりに久留米を愛していることを付記しておく。
かっこいいスニーカーや、地下足袋、長靴を作るまちに久留米がなることが久留米の再生の一つの方法だと思う。
地下足袋が忍者靴として、世界に広がる前に、久留米の製靴会社が目覚めるか、
久留米の若者で、「俺がやる!」という人が出てくることを祈る。
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